セイウンハーデス(競走馬)

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セイウンハーデス
セイウンハーデス
セイウンハーデス
写真一覧
現役 牡5 黒鹿毛 2019年4月8日生
調教師橋口慎介(栗東)
馬主西山 茂行
生産者鮫川 啓一
生産地浦河町
戦績11戦[4-2-0-5]
総賞金12,608万円
収得賞金5,500万円
英字表記Seiun Hades
血統 シルバーステート
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
シルヴァースカヤ
ハイノリッジ
血統 ][ 産駒 ]
マンハッタンカフェ
ゴールドグレース
兄弟 ペイシャノリッジセイウンノウヒメ
市場価格
前走 2023/07/09 七夕賞 G3
次走予定

セイウンハーデスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/07/09 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 168155.221** 牡4 57.0 幸英明橋口慎介B 476
(-2)
1.59.8 -0.234.9ククナ
23/05/07 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 16364.822** 牡4 56.0 津村明秀橋口慎介B 478
(-2)
2.03.9 0.136.6カラテ
23/04/09 阪神 10 競馬法100 3勝クラス 芝2000 166124.421** 牡4 57.0 幸英明橋口慎介B 480
(+14)
1.58.9 -0.234.5⑤⑤ハートオブアシティ
22/10/23 阪神 11 菊花賞 G1 芝3000 1851061.11217** 牡3 57.0 幸英明橋口慎介B 466
(-8)
3.07.6 5.242.2アスクビクターモア
22/09/19 中山 11 セントライト G2 芝2200 134527.674** 牡3 56.0 幸英明橋口慎介 474
(+2)
2.12.7 0.936.0ガイアフォース
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 1812150.01611** 牡3 57.0 幸英明橋口慎介 472
(+4)
2.23.9 2.036.4⑥⑦④⑤ドウデュース
22/05/07 東京 11 プリンシパル (L) 芝2000 164810.161** 牡3 56.0 幸英明橋口慎介 468
(-8)
1.59.0 -0.134.5④⑤キングズパレス
22/03/26 阪神 11 毎日杯 G3 芝1800 103337.174** 牡3 56.0 幸英明橋口慎介 476
(+4)
1.47.9 0.435.6④⑤ピースオブエイト
22/02/13 阪神 8 こぶし賞 1勝クラス 芝1600 6338.342** 牡3 56.0 幸英明橋口慎介 472
(0)
1.36.9 0.033.6スタニングローズ
21/12/05 中京 9 こうやまき賞 1勝クラス 芝1600 98810.955** 牡2 55.0 幸英明橋口慎介 472
(+10)
1.35.6 0.335.2④④ソリタリオ
21/10/31 阪神 4 2歳新馬 芝1400 166112.611** 牡2 55.0 幸英明橋口慎介 462
(--)
1.22.9 -0.235.5ベルシャンテ

セイウンハーデスの関連ニュース

5月22日(水)の美浦トレセンでは、2歳馬14頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

イエヤス(母ボヘミアンシュバル、牡、杉浦宏)

カービスベイ(母コージーベイ、牡、武藤善)

ビップジェシー(母ファイトソング、牝、田島俊)

ブルータス(母エンパイアブルー、牡、高柳瑞)

モンツァフレイバー(母メープルフレイバー、牡、久保田貴)

アスタラビクトリアの2022(牡、萱野浩)

アーバンレジェンドの2022(牝、斎藤誠

ヴェルザンディの2022(牝、林徹

エテの2022(牡、牧光)

エバープリンセスの2022(牝、武藤善)

ステイホットの2022(牝、林徹

ハイノリッジの2022(牡、田島俊)=半兄セイウンハーデスは2023年七夕賞・GⅢの勝ち馬

ハヴアグッドデイの2022(牝、斎藤誠

ベッラレイアの2022(牡、高柳瑞)=母は2007年サンスポ賞フローラS・GⅡの勝ち馬

【新潟大賞典2024】逃げ馬の作る展開から推理 逃げ馬セルバーグに注目!長い直線を味方につけるのは? 2024年5月4日() 17:00

新潟大賞典は新潟芝2000mで施行されるハンデ戦のG3。

昨年は不良馬場のなか、59.0キロを背負ったカラテが競り勝った。今年も出走するカラテは59.5キロ、そのほかG2に勝ち鞍をもち、前走金鯱賞3着のヨーホーレイクが59.0キロを負担する。

59という数字に慣れた方もいれば拒否感のある方もおり、受け取り方がオッズに多少なりと組み込まれるのだからハンデ戦は面白い。前走3勝クラスからの好走が多いレースでもある。過去10年分のデータを使用し、勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は【0-2-0-8】。馬券内へ好走した馬の内訳は、2020年7番人気2着アトミックフォース、2023年2番人気1着セイウンハーデス

今年は良馬場になりそうなので、不良馬場の昨年はあてにしづらい。アトミックフォースの2020年は、1000m通過59秒7で新潟外回りにしては緩みなく流れた。54キロは活きたが、対象期間中の脚質別成績を見ると、前々から残す馬も多い。

▼脚質別成績
逃げ 0.0%  20.0% 20.0%
先行 6.1%  12.1% 18.2%
中団 10.0% 17.1% 22.9%
後方 2.3%  4.5%  13.6%

新潟らしく、上がり最速馬の複勝率66.7%と及第点の数字だが、キレ不足を補える流れのなか、先行してしぶとさを活かす馬も散見される。

2019年は緩やかなペースでも、中団以降に構え、32秒台後半から33秒台前半の上がりを使った馬の差し決着。凝集型の馬群で、位置取りより瞬発力が優位に働いた。

2022年は緩みない流れのなか、勝ち馬はレッドガランは外枠から前々で運び、4角5番手から凌ぎ切っている。3着以内馬の上がりは34秒台だった。

今年はマイルを主戦場にし、今回は1ハロン延長の逃げ馬セルバーグがいるため、例に挙げた2019年か2022年かだと、後者に近い流れになる率が高そう。

レッドガランやアトミックフォースのように、抜群に切れる脚はなくても、前で受けてしぶといタイプにも注意したい。

スタートは2コーナーの延長点にあり、3コーナーまで948mとかなり長い。3、4コーナーは短く、かつ下りとなる。最後の直線は659mと再び長く、大半が長い二本の直線で構成され、基本的にはホームストレッチを速く走れる馬に向くコース。

逃げ馬に注目すると、前述したセルバーグがいる。重賞で馬券に絡んだ二度のレース、中京記念1着・小倉大賞典3着は、ともにハナに立ち緩みないラップを刻んでいる。

特に前走の小倉大賞典は、外差し馬場を1000m通過57秒2で逃げており、自分の型に持ち込めると強い。直線の止まり方を見ると、もう1ハロンの延長はどうかも、タイプ的にスローで逃げる率は低そう。緩みない流れを想定したい。

ヨーホーレイク。前走役2年2ヵ月ぶりの金鯱賞は、1000m通過58秒4の緩みない流れ。これを道中インの2、3番手につけながら、直線よく粘っていた。斤量2キロ増も、叩かれた上積みと、相手関係を考えると期待できそう。馬券は◎の単勝。ノッキングポイントブレイヴロッカーへの馬連・ワイド。

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【霧プロのキーホース診断】AJCC2024 狙うは世代と自身の復権! ショウナンバシットは歴戦の古馬にどこまで通用するか 2024年1月17日(水) 15:00


ウマニティプロ予想家・が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



ショウナンバシット
昨年、多くのスターホースが引退し、今年の競馬の盛り上がりという重責を担う4歳勢。牝馬路線ではリバティアイランドがドバイ参戦を発表するなど、ある程度の盛り上がりが保たれているが、牡馬路線はなんだか元気がないように感じる。年末の有馬記念では世代トップのタスティエーラソールオリエンスが古馬の壁にぶち当たり、先週の日経新春杯でも菊花賞上位の馬たちが古馬に抑え込まれたのだ。人間ならば「あああ、またかよおぉ」と悲観的になりそうなところだ。
こうした結果が続くと世代格差論が巻き起こってきそうだが、筆者としては現4歳牡馬のレベルはそう低いものではないと感じている。有馬記念は例年稀に見るレベルのスターホースが集結していたし、日経新春杯は馬場も展開も勝ち馬向きだった。こうした上位馬のすぐ後ろにまでこの世代の馬たちは来ているわけで、どこかで猛威を奮ってきても不思議ないと思えるのだ。
そのきっかけになり得る馬の1頭が、今回4歳牡馬として唯一AJCCに出走するショウナンバシット。クラシック三冠を皆勤し、ジャパンカップで異次元の馬たちの走りを肌で感じたこの馬が今回どこまでやれるのか、いつも通りに各養素から掘り下げていきたい。

まず指数面だが、5着に好走した皐月賞以降、明確に数字を落としているのはダービーのみ。それ以降は着順こそ大きなものが刻まれているが、指数的に見ればほぼ一定で、本馬自身はしっかりと自分のレベル分だけは走っていることが分かる。ダービーは大きく馬体を減らしていた上、道中の行きっぷりからしておかしかっただけに、この時は体調が整っていなかったと見るべきだろう。
今回の出走馬と比較すると、指数上はボッケリーニマイネルウィルトスチャックネイトといった人気が予想される古馬とほぼ互角。しかし本馬は神戸新聞杯は直線内で詰まり気味になり、菊花賞ジャパンカップでは外枠が災いして外を回る形。相応のロスがあった。この点を踏まえると、互角”以上”という評価を与えても良いように映る。馬柱に並ぶ近走の着順があまりにも大きい分、過小評価される可能性もありそうで、馬券的な妙味も大きい。

