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3月28日の毎日杯を勝ったサトノインプレッサ(父ディープインパクト)は社台ファームの生産馬で、その母サプレザ(父サーム)は現役時代はフランスで調教され、英マイルGIのサンチャリオットSを2009年から3連覇。この間、日本のマイルチャンピオンシップにも3度出走して3、4、3着と好走した。
3年目は帯同馬もつけるなど陣営は特に力を入れていたが、いずれの年もオレンジかピンクの帽色での出走で、R・コレ調教師は外枠の不運を嘆いたものだった。
それでも、欧州の馬が日本のGIで好走することさえ難しくなっている近年、日本の競馬への高い適性を示した一頭といえるだろう。産駒はこれまで目立なかったが、サトノインプレッサが重賞初制覇。今後の産駒の活躍も楽しみにしたい。
また、社台ファームの吉田照哉代表は昨秋、サプレザの半妹スタイルプレッサ(父スティルヴァンドーム)も獲得に成功。同馬は姉と同じR・コレ厩舎に所属し、19年9月22日、最後のレースとなったイタリアのGIIIエレナ&セルジオクマーニ賞でC・デムーロ騎手とコンビを組み、重賞初制覇。姉を追う形で今春から日本で繁殖生活をスタートしている。 (在仏競馬記者)
★サトノインプレッサの競走成績はこちら
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