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【山崎エリカのダートグレード攻略】~エーデルワイス賞2017~

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 2歳最初のダートグレードとなる、エーデルワイス賞。ホッカイドウ競馬ではリリーカC、フローラルCに続く2歳牝馬三冠競走の最終戦として行われています。このレースは2013年には3連単1,227,740円が飛び出すなど、過去を遡っても高配当決着の連続。本命サイドの決着があたりまえとされる交流重賞の中で、もっとも非常識に荒れるレースです。

 対戦図式は、当然、地方勢VS JRA勢。ダートグレードではダントツでJRA勢の活躍が目立っていますが、このレースでは立場が逆転。過去10年で地方馬は5勝、2着は過去10年とも地方馬が独占しているほど。また、3着も地方馬が7回も入線していることから、地方馬が断然有利なレースと言えるでしょう。これは地方勢のほうがデビュー時期が早いことや番組が充実しているのが理由。キャリア数戦で挑まなければならないJRA勢はとても不利です。しかし、それでもJRAブランドに夢を託す傾向が強く、そのことも高配当続出の歴史に拍車を掛けているようです。

 その中でも最有力は、牡馬のトップクラスも集うホッカイドウ競馬の重賞ブリーダーズゴールドジュニアCの上位馬。ちなみにこのブリーダーズゴールドジュニアCは、いつも侮られがちですが、実はメンバー質の高いレース。現在、ホッカイドウ競馬で最上位のオヤコダカや今年のジャパンダートダービー馬ヒガシウィルウィン、先日のサウジアラビアRCに出走していたダブルシャープを生み出したレースであり、ここで上位入線すると、将来でそれなりの活躍が期待できるレースとなっています。

 よって、このレースで3着以内だった馬が、牝馬限定のエーデルワイス賞では有力。ブリーダーズゴールドジュニアCで3着以内だった馬のこのレースでの活躍は、過去10年で【3・2・0・1】。1着の該当馬は、2007年のマサノミネルバ、2008年のアンペア、2009年のオノユウ、2着の該当馬は、2010年のマツリバヤシ、2013年のシーキングブレーヴ。唯一の3着以下は、2008年のリロですが、この馬は前走のフローラルCで1.4秒差の大敗を喫して、下降線の状態でした。前走で大敗していなければ、エーデルワイス賞では十分狙いが立つでしょう。

 また、2009年以降は、エーデルワイス賞がダ1200m戦で行われることもあり、ダ1600m戦のブリーダーズゴールドジュニアC上位馬はやたらと人気を落とす傾向があります。しかし、それでも前走フローラC勝ちの2009年のオノユウはもちろん、2010年にマチリバヤシ(4番人気)や2011年にシーキングザブレーヴ(7番人気)がこのレースで2着入線しています。

 フローラルCの2着馬でもあるシーキングザブレーヴが、なぜ、このレースで7番人気だったのかわかりませんが、この年はJRA勢と前走JRAの500万下に出走して中途半端な着順に終わった地方馬が上位人気に支持されてました。前走芝のすずらん賞で10着に凡退していたシーキングザブレーヴは、ずいぶん地味に映ったのでしょう。それでもダート戦で強豪と互角に戦えたことにウソ、偽りはなく、だからこそ大舞台のここでも通用するのです。

 さらに、ブリーダーズゴールドジュニアCに次いで有力なのは、ホッカイドウ競馬の重賞・栄冠賞の連対馬。過去10年の栄冠賞で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【4・1・0・4】。勝ち馬は2007年のマサノミネルバ、2008年のアンペア、2009年のオノユウ、2015年のタイニーダンサー。マサノミネルバ、アンペアは、オノユウは、前記したブリーダーズゴールドジュニアCで3着以内だった馬。もう1頭のタイニーダンサーは、前走のフローラルCで2着馬を2.5秒差も突き放して大楽勝していました。

 つまり、ダ1200mの栄冠賞で短距離適性を証明し、ダ1600mのブリーダーズゴールドジュニアCやフロ―ラルCで能力の高さを見せた馬にとって、エーデルワイス賞で勝ち負けするのは、意外とちょろいこと。栄冠賞の勝ち馬でブリーダーズゴールドジュニアCで3着以内か、フロ―ラルCで大楽勝だった馬は、この舞台でかなり信頼ができます。過去の傾向からは、鉄板級の勝率。JRAの強豪に一発やられる可能性はあっても、対道営馬ならば、簡単に負けないでしょう。

 逆にJRA勢でどのよな馬が勝利しているのかというと、2011年・シェアースマイル、2013年・フクノドリーム、2014年・ウィッシュハピネスのように、ダートの新馬、未勝利戦で1.0秒差以上の圧勝の実績がある馬。もしくは逆に、今回が初めてのダート戦となるタイプで、2010年の勝ち馬リアライズノユメや昨年のリエノテソーロが初ダートでこのレースを勝利しています。この時期はJRAのダート番組が充実していないため、本質がダート馬でも芝のレースを使うことが多いためでしょう。

 リアライズノユメはこのレースが初ダートでしたが、この時期のJRA勢としては最多と言える5戦のキャリアを積み、このレースを制しました。リエノテソーロは芝の新馬戦、すずらん賞を連勝した馬。芝のレースでキャリアが豊富であるか、無敗でオープン勝ちレベルの馬ならば、積極的に本命にするのもありでしょう。ちなみにリアライズノユメは1勝目を挙げるのに、5戦を要したためにこのレースではJRA勢ながら7番人気という超人気薄でした。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・栄冠賞の勝ち馬かつブリーダーズゴールドジュニアCで3着以内、フローラルCで大楽勝だった馬。(フローラルC大楽勝の基準は2015年のタイニーダンサーで2着馬と2.5秒差)
 ・ブリーダーズゴールドジュニアCで3着以内だった馬。(前走1.4秒差以上負けていた馬を除く)

 ●穴馬候補
 ・今回が初ダートとなるキャリア5戦以上のJRA勢。

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