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6月11日の阪神11R・三宮ステークス(3歳以上オープン、ダート1800メートル、ハンデ、15頭立て)は、1番人気で川田将雅騎手とコンビを組んだハンデ56.5キロのキングズソード(牡4歳、栗東・寺島良厩舎)が中団の後ろから末脚を伸ばし、ゴール前の接戦を制してオープン初勝利を飾った。タイムは1分49秒9(重)。
ハナ差の2着は好位から抜け出して懸命に粘ったメイクアリープ(3番人気)。さらに1馬身1/4差の3着には中団から伸びたヒヨンドザファザー(4番人気)が入った。
外からワールドバローズが先手を主張し、メイショウフンジンがさらに外から併走する形。好位にメイクアリープとニホンピロスクーロが続き、人気のキングズソードは中団のやや後ろからレースを進めた。脚抜きのいい馬場も手伝ってよどみないペースで流れ、直線に向くとメイクアリープが抜け出しを図る。そこに外からキングズソードがじわじわと詰め寄り、完全なマッチレース。ゴール前は首の上げ下げで大接戦となったが、最後はわずかにキングズソードが先着し、オープン入り2戦目で勝利を挙げた。
三宮Sを制したキングズソードは、父シニスターミニスター、母キングスベリー、母の父キングヘイローという血統。通算成績は11戦5勝となった。
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