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札幌芝1800mで施行される牝馬限定の別定重賞。2013年は札幌競馬場の改修工事、2021年はオリンピック開催の影響を受け、函館競馬場で行われた。
3歳馬と古馬の初顔合わせも多い一戦で、前者は斤量有利で出走できるものの、過去10年【1-0-0-10】と苦戦している。昨年も斤量52キロで1番人気を背負ったウォーターナビレラが10着に沈んだ。
今年の3歳馬は嫌なデータを覆せるのか。ここからのデータは、札幌開催に限定した2014年~2020年及び、2022年の計8年分を使用する。
札幌芝1800mのスタートは、スタンド前直線の半ば。1コーナーまでは185mと短い。
テン1ハロンは速いラップが踏まれやすいが、すぐのコーナリングになるため、前半は比較的落ち着いたペースになる。クイーンSの前半3ハロン平均も35秒6と遅め。
それに加え直線は266mなので、コース全体の傾向としてはやはり前有利になる。
ただ、クイーンSで逃げた馬の成績は【1-0-0-7】と、好走は一頭のみ。ちなみにこの一頭は、2017年2人気1着のアエロリット。遡って10年、着内好走を決めた唯一の3歳馬でもある。
中団以降に構えた馬の好走率が高く、3着以内の24頭中、半数の12頭は初角8番手以降。上がり1位の複勝率66.7%に対し、6位以下からの好走は2例しかない。
ローカル小回りとはいえ、コーナーが緩く、終始平坦のコースでは、後半3ハロン33秒台を使う馬が散見されるなど、末脚の要求度がなかなか高い。
また、前半3ハロンが34秒台だった2年、2018年は初角10番手のディアドラが1着、2020年は初角7番手の勝ち馬レッドアネモスに続き、初角2桁位置の馬が2~4着を占めるなど、ペースと位置取りの連動性が高い。
今年の逃げ候補はグランスラムアスクに、ウインピクシス、ジネストラあたり。
その内、ジネストラは外目の枠に入り、前走の福島牝馬Sでは控える形でも水準以上の走りを見せ、今回継続騎乗となれば無理なハナ争いに加わることはなさそう。
グランスラムアスクとウインピクシスが逃げたレースのテン1ハロンをみると、速さには甲乙をつけがたい。
ただ、どちらも控えてどうにかなるタイプではないし、理想はハナ。この2頭の競り合いで、今年はそこそこ流れるのではないか。クイーンSの脚質傾向どおり、速い上がりを使える馬を狙いたい。
◎ミスニューヨーク。昨年は中山牝馬S3着から、中京記念4着、京成杯AH4着と牡馬混合のマイル重賞でも善戦し、暮れのターコイズSでは連覇を決めた。しぶとく伸びる末脚には非凡なものがある。
今年3戦は9着、8着、11着とパッとしない戦歴も、3走前は距離が長く、2走前は牡馬混合重賞で0秒5差、前走は道中、4角の位置取りがともに悪い。それぞれ情状酌量の余地あるレース内容。
マイル重賞で2勝を挙げているものの、やや追走に忙しい感じもあり、1ハロン伸びるはよさそう。今回はデムーロ騎手との再タッグも魅力で、函館ウッドコースでの追い切りもよく動いている。近走の着順で人気落ちしそうなここで狙いたい。
馬券は◎の単複。
(文・垣本大樹)
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