血統にも妙味があり、本馬の父シルバーステートは先日の中山金杯を制したリカンカブールの父でもある。その他にもエエヤンセイウンハーデスなど、小回り向きの機動力を有する産駒が多く、本馬自身も小回りに該当する阪神内回りのすみれSと若葉Sでクラシック出走に弾みを付けた。近走は長めの距離を走っているが、道中の挙動は前向きさを感じるものだっただけに、少しとはいえ距離が短くなるのはプラスに出そうだ。
加えて母系はアメリカのダート色が相当濃く、かなりのパワーを感じさせる構成。極悪馬場だった皐月賞において、唯一荒れた内から伸びて掲示板を確保した走りはフロックではない。最終週の中山で、さらに土日共に雨予報が出ているとなれば、このパワーと馬場適性は大きな武器となるだろう。

調教面ではこれまで通りのメニューでしっかりと乗り込まれており、さすがに大目標前ほどびしっと追われてはいないものの、それでも終いの伸びは上々。今年初戦としては十分な仕上がり具合で臨めるように思う。指数の刻み方が示すように、体調さえ整っていればパフォーマンスのブレは少ないタイプなだけに、近走と同等レベルの走りをしてくる可能性は高いだろう。そこに距離や舞台、馬場といった適性が加われば、一気に着順が上がる結果もイメージできる。

こうして綴っていくと、(あくまで筆者の予想法では)主役級の評価が必要な存在であるように感じるが、近走も安定しているボッケリーニや、同期の牝馬モリアーナの存在もあり、いまいち本馬はクローズアップされていない。この世代としても自身としても”まだ終わっていない”と意地を見せてほしいところだが、結果はいかに。クラシックで覇を競った同期たちが、祈るような気持ちでレースを見ているはず(?)だ。


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!

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※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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1日栗東でオークス馬エリンコートの娘など27頭の2歳馬がゲート合格 2023年12月1日(金) 14:55

12月1日(金)の栗東トレセンでは、2歳馬27頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

アクイローネ(母ビエンナーレ、牡、北出成)

アムールベル(母ロサモスカータ、牝、荒川義)

インティメート(母アドマイヤオンリー、牝、西村真)

エリツィーノ(母エリンコート、牝、四位洋)=母は2011年のオークス

エレンバローズ(母ナイアガラロール、牝、松下武)

クラージュミノル(母ダイヤモンドギフト、牡、北出成)

クールシェリー(母フラワーアート、牝、松下武)

ゲーベル(母ハイノリッジ、牡、渡辺薫)=半兄セイウンハーデス七夕賞・GⅢ勝ち~現役

ダイヤモンドキララ(母バードオブワンダー、牡、村山明

タガノヘラクレス(母ダガノグラッツェ、牡、千田輝)

ダブルジャッジ(母プリンセスオブシルマー、牡、笹田和)=母はケンタッキーオークスなど米GⅠを4勝

タミゼ(母フレンチトースト、牝、平田修

ナムラベティ(母ナムラネネ、牝、羽月友)

ナムラミック(母ナムラマミー、牡、村山明

ノウリッジズパワー(母ラバニーユ、牡、長谷川浩)

ハクサンクリスタル(母ヒシアメジスト、牝、飯田雄)

ファストフライト(母ジャストザマリン、牝、宮本博

プレイフルデイズ(母コルデトゥリーニ、牡、小林真)

ボールドチャー(母サマーフェアリー、牡、羽月友)

マイネルズコット(母マイネショコラーデ、牡、吉田直)=半兄マイネルグリットは小倉2歳S・GⅢ勝ち

マーシーラン(母ラックアサイン、牝、渡辺薫)

メイショウアユカゼ(母メイショウヒメユリ、牝、荒川義)

モイラ(母オルノス、牝、鈴木孝)

モリエヌス(母アルケミスト、牝、荒川義)

ワクワクドリーム(母ライブザドリーム、牝、宮本博

ホーリーフルーツの2021(牡、千田輝)

ラドルチェの2021(牝、四位洋)

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【小倉記念 プレビュートーク】連覇仕上げのマリアエレーナか こちらも小倉巧者カテドラルか 2023年8月8日(火) 09:29

南 小倉はサマー2000シリーズ第3戦。

村瀬 七夕賞Vのセイウンハーデスは残念ながら屈腱炎で長期休養へ。函館記念ローシャムパークが制しました。まだシリーズの行方はまったく分かりません。

南 ここも適性重視。昨年の覇者◎マリアエレーナが連覇を狙ってきっちり仕上げてきたで。

村瀬 その昨年は5馬身差のワンサイドV。素晴らしいコーナリングからぶっちぎりました。

南 その後も秋の天皇賞で7着、大阪杯で5着と健闘。まだ5歳やし、もう1つ、2つタイトルを狙える存在やで。「前走は最後に他馬と同じ脚いろになった。やはり坂だと思う。その点、坂がない小倉だとラストで伸びる」と高島助手。「鳴尾記念を使ってここというのは予定どおり」ともゆうとった。

村瀬 あとはハンデかな。今回は(牝)の愛知杯3着と同じ56・5キロです。

南 ギリギリやろか。ま、調子はええし、1週前に乗った松山Jは「体感以上に時計が出ていた。順調にきていると思う」ゆうとったしな。

村瀬 ボクも◎候補ですけど、カテドラルも気になるんですよね。小倉ではすべてGⅢで【0・3・0・1】。唯一の馬券圏外も去年のこのレースでの4着です。

南 思い出したように走るな。

村瀬 ええ。直近の当地3走は団野Jとのコンビだし、また走りそうな気がするんですよね。

南 1週前はCWコースで6ハロン76秒9の超抜時計。「夏は具合がいい。それだけ状態がいいということだし、元気がある」と池添師も手応えありゆう感じやった。ただもう7歳やし、ハンデ58・5もどうなんやろ。

村瀬 まくる脚が小倉に合うエヒト、栗東入りして小倉に向かうククナも本気モードかな。

南 鳴尾記念でマリアに先着したワンダフルタウンも。◎マリアの相手は慎重に選ばんとな。(夕刊フジ)

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セイウンハーデスが右前脚の屈腱炎を発症 長期離脱へ 2023年8月1日(火) 14:13

七夕賞を快勝し、新潟記念に向けて調整を進めていたセイウンハーデス(栗・橋口、牡4)が、右前脚の屈腱炎を発症したことが1日、分かった。

橋口調教師は「サマー2000シリーズチャンピオンに向けて調整していたのですが…。残念ですが、仕方ありません。(復帰までに)1年ほどはかかると思います」と肩を落とした。

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セイウンハーデスの関連コラム

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夏の名物ハンデ重賞・七夕賞セイウンハーデスが好位から抜け出し完勝。メンバーを見渡した時に逃げ馬が多く、また週末は当初雨の予報も出ていたのでタフな競馬を予想したが、予報ほどの雨は降らず、またペースも上がらなかった結果、スローの立ち回り戦になった。

地力で抜け出したセイウンハーデス以下、2~3着は道中内を立ち回った馬。2着は4番枠のククナ、3着は2番枠のホウオウエミーズ。典型的な先行&内枠競馬で、3連複は7万、3連単は27万という大波乱になった。想定外の展開ではあったが、波乱の結末は想定内。やはり夏のハンデ重賞は荒れる。今週末も同じハンデ2000m重賞の函館記念が行われるので、こちらもまた波乱の結末が楽しみだ。

~これから始まる2歳重賞の超シンプルながら大事なポイント

さて、今週末からいよいよ2歳世代の重賞戦線がスタートする。最初の重賞となるのは函館2歳ステークスだ。

2歳重賞というとキャリアの浅い馬ばかりで、よくわからないと思われて敬遠されがちだ。だが、それはもったいない。実は過去も今も受け継がれる波乱のパターン、あるいは危険な人気馬パターンのようなものが変わらずあって、そのことを押さえておくだけでも十分高配当にありつける。

例えば、「無敗の評判馬」は常に過剰人気になりがちだ。2歳戦線においては無敗馬がたくさんいるのだが、これが案外アテにならない。当然新馬勝ちした馬は未勝利勝ちした馬よりも強く見えるが、重賞となると必ずしもそうとは言い切れない。

函館2歳Sでは過去5年、1番人気馬が一度も馬券に絡めていないが、それらの馬たちはすべて1戦1勝馬。つまり新馬を派手に勝って人気を集めた馬たちだ。昨年の1番人気はスプレモフレイバーだったが、結果は8着。一昨年の1番人気はポメランチェだったが、結果は7着。スプレモフレイバーは先日ようやく1勝クラスを卒業、ポメランチェは現在も1勝クラスで苦戦している。そんな馬でも新馬の勝ちっぷり次第で人気してしまう、それが2歳重賞の怖さだ。

では、危険馬を事前に見抜く方法はないのだろうか? ひとつのヒントは脚質だ。過去5年、人気を裏切った5頭のうち3頭は新馬戦を逃げ切り勝ち。新馬は基本的にスローになることが多く、逃げ馬が圧倒的に有利。しかし重賞となると大抵は開催の後半に行われるため、逃げ一手では通用しないことが多い。この差が、人気と結果に歪みをもたらす。

