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12月22日の園田7Rで行われた第21回兵庫ゴールドドロフィー(3歳以上オープン、ハンデ、交流GIII、ダート1400メートル、11頭立て=リュウノシンゲンは出走取消、1着賞金=3000万円)は、岩田康誠騎手騎乗で単勝1.9倍の断然人気に支持されたテイエムサウスダン(牡4歳、栗東・飯田雄三厩舎)が好位追走から最後の直線で力強く抜け出して勝利。2歳時に初重賞制覇を果たした思い出の地で、4度目の交流重賞制覇を果たした。タイムは1分27秒0(稍重)。
1馬身差の2着にはトップハンデ59キロを背負いながらも直線半ばまで先頭を争ったラプタスが粘り込み、さらに1馬身1/4差の3着には果敢に先手を奪った地元のイグナイターが逃げ残った。
◆岩田康誠騎手(1着 テイエムサウスダン)「状態も良かったし、いいスタートを切れました。外に持ち出してからもきっちりと伸びてくれました。自分で調教をつけているので、勝ててうれしいです」
兵庫ゴールドトロフィーを勝ったテイエムサウスダンは、父サウスヴィグラス、母ムービングアウト、母の父Langfuhrという血統。北海道新ひだか町・グランド牧場の生産馬で、馬主は竹園正繼氏。通算成績は17戦8勝(うち地方6戦4勝)。重賞は19年兵庫ジュニアグランプリ(交流GII)、21年黒船賞(交流GIII)、オーバルスプリント(交流GIII)に次いで4勝目。管理する飯田雄三調教師は兵庫ゴールドトロフィー初勝利、騎乗した岩田康誠騎手は06、07年リミットレスビッド、08年スマートファルコン、13年ドリームバレンチノに次いで5勝目。
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