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【シャンティイ(フランス)6日】仏版ダービーのジョッキークラブ賞(GI、セン馬不可、芝・右2100メートル、創設1836年)がシャンティイ競馬場で19頭によって争われ、I・メンディザバル騎乗の1番人気セントマークスバシリカ(フランス産、愛=A・オブライエン、牡、父シユーニ)が仏版2000ギニーのプールデッセデプーランに次ぐ2冠を達成した。
好位のインから鋭く伸びるレース内容でタイム2分7秒30(重)。優勝賞金85万7100ユーロ(約1億1399万円)。2着シーリウェイとの差は1馬身3/4だった。通算7戦4勝でGIは3勝目。オブライエン調教師はジョッキークラブ賞初制覇で、メンディザバル騎手は2008年ヴィジョンデタ、昨年のミシュリフに次ぐ3勝目となった。
この勝利を受けて英ブックメーカー大手のウィリアムヒル社では、凱旋門賞(10月3日、仏パリロンシャン、GI、芝2400メートル)で5番人気タイ11倍のオッズをつけた。1番人気は4日の英オークスを圧勝したディープインパクト産駒スノーフォール(愛=A・オブライエン)で6倍。出走を表明している日本馬ではクロノジェネシス(栗・斉藤崇、牝5)が17倍、ディープボンド(栗・大久保、牡4)が26倍となっている。
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