「無敗」や「前走逃げ切り」は基本的に危険馬のサインとして問題ない。また、セールで高額取引された評判馬やPOG人気馬なども危ない。少なくとも本来の実力以上に人気しているケースが多く、ほとんどの場合妙味はない。レースになってしまえばその馬の値段も評判も関係ないから当然といえば当然である。

とてもシンプルではあるが、以上のことを押さえておくだけでも、比較的危険な馬を見抜くことができるのが2歳戦の魅力だ。ちなみに函館2歳Sの過去5年の勝ち馬のうち、2頭は未勝利勝ちの馬。さらにいえば前走未勝利勝ちで当日5番人気以内に支持された馬は(2-0-1-2)と好成績。特に早期の2歳重賞戦線においては、無敗馬や逃げ切って来たを嫌い、差す競馬をしてきた馬や未勝利勝ち上がりの実力馬を狙う、それだけでも十分戦略として成り立つといえる。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】ウインアクトゥール 7/9(日)福島5R 3番人気3着

スタートセンスが良くさすがゴールドアクター産駒…という立ち回りを見せたが、4コーナーでバテて下がってきた逃げ馬をパスできず、直線は追い出しが遅れた。それでも切り替えてからはキッチリ伸びており、レースセンス&追っての良さをともに示した好内容の3着。派手さはないが立ち回りも上手く不発の少ないタイプだろう。次走も芝中距離なら順当に勝ち負けになる。

~今週末の注目馬~

今週は展望でも取り上げた函館2歳ステークスから。

ベルパッション松田大作騎手)

注目はベルパッション松田大作騎手。

デビュー戦はスタートでやや立ち遅れたが、そこからすぐに盛り返すと、4コーナーでは前が壁になりながらも難なく捌いて伸びて来た。逃げ切りではなく差す競馬をできたことは今回に向けては大きく、馬群を一瞬で捌いてきた運動神経の良さも光っていた。多頭数の混戦にも強そうなタイプで、引き続き注目。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2022年10月21日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】21年前の祖母の無念を晴らす勝利/菊花賞展望
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秋華賞オークス2着馬スタニングローズが、坂井瑠星騎手の手綱に導かれて抜け出し。見事人馬ともにG1初制覇を果たした。スタニングローズは母がローザブランカ、その母がローズバドローズバドは21年前、スタニングローズと同じくオークスを2着した馬だったが、その後の秋華賞も2着。当時高校3年だった私も、本命にしていたのでよく覚えている。スタートで出遅れ後方からの競馬を強いられ絶望的かと思われたが、4コーナーで内を突いて伸びて来た。勝利したのは、当時としては珍しいオークスからの直行だったテイエムオーシャンだった。

21年の歳月を経て挑んだ孫・スタニングローズは、スタートを決めて好位で流れに乗り堂々の抜け出し。今や珍しくなくなったどころか、主流ローテともいえるオークスからの直行だったナミュールを封じて見せた。そして終わってみれば21年前と同じオークス1~3着馬が秋華賞でも上位3着までを独占。古くから知られるように、オークスの上位勢がそのまま秋華賞でも上位を占めるケースは、水準以上のレベルにあるとされる。ちなみにオークス4着ピンハイは、直前の西宮Sで古馬3勝クラスを制覇。こちらに出走が叶っていれば…と思われるような完勝だった。

もっとも、秋華賞馬はエリザベス女王杯になると意外な苦戦を強いられることも多い。近年もアカイトリノムスメクロノジェネシスは、久々の秋華賞を快勝しながら、次走のエリザベス女王杯では人気を裏切っている。昨年エリザベス女王杯で好走した3歳牝馬は、秋華賞では6着に留まっていたステラリアだった。今年も古馬混合戦となる次走は着順の入れ替わりがあるかもしれない。

それでは今回も、先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】モチベーション(土曜東京10レース・白秋S/5着)

札幌、中山で連勝して来た本馬にとって今回はこれまでとまるで異なる舞台。それでも相変わらずの立ち回りの上手さで直線もよく粘った。キャリアを重ねるごとに力をつけて来ており、レースぶりは父ガルボのようにしぶとく安定感がある。東京向きではないが、通常の立ち回りが生きるコースならすぐに巻き返せそうだし、東京でもマイルならもう少し楽にペースを刻めそうだ。次走は狙いたい。

菊花賞展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は3歳3冠最終戦、菊花賞が行われる。今年はセントライト記念組に注目。勝ったガイアフォースは当然有力だが、穴馬なら…コチラ。

セイウンハーデス幸英明騎手)

注目したい穴馬はセイウンハーデスセントライト記念は好位から抜け出しを図ったものの、最後は伸びずバテず。それでもメンバーが揃った中での4着ならまずまずといえるだろう。やや集中力の面に課題があるようで、今回はブリンカーを着用して臨む模様。レースぶりを見てもスタミナは豊富で、母系はマンハッタンカフェ凱旋門賞馬エリシオの配合。長丁場の持久力戦になれば浮上の余地ありとみている。内寄りの枠を引いて上手く立ち回れればチャンスもありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月20日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月23日(日)阪神11R 第83回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念出走馬>(中4週)

ガイアフォース(1着、498kg(+8kg))<B>(優先出走馬)
前走時の追い切りでは終いの伸びがしっかりしていたが、この中間1週前追い切りでは伸び脚が物足りなかった。

アスクビクターモア(2着、476kg(+4kg))<A>(優先出走馬)
前走時は、1週前は力みの感じられる走りだったが最終追い切りではしっかりと仕上がっていた様子だった。この中間も、2週前、1週前と長めから好時計が出ていて、左回りでの追い切りだったが動きは良かった。

セイウンハーデス(4着、474kg(+2kg))<A>
休み明けの前走時は、乗り込み豊富で3週連続併せて先着も、動き自体には重さが感じられるものだった。それでもパドックでは、好仕上がりに映った。この中間も坂路、CWで好時計をマークしており、1週前追い切りの動きを見るに重め感が解消されて、更なる上積みが窺える。

ボーンディスウェイ(6着、488kg(±0kg))<D>(抽選対象馬)
この中間、坂路での時計が平凡で、南Wでの1週前追い切りは時計こそ速いが力みがあり、折り合い面での不安が残る。




<前走:神戸新聞杯出走馬>(中3週)

ジャスティンパレス(1着、452kg(+4kg))<A>(優先出走馬)
前走時の最終追い切りでは抑えきれない手応えを示し、キッチリ仕上がっていた。この中間は、坂路での調整で抜群の伸び脚を披露していて好状態をキープできている印象。

ヤマニンゼスト(2着、494kg(-12kg))<C>(優先出走馬)
前走時は3週連続CWで好時計が出ていて、馬体も大きく絞れて仕上がりは良かった。この中間、1週前追い切りは軽めの調整で、力強さが感じられず物足りない動きだった。

ボルドグフーシュ(3着、496kg(+6kg))<C>(優先出走馬)
この中間、CW併せ馬で行われた1週前追い切りでは好時計をマークするも、併走相手に手応えで見劣り、伸び脚も物足りず。

ヴェローナシチー(5着、498kg(±0kg))<A>
休み明けの前走時の1週前追い切りでは勢いよく直線に向くも終い伸びきれなかったが、この中間の1週前追い切りでは終いの伸びが良化。一度叩かれての上積みが期待できそう。

プラダリア(8着、456kg(-2kg))<C>
春は坂路での時計がかなり良かったが、休み明けの前走、そしてこの中間とCWでの時計は悪くないが、肝心の坂路での時計に不満が残る。叩き2戦目での上積みは窺えそうだが、青葉賞時のような迫力がまだ戻ってこない。前走時のパドックでは、かなり余裕の感じられる馬体だった。

ビーアストニッシド(9着、456kg(-6kg))<D>
休み明けの前走時は仕上り良く、パドックでも落ち着いていた。この中間の坂路調整でも走りに硬さがあり、フラフラする面も。仕上がりが良い割に、動きが物足りない。

アスクワイルドモア(10着、464kg(±0kg))<D>
休み明けの前走時は、乗り込み量が少なく追い切りの動きも重く、パドックでも馬体に余裕があった。この中間は、坂路での調整に変えてきているが、大敗したダービー時も坂路のみの調整。上積みはあまり期待できない。




<前走:その他のレース>

フェーングロッテン新潟記念:3着、472kg(+6kg)中6週)<B>
トレセンでの追い切り本数は毎回少ない馬。ここ3戦同様、1週前追い切りではCWを長めから追われて好時計をマークしている。もうひと伸びほしい動きだが、仕上りは良さそう。

ポッドボレット(関ケ原S:6着、510kg(+18kg)中2週)<B>
休み明けの前走時は、馬体こそ大きく増えていたものの太め感はそれほどなかった。この中間、1週前追い切りは坂路で馬なりの調整となっているが、力強い走りで上積みに期待が見込める。右回りのほうが成績が良い点もプラスになりそう。

セレシオン(阿賀野川特別:1着、474kg(+8kg)中8週)<A>
8月の前走からゆったりとしたローテーションで、この中間も乗り込み豊富。2週前、1週前にはCWで併せて先着の内容を披露した。動きを見ても、春よりも走り方がしっかりしていて伸び脚も抜群に良い。

ディナースタ(札幌日刊スポーツ杯:1着、458kg(-8kg)中8週)<B>
追い切りでは目立つ時計が出る馬ではないが、2連勝中で勢いがあり、併せて先着を果たした1週前追い切りでも引き続きの好状態を窺わせている。

