中央競馬ニュース

【アルゼンチン】ヒラボクディープB着で完全復活

 0   0   795
シェアする  x facebook LINEで送る

 手練手管のブリンカーマジックで甦ったヒラボクディープが、思い出の東京で突き抜ける。

 3歳の春にダービーTRの青葉賞を制し、日本ダービー(13着)に駒を進めた器。古馬になってからは、休養で長期の戦線離脱を強いられたこともあって伸び悩んだが、前走の札幌・丹頂Sでついに本領発揮。後続に3馬身半差をつける大楽勝で、いよいよ復活ののろしをあげた。

 「気持ちとか何とかより、札幌滞在で体調が上向いていたことが大きかった。あとはやっぱり“アレ”だよな」

 国枝調教師が復活のポイントにあげた“アレ”とは、すなわちブリンカーのことだ。

 集中力UPへと、今年4月の福島民報杯(8着)から装着していた秘密兵器。しかし夏の2戦、七夕賞&札幌日経OP(ともに6着)では、あえて外してレースに臨んでいた。

 慣れてしまうと、その効果が薄れるのがブリンカーの難点。それを補うべく、非装着レースを挟んでの“再ブリンカー着用”で、劇的なカンフル剤効果を引き出したのだから、トレーナーはまさにしてやったりの心境だろう。

 快勝で自信を取り戻したのか、今回も気配は抜群だ。美浦Wコースでコンスタントに乗り込まれ、1週前の28日には古馬1600万下に馬なりで1馬身先着。今週4日は余裕の併入でまとめて、「動きは非常に良かったよ。馬が良くなって、レースでもメリハリのついた走りができてきた。今だと距離も2500メートルがベストだし、ホント、今買わないでいつ買うのって感じ。“今でしょ”だよ」。

 やや懐かしいフレーズまで飛び出すトレーナーには、ライバル各馬の存在も眼中にないよう。“ブリンカー人馬”の押し出しの強さに、ここは丸乗りだ。

 “究極の3連単”はゴールドアクターを2、3着に据えた10点。

アルゼンチン共和国杯の出馬表はこちら

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る