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23日のオークスで注目を集めるのが、史上3頭目の無敗の牝馬2冠を狙う白毛馬ソダシ(栗東・須貝尚介厩舎、牝3歳)だ。令和のアイドルホースの一日を探るべく、担当の今浪隆利厩務員(62)を通じて取材。夜明け前から始まる同馬とのふれあいから、きれい好きで、いたずら好き、甘えんぼという素顔が見えてきた。あまりのかわいさに、取材した川端亮平記者も思わずキュン!?
ツイッターに写真や動画をアップすると、海外からもコメントが届くほど“バズる”アイドル。それがソダシだ。さらにファンのハートをくすぐるべく、担当の今浪厩務員を通じて同馬の日常をのぞかせてもらった。
一日は夜明け前の午前4時に始まる。他の馬が少ない時間帯に調教を行うため、まずは軽めに食事。「朝は食べやすいように甘さのある飼料を混ぜているんや」。桶に顔を突っ込み、今浪シェフ配合のカイバをほおばっている間に馬房内の掃除。すると、見逃せない情報が。幅3・3メートル、奥行4メートルの馬房内で“大”は左奥、“小”は右中と、トイレの場所を決めているという。
「掃除がしやすくて、ええわ。キレイ好きなんやろな」。もしかして血液型はA? 6時になると調教の準備を整え、厩舎周りを歩いてウオーミングアップ。少し気合が乗ってハミをかむので、他の馬より少し速め。
「音に敏感で、後ろから車やバイクが来るとグッと前に行こうとする。前から来るのは大丈夫やけどな」。ソダシを追い抜くときはご注意を。8時30分ごろ、坂路調教とクールダウンを終えて馬房に戻る。鞍などを外し、水をゴクゴク。馬房のウッドチップに寝そべってゴロゴロタイムだ。
「ゆっくりさせるために俺は近づかない。5分間くらいかな。トイレをしたら顔を出すから、それが(終わりの)合図やな」。プライベートの時間はきっちり。これぞ、あ・うんの呼吸ですね。
脚を冷やしながらシャワータイム。脚も毎日洗い、他の馬なら3カ月はもつシャンプーがソダシ用は1カ月ももたない。きれいな白毛を保つには経費もかかりますね。さっぱりしたあとは、仕上げにバスタオルでマッサージしながら拭き上げ。
「皮膚が薄くて毛も短いから、乾きが速いね。体調がいい証拠や。でも体を触られるのが嫌いやから、マッサージはちょっと嫌がるけどな」
9時30分に馬房に戻り、お待ちかねの朝食。しばらくすると、しゃがんで馬房を掃除している今浪厩務員の頭に何かが落ちてくる。ソダシから、カイバのシャワーだ! 「たまにやられるんや。構ってほしいんやろな」。いたずらの仕方がかわい過ぎるや~ん?
「“かわいい”って感情は俺にはないけどな。でも、馬房にいると顔をすり寄せてくるんや。そんなん、いつまでやってくれるんやろなあ。大人になったら、せんやろうしなあ」。今浪さん、それは孫娘に言うセリフですよ。ゴールドシップをはじめ数々の活躍馬を手掛けた62歳のベテランを骨抜きにしてしまうソダシ。やっぱり、ただものじゃない!! (川端亮平)
■今浪 隆利(いまなみ・たかとし)厩務員。1958(昭和33)年9月20日生まれの62歳、福岡県出身。名古屋競馬、北海道・優駿牧場での勤務を経て、JRA厩務員に。栗東・内藤繁春、中尾正厩舎でキャリアを積み、2009年に開業した須貝尚介厩舎へ移籍。これまでゴールドシップ、レッドリヴェールのGI馬2頭などを担当。
★桜花賞より状態良好…ソダシは滋賀県・栗東トレセンが全休日の17日は厩舎で静養。「桜花賞のときより、馬の状態は良くなっている。背中からトモ(後肢)にかけて張りが出たし、テンションも落ち着いている」と今浪厩務員は笑顔を見せた。
★馬名の意味…サンスクリット語(インドなどで用いられていた古代語)で「純粋、輝き」。
★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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