タイムオブフライト(札幌日刊スポーツ杯:4着、438kg(+4kg)中8週)<E>
デビューが遅く小柄な馬で、前走時のパドックでも緩い馬体でまだ馬が幼い。この中間も、本数は乗られているが内容は物足りない。

ドゥラドーレス(藻岩山特別:1着、494kg(-4kg)中9週)<B>(抽選対象馬)
前走から間隔が空いているが、この中間の乗り込み量が少ない。それでも、1週前追い切りでは素軽い動きで伸び脚もしっかりしていて、出来自体は良さそう。

インプレス(木曽川特別:5着、524kg(+8kg)中4週)<D>(抽選対象馬)
休み明けの前走時にかなり乗り込んでいたが、馬体増での出走。この中間、1週前追い切りではまだ動きが重く終い伸びきれていない。

シェルビーズアイ(阿寒湖特別:4着、468kg(±0kg)3ヶ月)<C>(抽選対象馬)
速い時計を出す厩舎のこの馬。今回は3ヶ月ぶりの休み明けとなるが、乗り込み量が少なめ。伸び脚も物足りなく見えた。

シホノスペランツァ(1勝クラス:1着、478kg(+6kg)中6週)<B>(抽選対象馬)
休み明けの前走を勝ってのこの中間、1週前追い切りではCWの大外を走って好時計マークと、引き続き出来良好との印象。

ジェンヌ(釧路湿原特別:4着、420kg(±0kg)中6週)<D>(抽選対象馬)
小柄な馬で、6月から使い詰めできてこの中間は時計も平凡。

マイネルトルファン(富良野特別:1着、492kg(+2kg)中8週)<B>(抽選対象馬)
夏に2戦使われてきたが、前走時のパドックでもまだ緩さが残る馬体だった。この中間もかなりしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りでは併せて先着と前走からさらなる上積みに期待できそう。

レッドバリエンテ(金山特別:1着、470kg(-4kg)中4週)<D>(抽選対象馬)
休み明けを勝って迎えるが、マイナス体重で絞れたというよりもトモの筋肉が寂しく映った前回のパドック。この中間も格上馬と併せたとはいえ併走遅れで、出来に関しては不満が残る。                                      


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジャスティンパレスセレシオンヴェローナシチーセイウンハーデスアスクビクターモアの5頭をあげておきます。


◇今回は、菊花賞編でした。
今年も阪神で行われる菊花賞ですが、阪神で行われる3000m以上のレース自体が少なく過去10年を見ても阪神大賞典⑩、天皇賞(春)②、菊花賞①、松籟S②、古都S①の合計16レースのみ。その16レースで連対した32頭の調教内容を調べてみると、最終追い切りをWコースで行っていた馬が19頭。さらに1週前追い切りでは23頭がWコースで追い切られていて、坂路調教馬よりもWコースで追い切っている馬のほうが連に絡む確率がかなり高い傾向にあります。その他のレースを予想していても、近年は坂路で追い切る馬よりもWコースで追い切る馬が多くなっているように感じますし、中長距離戦では特に多くなっているように思います。調教内容も厩舎によって個性がありますが、Wコース中心に調整している馬たちが今年も馬券に絡む可能性は高いのではないかと思っています。
もっとも、昨年の勝ち馬タイトルホルダーは、関西への輸送が初めてだったこともあってか1週前に南Wで速い時計を出し、最終追い切りは坂路での調整。条件戦の松籟Sと、古都Sの計3戦に関しても、連対6頭すべてを坂路で最終追い切りを行った馬が占めるなど、真逆の結果もみられていることからも、馬の能力、条件戦と重賞での違いなど例外があることも頭に入れておいたほうがいいかもしれません。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年9月15日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 朝日杯セントライト記念2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月19日(月)中山11R 第76回朝日杯セントライト記念(3歳G2・芝2200m)


【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)

<前走:日本ダービー出走馬>(3ヶ月半)

アスクビクターモア(3着、472kg(-2kg))<C>
ダービー3着以来の休み明け。右回りの方が向いている馬だと思うが、1週前追い切りの動きを見ると全体的に重たい。弥生賞時は、抑えきれないくらいの気合乗りで抜群の手応えを示しており、当時と比べると本番前の叩き台といった緩い仕上り。

オニャンコポン(8着、468kg(±0kg))<C>
ダービー8着以来の休み明け。この中間は、南Wでの時計は追われるごと詰めてきているが坂路での時計が物足りない。京成杯時の仕上がりまではいかず、どちらかというとホープフルS時に近い感じ。

セイウンハーデス(11着、472kg(+4kg))<B>
ダービー11着以来の休み明け。乗り込み量はそれほど多くはないが、2週前、1週前と強めに追われて好時計。まだ多少重さは残しつつも、最終追い切りも強めに追われれば好仕上りでレースを迎えることが出来そう。




<前走:ラジオNIKKEI賞出走馬>(中10週)

ショウナンマグマ(2着、506kg(+8kg))<A>
この中間も前走時同様に南Wで好タイムをマーク。1週前の映像からも、ビッシリ追われて迫力のある動きに好印象。

ボーンディスウェイ(6着、488kg(-2kg))<C>
休み明けのこの中間は、これまでの調教内容とは異なり乗り込み量は多いが控えめという内容。ジョッキー騎乗でも追われておらず、強めの追い切りもなく、春と比べると全体的に物足りない。

ベジャール(12着、564kg(±0kg))<D>
かなり大きな馬だが強めの追い切り、速い時計いずれも見られず、1週前追い切りの動きを見ても反応が鈍い。




<前走:その他のレース>

ラーグルフ(月岡温泉特別:1着、488kg(±0kg)中5週)<B>
休み明けの前走時は、これまでで最もイレ込んでいてレース前にかなり消耗していた感じだったが、レースではじっくり行って折り合いもつき、直線では力の違いで抜け出した。この中間は馬なりでの調整となっているが、1週前追い切りは素軽い動きで伸び脚も良く、好調キープといった感じ。

ガイアフォース(国東特別:1着、490kg(+2kg)中10週)<A>
叩き2戦目の今回も、中間坂路で好時計。坂路で終い抜群の伸び脚をアピールした1週前追い切りを見ても、前走以上の走りが期待できそう。

ロンギングエーオ(開成山特別:1着、486kg(±0kg)中10週)<B>
叩き2戦目のこの中間も乗り込み豊富で、追われるごとに時計良化を示している。1週前追い切りでは、終いしっかり伸びて動きも良かった。

マテンロウスカイ(1勝クラス:1着、480kg(-6kg)中3週)<C>
ここ4戦は月1ペースで使われてきて、前走で新馬戦以来となる2勝目をあげた。この中間は、1週前に強めに追われているが前走時に比べると時計は平凡。

キングズパレス(1勝クラス:1着、490kg(+4kg)3ヶ月)<A>
休み明けだが、1ヶ月前から乗り込まれ、ここ3週は南Wを長めから追われて好時計。この馬の追い切りには、松岡騎手が毎回のように騎乗していて気合の入った調整との印象を受ける。

ローシャムパーク(山藤賞:1着、488kg(±0kg)5ヶ月)<B>
休み明けも馬なりでの調整が多い。それでも、抑えたまま併走馬の動きに合わせる内容だった1週前追い切りでは、追えば突き放していたであろう手応えをアピールしていて、内容は悪くない。

サイモンバロン(1勝クラス:2着、470kg(-4kg)3ヶ月半)<C>
休み明けで乗り込み量豊富の印象も、馬場の内めを走ってのものだったり、速い時計も1週前のみだったりと、内容的には物足りない面も多い。
                                                                                  

※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ガイアフォースショウナンマグマキングズパレスの3頭をあげておきます。



◇今回は、セントライト記念編でした。
今年の夏は、あまり体調が優れなかったため久しぶりのコラムとなりました。そうこうしている間に秋競馬も始まり、国内ではG1レースに向けて有力馬たちが始動。海外でも凱旋門賞に向けて日本馬たちも現地入りし、本番に向けて調整しています。
個人的な話題でいくと、だいぶ以前にエキストラで撮影に参加した映画、ドラマと立て続けに公開、放送予定となっているこの秋。エキストラなのでほんのチョット映っているくらいだと思いますが、今週末には『沈黙のパレード』、10月には『大河ドラマ:鎌倉殿の13人(第41話)』、12月上旬には『ラーゲリより愛を込めて』と、どれも良い作品なのでぜひ映画館、テレビ通じチェックして頂ければと思います。このような形(エキストラ)で作品に参加し、何十年も一線級で活躍している役者さんの演技や撮影以外での振る舞いなどを目の当たりにしてみて、見習うところがたくさんあり良い経験をさせてもらったと感じています。そして思ったのは、多くの人の手によって1頭の競走馬が大成していく競馬と一緒で、一つの作品には多くの人たちが関わっているということ。だから役者は最高の演技で映画をたくさんの人たちに観てもらいたいと思い、ジョッキーはこの馬を勝たせたいと思う。その思いが、観る側を感動させるのではないかと思います。
『沈黙のパレード』は16日(金)より公開。ぜひ映画館に足を運んでご覧ください。

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2022年5月25日(水) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『ウマニティプロ総勢18名の注目馬一挙大公開SP!』 日本ダービー2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



