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2020(令和2)年の干支は「子(ねずみ)」で、東西で騎手14人、調教師15人が年男として開幕を迎える。7年連続で75勝以上を挙げるトップジョッキー、田辺裕信騎手(35)=美・フリー=は、年々活躍が目立つ外国人騎手に負けじと、レッドローゼスに騎乗する中山金杯から大暴れを誓う。6年目の鮫島克駿騎手(23)=栗・浅見=も、中山金杯のカデナで念願の重賞初制覇を目指す。
もう、若手ではない。関東を背負うべき存在として、2月12日に36歳になる“年男”田辺騎手が意気込みを語った。
「年々すごい外国人騎手が来るようになって、日本人騎手としての危機感は常に持っています。でもその半面、刺激にもなっていますね」
ルメール、M・デムーロの通年免許取得騎手以外にも、短期免許で来日する外国人騎手のレベルは高くなるばかり。そんななかで、昨年まで7年連続75勝以上。トップジョッキーの一人としての地位を確固たるものにしている田辺騎手も、前回の年男だった12年前は、わずか13勝だった。
「あの頃は13勝が10勝になっても誰も気にしなかったし、“守りの騎乗”をする必要はなかった。今は勝ちを期待して依頼されることも増えて、自分だけの話じゃなくなりますからね」と責任の重さを痛感している。昨年は2度の騎乗停止があっての87勝(関東3位、全国9位)。
「休んだ割に内容は良かった。特にアルクトスで栗田厩舎の初重賞(プロキオンS)を勝てたのはうれしかった。そのときに騎乗停止になったけど(笑)」と振り返り、「今年も多く勝つに越したことはないけど、騎乗停止とかけがで乗れないと気持ちが切れてしまう。レースにずっと乗り続けるのが最低条件です」と一年を通して高いレベルの騎乗を誓う。
開幕を告げる中山金杯には、コンビ3戦目になるレッドローゼスで参戦。「2走前の内容はもうひとつだったけど、前走の福島記念(5着)は悪くなかった。今回も似たような、最後に脚を使わせる方がいいと思う」と、2020年最初の重賞Vに意欲を見せる。
自然体でありながら、ときに思い切った騎乗が魅力の35歳。日本人のプライドを胸に、今年も一鞍入魂で臨む。 (柴田章利)
★中山金杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
田辺 裕信(たなべ・ひろのぶ) 1984(昭和59)年2月12日生まれ、福島県出身の35歳。2002年に美浦・小西一男厩舎からデビュー。近年はコンスタントに70~80勝台を挙げ、関東のトップグループで活躍中で、昨年は87勝でリーディング9位。JRA通算884勝(3日現在)。重賞は32勝でGIは14年のフェブラリーS(コパノリッキー)、16年の安田記念(ロゴタイプ)の2勝。163センチ、52キロ。
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