5月29日(日) 東京11R 第89回東京優駿(3歳G1・芝2400m)

【フルゲート:18頭】


<前走:皐月賞出走馬>(中5週)
ジオグリフ(1着、494kg(-4kg))<B>【優先出走馬】
パドックでうるさいところのある馬だが、皐月賞時はまだ収まっているほうだった。1週前追い切りでも折り合いがつき、特に重さを感じさせるでもなく、牧場での調整が上手くいった印象を受ける。あとは、レースまでにどれだけ落ち着いていられるか。距離が延びるだけにここが一番のポイントとなりそう。

イクイノックス(2着、492kg(+10kg))<B>【優先出走馬】
この中間はギリギリまで牧場で調整して帰厩。休み明けの前走時は1週前に強めに追っていたが、この中間の1週前追い切りではソフトに乗って折り合いを確かめるような内容で動きも軽かった。調子落ちはなく、1度使われての上積みは窺える。

ドウデュース(3着、496kg(-8kg))<A>【優先出走馬】
春2戦消化してきたが、調教の動きを見てもやり過ぎずにダービーまでお釣りを残し調整されてきた感じ。前走時パドックでも、マイナス体重で絞れていたがまだ締まりそうな馬体だった。この中間は解き放たれた矢のように3週前の追い切りから抜群の動きを見せており、明らかに動きが変わってきた。1週前には、これまでのように武豊騎手が騎乗しての併せ馬で強めに追われて楽に先着。仕上がりは万全。

ダノンベルーガ(4着、504kg(+2kg))<A>【優先出走馬】
前走時の追い切りでは、右にササるところを意識してなのかガッチリと押さえ込んだ乗り方で走りが窮屈だったこの馬。この中間は、左回りの追い切りで楽な感じでスムーズな走りをアピールしている。1週前追い切りでは、川田騎手を背に堀厩舎では珍しくビッシリと追ってこれまでとは違う内容。結果的に敗れた皐月賞だったが、馬体は締まり、この中間の調教内容がスムーズに進みと、最高の叩き台となっている。

アスクビクターモア(5着、474kg(±0kg))<C>【優先出走馬】
弥生賞時のコラムでも書いたが、この馬は右回りのほうが良い馬で、左回りの東京はマイナスになりそう。前走時パドックではトモに緩さも感じさせていたが、この中間も2週前、1週前と好時計が出ていて、出来自体は良さそう。

オニャンコポン(6着、468kg(+2kg))<C>【収得賞金順(同⑤)】
前走時のパドックでは、休み明けでまだ緩さが残る馬体だった。1週前追い切りでは好時計こそ出ているものの、持ったままの併走相手にモタついていてやや物足りない動き。

ジャスティンロック(7着、494kg(-4kg))<C>【抽選対象馬(1/2頭)】
この中間も土曜日に併せ馬で追われて先着。独特の調教内容も、良い時は水曜日にも好時計がマークされるタイプがそこで控えめな時計。物足りなさが残る。

ジャスティンパレス(9着、458kg(+8kg))<D>【収得賞金順(⑧)】
休み明けの前走時は、追い切りでも反応良く伸びていて、パドックでは太め感はなくスッキリした馬体だった。この中間、1週前の追い切りでは先着したものの反応が悪く、重心が高い走りでフォームもバラバラ。前走時と比べると内容は良くない。

ビーアストニッシド(11着、468kg(-4kg))<D>【収得賞金順(同③)】
前走のパドックでは一人で引くことができていて、イレ込みもマシだったが、レースでは逃げずに馬群の中で力んでの追走となっていまい、この馬の良さが出せなかった。この中間も坂路で乗り込まれて好時計は出ている。出来は良さそうだが、距離延長がプラスになる感じはない。

マテンロウレオ(12着、482kg(+4kg))<C>【収得賞金順(⑦)】
前走は乗り込み豊富だったが、パドックでは時折小走りを見せて落ち着きがなかった。1週前追い切りは、乗り替わる横山和騎手が騎乗して追われるも終いの伸びが物足りなかった。

キラーアビリティ(13着、468kg(±0kg))<C>【収得賞金順(②)】
休み明けの前走時は、追い切りでの動きは物足りなかったが、パドックでみせた馬体は好仕上がりだったので成長がなかったかもしれない。この中間も、2週前の併せ馬では最後差し返されていて、ガラリ一変とはいかなそう。

デシエルト(16着、512kg(+2kg))<D>【収得賞金順(⑨)】
大きな馬だがこの中間は乗り込みが少なく、1週前追い切り(岩田康騎手騎乗)でみせた迫力満点の力強い動きも、逆にあの動きだとよりダートの中距離が向いているような印象を受けてしまう。





<前走:青葉賞出走馬>(中3週)
プラダリア(1着、456kg(+2kg))<A>【優先出走馬】
2400m戦で2連勝。前走時は坂路での追い切りは抜群の伸び脚で、パドックでは馬体が締まり好馬体&好仕上りだった。この中間は、1週前に坂路で追われて引き続き好時計が出ていて出来は良さそう。勢いのついたディープインパクト産駒で、疲れが残っていなければ怖い存在に。

ロードレゼル(2着、504kg(-8kg))<B>【優先出走馬】
前走では◎にした馬で、レースでも早め先頭で粘り込んだ。大きな馬で全体的に余裕があり、1週前追い切りでもレーン騎手が騎乗して力強い動きで疲れは感じられず。決め手はないがしぶとさを活かす競馬になれば。




<前走:京都新聞杯、プリンシパルS、NHKマイルC 出走馬>(中2週)
アスクワイルドモア京都新聞杯:1着、462kg(-2kg))<B>【収得賞金順(同③)】
休み明けの前走は、1週前、最終追い切りと長めから強く追われてともに先着と賞金加算のためにしっかり仕上げていた感じ。この中間は、間隔も詰まることから、1週前に坂路軽めで終いを伸ばすという内容できていて、状態キープが最優先。

ヴェローナシチー京都新聞杯2着、500kg(-2kg))<C>【除外対象馬】
なかなか勝ちきれないところのある馬で、前走時のパドックでは大きな馬の割に細く見えて迫力に欠ける感じだった。この中間は軽めの調整で、一気の変わり身は期待できない

ポッドボレット京都新聞杯12着、500kg(±0kg))<D>【除外対象馬】
前走時は乗り込み豊富で、最終追い切りでは綺麗なフォームで動きも良かったが、レースでは4コーナーで一杯になってしまった。この中間は1週前に坂路で追われたが、時計平凡。

セイウンハーデス(プリンシパルS1着、468kg(-8kg))<C>【優先出走馬】
前走時は坂路、CWとかなりの好時計が出ていて評価していた馬。馬体も絞れて仕上りも良かったので、この馬も状態キープが最優先。

マテンロウオリオン(NHKマイルC2着、484kg(-2kg))<C>【収得賞金順(①)】
ここ2戦ともパドックではイレ込むまではいかないが、小走りになるところが多く2人引きで落ち着いて歩けていない。それだけ気の勝ったところがあるので、間隔が詰まり、一気の距離延長となる今回はプラスになる材料に乏しい。





<前走:その他のレース出走馬>
ピースオブエイト毎日杯1着、466kg(-2kg)中8週)<A>【収得賞金順(同⑤)】
新馬勝ち後長期休養明けを2連勝。ここ2戦はワンターンの競馬で、かなり行きたがる面を見せていながらも勝ち切ってきているだけに素質は高い。新馬戦の内容から、コーナー4つのコースに替わることはプラスになりそう。前走から間隔を空けて追い切りの動きもだんだんと良くなっており、上積みが見込めそうで怖い1頭になりそう。

コマンドライン毎日杯8着、524kg(-6kg)中8週)<C>【抽選対象馬(1/2頭)】
新馬、重賞と2連勝した馬だが、その後イマイチ伸び悩んでいる。大きな馬で、もっと使い込んでレース経験を積ませたほうが良かったのではないかと思うが、それができないだけの状態だったのか、オーナーの方針だったか。結果的に出走できるかできないかの状況というのは、もったいない。

アサヒ(スプリングS11着、504kg(-6kg)中9週)<B>【除外対象馬】
この中間は乗り込み量が豊富で、好時計もマークされていて状態は良さそう。スタートが悪い馬でそこが解消されていればもっと活躍していたはずの馬だが、少し間に合わなかった。




※今回のこのコラムで中間の状態からの推奨馬は、ドウデュースダノンベルーガプラダリアピースオブエイトイクイノックスの5頭をあげておきます。



◇今回は、日本ダービー東京優駿)編でした。
4年前にダービーを勝ったワグネリアンが今年初めに急死してしまいました。個人的には、ウマニティPOGを含め参加しているすべてのPOGで指名していて、POG指名馬で初めてダービーを勝ってくれた思い入れのある馬でした。そんな馬なので、デビュー前の調教からダービー制覇までずっと追いかけ続けていて、人気の落ちたダービーでも本命◎に推すことができました。馬券で多くの儲けを生んでくれたことはもちろん、それ以上にその後の競馬予想において人気に左右されずに◎を打つことができる精神的な強さを与えてくれたように思います。
あのダービーの直線でのワグネリアンを追う福永騎手の姿と、私が初めて東京競馬場でダービーを観戦した時に見たウイニングチケットを必死に追う柴田政人元騎手の姿とがダブり、何十年もジョッキーをしているトップジョッキーがバラバラのフォームになりながらも必死に追い続ける姿に感動するとともに、ダービーという夢の舞台がより大きく感じたものでした。
今年は誰が夢を叶えることができるのか。
コロナに戦争と決して平和と言える世の中ではありませんが、競馬が開催されてダービー馬が誕生する姿を見ることができることに感謝して、夢の舞台を楽しみたいものです。
今年は3年ぶりに東京競馬場でダービーを見ることができそうです。






そして、今回のコラムでは『日本ダービー特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているプロ予想家18名の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【岡村信将プロ】~~~~~
勝ち負け予想とは関係ないところでの注目馬と言うか気になる馬は、デシエルトですね。
ダートでの2戦2勝から若葉Sを勝っての3戦3勝・皐月賞挑戦は、1996年の皐月賞3番人気馬・ミナモトマリノスを思い出させてくれました。映像情報等に乏しく、未知の魅力という言葉に胸を躍らせることが出来ていた時代の思い出です。 


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~
さっそくですがダービー注目馬です。

ダノンベルーガ 前走は誰が見ても分かるが不利な内枠からの好走。力に限れば明らかに上位というのがはっきりしたレースなので前走みたいなことにならなければまず馬券にはなってくれるのでは。 なお、ダノンに関してはほとんどの人が分かっていると思うのであくまで注目馬です。


~~~~~【マカロニスタンダーズプロ】~~~~~
日本ダービーの注目馬>

ドウデュース 弥生賞は勝負所で動けず、皐月賞は後ろからの競馬を選択したが展開が向かなかった。ここまでの内容を見る限り折り合いには心配がないタイプで、距離が伸びても問題はない上に、前走の上がりやマイルG1を制したように瞬発力も兼ね備えておりいかにもダービーの舞台が向きそうだ。ここ2走の結果から人気になりきらないここは狙ってみたい。凱旋門賞を視野に入れていることもあり、競馬ファンとしてもここの結果には期待したい。

※最終本命馬とは異なる可能性があります。


~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~
イクイノックス 皐月賞でも本命にしたが、仕掛けのタイミングの差の分の負け。血統的には厳しいはずの中山であの内容なら、ダービーに向けて視界は大きく開けた。


~~~~~【きいいろプロ】~~~~~
アスクビクターモアの逃げ残りを狙っています。騎乗騎手も不明。
当たり前ですが 前走実績で、青葉賞 皐月賞 京都新聞杯組が好成績。特に 前走皐月賞組の上位人気が目立ちます。
多くの競馬ファンが考える前走人気・着順とも条件に一歩届かない、皐月賞で逃げた馬 アスクビクターモア(田辺 6人気>5着)を狙っています。
田辺騎手はアサヒに騎乗予定ですので、アサヒが潜在能力上位と見たようですが、1週前追い切りも上位人気馬と遜色がないタイムで好調を維持し、十分な休養期間で前走の逃げ疲れはないと見ています。
前走から1ヶ月以上の逃げ馬ですので、当日馬体重が減っていないことが購入馬券の条件です。


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~
ダノンベルーガ 皐月賞は外差し馬場の流れのなか、インで立ち回るキビシイ競馬。トモの関係で左回りのほうがいいとのこと。

デシエルト 前走は初関東遠征でテンション高くなってしまった、若葉S内容が良く、落ち着きあれば。

ヴェローナシチー 京都新聞杯はハイペースを外回りながらまくっていってしまった。初左回りで外に張っていたし、左回り2戦目で。


~~~~~【教授プロ】~~~~~
東京優駿の注目馬>
ダノンベルーガ 皐月賞はあくまでも叩き台。しかし、当日の外有利のトラックバイアスを考慮すれば、先着馬に劣らない内容でした。東京2400mへの条件替わりは、有力馬の中で最も上積みが期待できる一頭でしょう。

ドウデュース 皐月賞は仕掛け遅れ気味だったとはいえ、上り最速の33.8秒は優秀でした。距離延長にも対応できる目途が立った一戦でした。

オニャンコポン デビュー以来全5戦、芝2000m一本やりのローテーションで、一戦ごとに確実に時計を詰めてきました。脚質転換も板につき、距離延長はマイナスにならないと考えます。


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~
<ダービー注目馬>
イクイノックス 皐月賞はぶっつけで5ヶ月ぶりのレースになり、元々ダービーを狙ってきたと思われるローテで、大外枠ながら、0.1秒差の2着と好走した。父キタサンブラック似の、のびのある雄大な馬格と、隠れ世界的良血馬の母父キングヘイローの良さが凝縮された馬で、東京2400mならのびのび走ることができ、実力を出し切れるのでは。種牡馬としてのキタサンブラックは、繁殖牝馬の質がそう高くない割にかなりポテンシャルのありそうな出だしで、まだまだ評価が追いついていない感じもあり。ディープインパクト以上に、成績は残せずも馬格があったその兄ブラックタイドの血脈が、キタサンブラック通して広がっていくのかもしれない。

<自己紹介>
中央競馬元プロ(1年半前に入れ替え戦に敗れ、約5年間のプロ生活が終了)、地方競馬プロと香港プロで頑張りつつ、中央での返り咲きをめざして頑張っています。G1で書いていたコラムは、現在は競馬日記で続けています。オークスも、結構いい線いってる内容だったと思いますので(馬券の本線は更に穴狙いにして、厚く持っている馬券はハズレましたが)、是非読んでみてください。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~
◇山口吉野式スピード指数(近5走)※ダートは除く
87 ジオグリフドウデュース
86 オニャンコポンジャスティンロックダノンベルーガ
85 イクイノックスマテンロウオリオン
84 マテンロウレオ
83 ヴェローナシチー
82 キラーアビリティジャスティンパレスアスクビクターモア
81 セイウンハーデスアスクワイルドモアビーアストニッシドピースオブエイトプラダリア
80 デシエルトロードレゼル
79 ポッドボレット
78 アサヒ
74 コマンドライン

<登録馬の前走回顧コメント>
アサヒ 2馬身出遅れ。殿から大外を徐々に進出してかなりロスあり伸びず。スタートの課題が深刻化し、自滅のリスクが高くなっているのであてにしづらい

アスクビクターモア 押してハナで踏ん張る。逃げたので生涯で最も折り合いが付いた。力負けの形。次走距離が延びて控える形だと掛かって自滅するリスクがかなり高い。単騎逃げが理想。

アスクワイルドモア 中団インでロスなく運び、直線外に出してよく伸びた。内枠を生かせたし、距離延長や上がりが掛かる状況も良かった。高速馬場に対応できたのは収穫。距離はもっと長くても良さそうだが、緩い流れで上がりが速くなるとマイナスだろう。

イクイノックス 壁が作れずやや掛かって先行外から伸びた。大トビで小回り向きではなさそうだが、外が不利ではないトラックバイアスでごちゃつかない状況になったのが良かった。広いコースのハイペースが理想だろう。

オニャンコポン 1角で狭くなって後退不利1点分。後ろ目外から伸びた。時計を詰めたのは収穫。久々だったし、悲観する内容ではない。

キラーアビリティ 1馬身出遅れ。かなり掛かって中団インで伸びず。内荒れ。久々で完調ではなさそうだったし、スタートや折り合いに課題があるのであてにしづらい。スタミナ面で2400mはこなせそうだが折り合いが不安。ハイペース内枠が理想。

コマンドライン 1馬身躓いて出遅れ。やや掛かって後ろ目馬群で4角ややスムーズさを欠いて伸びず。スタートと折り合いが課題。不器用なのですんなり運べる形の方がいいだろう。

ジオグリフ 好位外から伸びた。距離延長ローテで折り合えたのは収穫。スタミナ面では距離が延びてもやれそうだが、折り合いが課題になるだろう。

ジャスティンパレス 1馬身出遅れ。後方外から伸びきれず。久々だったし、展開不向き。折り合いに専念する競馬をしたので次走距離延長に対応しやすくなった。

ジャスティンロック 1馬身出遅れ。後方インからそれなりに伸びた。内荒れ。枠や展開が噛み合わなかったので悲観する内容ではないが、スタートに課題が残る。もっと時計が掛かる状況や長い距離の方が良さそう。

セイウンハーデス 好位馬群から伸びた。距離延長ローテで折り合えたのは収穫。物見や他馬を怖がる面があるのでシャドーロールの効果が大きかったか。

ダノンベルーガ 好位インから伸びた。内荒れ。揉まれる形や右回りをこなせたのは収穫。折り合いに不安がなく、安定感があるので距離延長は良さそう。

デシエルト スタートで躓くロス1点分。やや掛かって2番手で失速。あまり追わず。楽逃げの後に控える厳しい状況だったので仕方ない。芝なら道悪で逃げる形が理想か。

ドウデュース 後方から外に出してよく伸びた。展開が向かなかったので上々の内容。安定感があって崩れにくい。勝ちに行かない競馬をしたので次走距離延長に対応しやすくなった。

ビーアストニッシド やや掛かって先行馬群で伸びず。逃げた後に距離延長ローテで控える過酷な状況だったので仕方ない。2000mもやや長いだろう。

ピースオブエイト 馬任せでハナ。直線内ラチ沿いを走って押し切る。グリーンベルトの恩恵1点分。次走距離延長で控える形だと掛かって自滅するリスクが高まった。

プラダリア 中団インでロスなく運び、直線外に出して伸びた。高速馬場でやれたのは収穫。内枠を生かせたし、広いコースの2400mが良さそう。

ポッドボレット 中団インでロスなく運び、直線外に出してよく伸びた。内枠を生かせたし、距離延長や上がりが掛かる状況も良かった。高速馬場に対応できたのは収穫。距離はもっと長くても良さそうだが、緩い流れで上がりが速くなるとマイナスだろう。

マテンロウオリオン 後方から直線外に出してよく伸びた。折り合いが課題の馬だが、上手く乗って展開も向いた。

マテンロウレオ 外から下げて殿。直線外に出して伸びきれず。前走かなり掛かったうえ、外枠で壁を作りにくい状況だったので消極的に乗った可能性が高い。今回折り合いに専念する競馬をしたので次走は乗りやすくなるだろう。

ロードレゼル 後続を離した単独2番手でロスなく運んで踏ん張る。切れるタイプではないので乗り方は良かったし、力負けの形。折り合いに不安がないので安定感がある。

ヴェローナシチー 後方から3角で大外を徐々に進出してかなりロスあったがよく伸びた。器用さに欠けるので、距離延長や少頭数のハイペースでのびのび走れる状況が良かった。強気に乗って早目先頭の形になってしまったので、普通に乗れば勝っていた可能性が高い。


~~~~~【世紀末覇者 券王プロ(地方競馬プロ)】~~~~
いつも地方競馬中心に予想をしているので、他のプロの方のように詳しくは解説出来ませんが ☆ジオグリフ☆ に注目しております。
お時間を頂き真摯に真面目に考えましたが、この馬を負かす馬が全く頭に浮かんできませんでした。血統には詳しくはありませんしどの枠になるのかも不明。しかし、逆らいづらい1頭であると思います。相手探しの一戦と思っておりますが、相手の穴馬は1週間かけて探します。

予想は、歯に衣着せないコメントを売りにしています。中央でも皆さんに近づけるようになりたいと日々研究していますので、どうぞよろしくお願い致します。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~
ダノンベルーガ 馬場の良い外を追走できたら勝てたか? と言われれば皐月賞に関してはそうは思いませんが、前走の馬場状態は外優勢、終始最内を追走した同馬と外目追走の上位馬、位置取りの差の影響は大きく直線持ち味であるキレも生かせなかった。新馬◎的中、共同通信杯◯的中、皐月賞ではジオグリフに◎を打ち同馬は△評価に留めたが、新馬、共同通信杯で見せたパフォーマンスは秀逸で、ダービーの舞台適性No.1の本命候補。

キラーアビリティ 皐月賞◯評価。上記馬以上に終始最内に拘った追走で見せ場無く。叩いて変わり身、前進期待も騎手のコメント通りスタート次第の面はあり。前走惨敗で妙味増せば買い。桜花賞10着からオークス3着と健闘したナミュール、同じく横山武史騎手騎乗で巻き返しを狙う同馬には追い風となるか。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~
キラーアビリティ 皐月賞では求められる適性に違った感があり間違いなく人気は下がるので注目したい1頭です。血統も王道で推しの1頭です。  


~~~~~【夢月プロ】~~~~~
ダノンベルーガ 皐月賞はロスのない競馬は出来たが荒れている所ばかりを通る厳しい競馬。元々ダービーを目標としていたことも考えると、あの着差なら中身の濃い内容だったと言える。1週前追い切りを見ても仕上がりの良さを感じるし、ここは巻き返しが期待出来る。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~
【ダービー展望】◇素直に皐月賞組を上位とみる◇

イクイノックス 皐月賞は休養明け、大外枠ということで懐疑的に見る向きも多かったが、レース序盤で好位に付け終始好位置をキープ、いったんトップに立つも、ジオグリフに差された。ゴール前で馬場が比較的に荒れていた内側に切れ込んだのが敗因の一つと思われる。ジオグリフは福永騎手の完璧な騎乗で勝利したが内容的には甲乙つけ難く、距離を考えるとダービーではこの馬が勝利に一番近いと考える。

ダノンベルーガ 皐月賞は最内枠、終始馬場の悪い内枠を走り、最後の直線で外に出そうとするもアスクビクターモアに邪魔された感じ。運が悪かった。又、東京で2勝、初の中山(右回り)も影響したと思われる。川田騎手のダービー1週前追い切りのコメントにも、遠回しに左回りのほうが良いとも受け取れる発言があった。東京に戻るダービーでは、当然勝ち負けと考える。

ジオグリフ 皐月賞は展開に恵まれた、距離も不安。

ドウデュース 弥生賞、皐月賞と輸送競馬で連敗、疲れが不安。

キラーアビリティ 一発あるならこの馬。皐月賞は休養明け、スタートで不利があり追い上げたが荒れた内を通る展開となり最後に力尽きた。最終追い切り次第だが、巻き返す可能性はあり。

◆結果的に人気馬ばかりの推奨となったが、G1は素直に人気馬を狙うのが基本。高配を狙うなら、穴馬を絡めた3連系がお勧め。


~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~
一週前日本ダービー予想になります。

過去10年、G1で1番人気の成績(下記)を比較すると、今年のG1・1番人気馬の凡走は異常値!? 個人的にはそろそろ帳尻合わせで1番人気が勝つダービーになると見ています。

<G1:1番人気成績データ>
 年  勝率 連対率 複勝率 (障害G1除く)
2022   0% 11% 22% ※目下9連敗中
2021  29% 58% 67%
2020  67% 79% 88%
2019  29% 42% 58%
2018  30% 56% 70%
(過去10年)35% 53% 66%

その1番人気はイクイノックス? 休み明け、大外とダービーを照準に合わせた仕上げながら早め先頭の正攻法での皐月2着。一度使われた上積みも後押しで、今度はゴール前で交わされないはず。1番人気単勝大勝負予定の一週前予想です。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~
注目馬:ダノンベルーガ

穴馬は当日まで ☆ヒミツ☆ ですが、人気どころで最上位評価したいのはダノンベルーガ皐月賞は外差し馬場の中、最内枠で内を通らざるを得ない展開。それに直線の走り方を見ても、実績ある左回りのほうが良さそう。順当に上位に来ると思います。


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~
【第89回日本ダービー注目馬】
始めに5月23日(月)現在の注目馬であることをお断りしておきます。

日本ダービーを予想するポイントとしては、毎年皐月賞の分析と他路線組が通用するかどうかの2点だと思っています。
結論から言うと、今年の別路線組(青葉賞京都新聞杯、他)は日本ダービーでは軽視する方向です。
では皐月賞組の分析ですが、皐月賞の結果、走りを観て、日本ダービーで最も能力を発揮しそうな馬を探すことにします。
皐月賞馬の2冠はあるか?
結果として皐月賞で1着に輝いた馬がどうかですが、今年のジオグリフに関しては皐月賞のレースが特にスムーズだった点と、血統的背景から日本ダービーは紐の隅っこくらいの扱いにしたいです。
そうなると、皐月賞敗戦組の巻き返し狙いとなります。
皐月賞で力を発揮出来なかった馬、本調子でなかった馬、展開が向かなかった馬。この中で日本ダービーでそれを覆しそうな馬を狙いたいです。
人気にはなるでしょうが、イクイノックスドウデュースダノンベルーガがその候補になります。
イクイノックス皐月賞(2着)が東スポ杯2歳S以来の5ヵ月ぶりでしたから、明らかに叩いての日本ダービー……、と言いたいところなのですが、中間の天栄の調整内容等からはまだまだ体質に不安がありそう。大きな上積みを期待していいかは微妙と見ました。

ドウデュースは、皐月賞(3着)でかなり後方から上がり最速で追い込んできました。皐月賞で追い込み届かずの馬は日本ダービーで狙いたくなります。有力馬の1頭には加えたいですが、朝日杯FSを使っているところが気になりますね。元々距離的には微妙と思われていたのでしょうし、皐月賞の内容からは距離は大丈夫と思われがちですが、より器用さに勝るタイプと見て、大箱の東京コースは若干割り引きたいです。
そして、いよいよ最注目馬です。
今年の最注目馬にはダノンベルーガを指名いたします!
この馬は内外の馬場状態に差があった皐月賞(4着)で終始インを回り、最後もインで抵抗していました。距離ロスのない経済コースを通ったとはいえ、明らかに伸びない位置取りだったと思います。そして、皐月賞からの上昇度にも注目です。皐月賞が参戦決定も遅れたように万全でなかったと思いますし、この中間の仕上げも上積みを感じさせるものです。1週前追い切りは、時計が出過ぎの感もするほどですがw 最終追い切りは恐らく整える程度でしょう。新馬戦→共同通信杯の東京での走りを観る限り、広い府中で伸び伸び走らせられれば鋭い脚を最後まで使えると思います。

日本ダービー最注目馬は、ダノンベルーガ! を結論といたします。

※ヒモはここに名前をあげた馬以外にも手広く狙う予定ですので、よろしければ予想コロを覗いてください(笑)


~~~~~【プロ】~~~~~
ダノンベルーガ 皐月賞で一番苦しい競馬を強いられたのがこの馬というのは誰もが認めるところ。走法や血統、これまでの実績からも、東京の長い直線のほうがやはりイメージに合う。中間の調教内容からも体調に問題が無いことが窺えるので、ここでも軽くは扱えない。

イクイノックス 皐月賞では有利な外を通れたとはいえ、2歳時に見せていた素質が本物であると改めて証明。こちらもダノンベルーガ同様、東京のほうが走りがスムーズな印象を受ける。東スポ杯で見せたパフォーマンスは間違いなくG1級なので、ここで勲章を掴んでも不思議ない。

プラダリア 青葉賞の勝ち方はまだ余裕を感じさせるもので、相手が強くなるほど良さそうなイメージ。まだ仕上げ切れていなかったような調整過程であれだけ動けるなら、ダービー仕様の仕上げが施された時にどれだけ動いてくるのか楽しみな存在。この舞台において父ディープインパクトの血は未だ脅威だし、皐月賞組を脅かすシーンがあっても。

以上、能力やスケール感ではダノンベルーガイクイノックス、未知の魅力という点でプラダリアというイメージです。


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※

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セイウンハーデスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 364ビュー コメント 0 ナイス 5

【最終予想】

◎ロードデルレイ 牡4 56 川田

ウェルカムSを勝利からの昇級戦となるが、神戸新聞杯では、

先日のGⅡ日経新春杯で好走したサヴォ―ナ・サトノグランツと差のない競馬、能力はここでも最上位とみています。

ここまで5戦4勝と底をみせておらず、ここを通過点にして、

今季は重賞戦線で活躍してくれる器。



〇カレンシュトラウス 牡7 58 藤懸

一年以上の長い休養明け以降、良いところがないが、末脚は使えてきた。

得意の東京コースに替わり、一変するなら今回ではないか。

まだまだ人気も薄いだけに妙味充分。



▲シルトホルン 牡4 56 大野

前走の福島記念、人気を裏切る⑥着であったが、差し決着の流れを踏ん張って0.5差なら止む無しの感はある。

ラジオNIKKEI②着と重賞でも実績を残しており、ここでもやれる素地はある。



△グリューネグリーン 牡4 56 田辺

皐月・ダービーを大敗ですっかり影がうすくなってしまった印象だが、京都2歳Sの勝ちっぷりから地力はある馬。

前走の福島記念⑦着は直線で狭くなる不利、オクトーバーSは前残りの流れをしぶとく差し込んでいるように状態は上昇きているように思えるレース振り。

かなり人気も落ちてきそうな今回は狙い目充分。



×バトルボーン 牡5 57 ルメール

ここまで6戦4勝で馬券外を外したのは重賞初挑戦となった前走の七夕賞だけという素質馬だが、その七夕賞が前優位の流れを楽に逃げれた流れでセイウンハーデスはともかく、ククナ・ホウオウエミーズという牝馬にも差されての④着は、やや底が見えた印象を持った。

鞍上ルメール様とのコンビでは3戦負けなしという事もあり、人気を集めそうな今回は休み明けでもあり、少し評価を落としてみたい。



※断然人気が予想されるロードデルレイだが能力的に逆らえる余地はないと思われる。

開幕週の先行馬、バトルボーンの評価を落としているのは恐怖ではあるが、デルレイから入る以上は馬券的に妙味がないこともあり、能力自体にもまだ半信半疑の自分がいるからだ。

小頭数で瞬発力を活かせれば、得意の東京でカレンの復活、

開幕週で先行の利ありそうなグリューネグリーンの粘り込みが

馬券的には美味しいが・・。

 しんちゃん52 2023年9月9日() 08:02
ムーンライトハンデ&汐留特別&エニフステークス&紫苑ステ...
閲覧 176ビュー コメント 0 ナイス 25

おはよ~♪

9月9日ですね!

ようやくやって参りました週末土曜日。

ゆっくり何も考えずに休みたい・・・。

今週は2場開催なんで5鞍ほど買ってみますかね?

広島東洋カープさんのここまでみたいなんでね。

後は馬券だけっす!

阪神10R ムーンライトハンデ

◎④ハートオブアシティ
△①オールザワールド
△⑦ビューティーウェイ
△⑧ディナースタ
△⑨レッドバリエンテ
△⑫シホノスペランツァ

馬連④ー①・⑦・⑧・⑨・⑫への5点。

広いコース向きなんで前走の小回りは厳しかったみたいね。阪神に替わって変わり身に期待。
3走前は後の重賞勝ち馬セイウンハーデスの2着。前目の位置が取れればね。

中山10R 汐留特別

◎⑦ハギノモーリス
△①トラベログ
△④リラックス
△⑤サニーオーシャン
△⑨タリア
△⑩タッカーシルバー

馬連⑦ー①・④・⑤・⑨・⑩への5点。

骨折明けだけど乗り込み十分で出来は良いみたい。逃げなくても競馬出来るんで先行馬を見る形で。
サブライムアンセムやバンデルオーラと戦って来てるんでここでは力は一枚上でしょう。

阪神11R エニフステークス

◎⑥ジレトール
〇②ベルダーイメル
▲⑦カセノダンサー
△⑤スマートフォルス

三連複②・⑥ー⑤・⑦への2点。
三連単⑥ー②ー⑤・⑦への2点。
三連単⑥ー⑤・⑦ー②への2点。

ここは逃げ一車。楽逃げが出来そうな面子。右回りに若干の不安感はあるけどね。
少頭数なんでそれでも差し脚伸ばして来そうなベルダーイメルとの二頭軸で。

中山11R 紫苑ステークス

◎⑭グランベルナデット
〇②モリアーナ
▲③ヒップホップソウル
△⑮エミュー
△⑪マーゴットミニモ
△⑩ソレイユヴィータ
×⑯アップトゥミー

馬連⑭ー②・③・⑩・⑪・⑮への5点。
馬単⑭ー②・③・⑩・⑪・⑮への5点。
三連複②・⑭ー③・⑩・⑪・⑮・⑯への5点。
三連単⑭ー②ー③・⑩・⑪・⑮・⑯への5点。
三連単⑭ー③・⑩・⑪・⑮・⑯ー②への5点。

休み明けだけど仕上がり良好。春先は距離が短かったクイーンカップで5着と忘れな草賞勝ち。
ここでも上位の力量の持ち主。先行タイプなんで中山二千は好材料。実際に勝ってるしね。
マイルでは忙しそうだったモリアーナとの二頭軸で。典さんがオークス使いたがってたみたいだし。

中山12R 3歳上1勝クラス

◎④ゲキザル
△⑤キングダラス
△⑥スマイルアップ
△⑫サイモンギフト
△⑬アポロリヤム
△⑭デュアルキャリアー

馬連④ー⑤・⑥・⑫・⑬・⑭への5点。

先行馬がそれなりにいるんで展開が向くと思ったのです。中山なら差し脚活かせそうだしね。

今日はここまでよぉ~。

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 藤沢雄二 2023年8月13日() 12:12
小倉10R 博多Sの短評
閲覧 61ビュー コメント 0 ナイス 2

WIN5向けに各馬の短評を書いてみました。
まずは小倉10R博多Sです。

①エターナルヴィデス…阿武隈Sでは久々に見せ場も、福島以外のコースではサッパリで。
②ハートオブアシティ…2走前にセイウンハーデスの2着。流れに乗れれば。
③イリマ…コース巧者だが、3勝クラスに昇級後はパンチに欠けて。
④トウシンモンブラン…3ヶ月ぶりだが間隔が空くのはむしろプラス。近走の良績はワンターンなのが?
⑤ウインリブルマン…休み明けの前走は悪くない内容。使った上積み見込めて圏内。
⑥チャンスザローゼス…課題も多いが能力の元値は高い。
⑦アサケレディ…着順ほど負けてはいないが、勝ち切るまでは?
⑧オールザワールド…1800mはやや距離不足で。
⑨ダンテスヴュー…4走前だけ走れば通用しても不思議はないが。
⑩ブラックシールド…昇級の前走が物足りず。
⑪ハーランズハーツ…コース巧者だが、地力の点で劣勢で。
⑫タガノパッション…実績上位だが、競馬が不器用で。
⑬セントカメリア…現状のベストは2000m。速い流れに対応できるかがカギに。


首位争い候補…⑥
上位争い…⑤⑨②⑪⑫


このレースの焦点はチャンスザローゼスを信用できるのかどうかになると思います。

普通に考えれば昨年10月以来の実戦で、それも3勝クラスの古馬が相手ですから条件的には厳しいのは間違いない。
ただチャンスザローゼスは2歳戦とはいえリステッドの勝ち馬なのでアッサリがあっても不思議はありません。
で、そのリステッドがアイビーSなので、ここは「モノが違う」までありそうな雰囲気でもあります。

なにしろ過去のアイビーSの勝ち馬にドウデュースにソクロノジェネシス、そしてウルスターリングが名を連ねているのですから
重賞級どころかGⅠ級ですからね。
なのでアイビーSのレースレイティングは軽くリステッドの域は越えているわけで。

ということはチャンスザローゼスを「重賞勝ち馬と見なす」ことはできるわけで。
3歳馬でハンデ55kgというのは定量と変わらないわけで、
それが何を意味するかというと「明らかに強い」とハンデキャッパーが言っているようなものです。
ザックリ言って
定量-2kg=標準級
定量-1kg=当級上位(当級で複数の馬券絡み)
定量-0kg=(当級勝ちあり)
こんな感じですね。

オッズが単勝1倍台前半だとさすがに怖いですが、
先ほど見たオッズでしたから2.0倍ならWIN5は目を瞑って1頭勝負でいいと思います。

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2023年7月9日七夕賞 G31着
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2023年7月9日 七夕賞 G3 1着
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