アグネスミニッツ2011年産 - 競走馬データTOP

　１９日の阪神９Ｒはなみずき賞（３歳５００万下、芝２０００メートル）は、福永祐一騎手騎乗の１番人気サウンズオブアース（牡、栗東・藤岡健一厩舎）がゴール前の接戦を制してＶ。タイムは２分３秒０（良）。

　サトノフラクタルが逃げてスリーカラーナンゴが２番手。アグネスミニッツ、ブラックカイトが続く。人気のサウンズオブアースは５番手からレースを進めた。流れは遅く、キーストライプを除く７頭が一団となって直線へ。外に持ち出したサウンズオブアースがじわじわと伸びて先頭をうかがうが、いったん前が壁になったストロベリーキングがその内からグイグイと伸び、２頭が接戦となってのゴール。写真判定に持ち込まれたが、わずかに外のサウンズオブアースが先着して、人気に応えた。ハナ差２着が、ルーキー義英真騎手騎乗で６番人気のストロベリーキング。さらに３／４馬身差の３着が４番人気のブラックカイトだった。

　サウンズオブアースは、父ネオユニヴァース、母ファーストバイオリン、母の父Ｄｉｘｉｅｌａｎｄ　Ｂａｎｄという血統。通算成績は６戦２勝となった。

　福永騎手は「思っていたほど追って伸びませんでしたが、乗りやすい馬で上手な競馬ができました。ポテンシャルは高いですし、もっと良くなりますよ」とさらなる良化を見込んでいた。

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【うわさの３歳馬】アップル仕上がり急ピッチ2014年1月11日(土) 14:10

　【京都２Ｒ】エキゾチックマターは、祖母のエキゾチックウッドがサンタモニカＨなど米ＧＩで３勝をあげているようにダート適性は確か。３日にはダートのＢコースで３歳未勝利と併せられ、持ったままラスト１Ｆ１１秒９を弾き出して２馬身半先着した。「昨秋デビューの予定が腰を痛めて自重した。ここへきて良くなってきたように、ひと息入れたことがプラスになっている。気性も前向きだ」と領家調教師。

　【京都６Ｒ】ホワイトマズル産駒のアダムズアップルは坂路＆ＣＷコースで入念に乗り込まれ、急ピッチの仕上がり。３日に坂路で４Ｆ５２秒８を余力残しでマークし、９日の最終チェックではシンザン記念に挑むアグネスミニッツと併せて、気合を乗せた。「５３０キロ台の大きな馬だけに、じっくりと時間をかけ乗り込んできた。いい感じで仕上がってきたし、距離もこれくらいあったほうがいい」と、河内調教師の期待も大きい。（夕刊フジ）

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【シンザン記念】仕上がりＯＫ！アグネスミニッツ2014年1月10日(金) 05:07

　アグネスミニッツは栗東坂路でアダムズアップル（新馬）にクビ差遅れたが、パワー優先の馬場で４ハロン５４秒０－１３秒２のタイムなら、上々だろう。中２週のレース間隔だけに、仕上がりに問題はない。

　「動きはまずまずだし、前走後も順調。時計も馬場状態を考えればこんなものだろう」と河内調教師。前走が未勝利戦とはいえ、内から鮮やかに抜けてくる好内容だった。「マイルは少し忙しいかもしれないが、自在性があるから」とトレーナーは前向きだ。

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【シンザン記念】ミニッツ河内師「切れ増しそう」2014年1月9日(木) 15:16

　アグネスミニッツ・河内調教師「順調。前走は４角で下がりながら差し切る強い内容だった。体もシャープになったし、さらに切れが増しそう」（夕刊フジ）

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【シンザン記念】菱田、ミニッツで重賞初Ｖだ！

2014年1月9日(木) 05:08

　明け３歳馬の初の重賞、シンザン記念（ＧＩＩＩ、芝１６００メートル）が京都競馬場で１２日に行われる。８日は全休日明けだったため、追い切りは通常の水曜日とは違って行われず、９日に実施される。注目は、未勝利戦を勝ち上がったばかりながら、末脚鋭いアグネスミニッツ。河内厩舎ゆかりの血統で、手綱を取る菱田裕二騎手（２１）＝栗・岡田＝はデビュー３年目での重賞初制覇に燃えている。

　追い切りを翌日に控えたアグネスミニッツは冷たい雨が降る中、栗東ＣＷコースを軽快なフットワークで駆けた。河内調教師は控えめな口調ながらも期待を寄せる。

　「前走は勝ち時計（阪神芝２０００メートル＝２分７秒５）が遅かったが、いい内容。お母さんはオーナーに初めて買ってもらった馬だから、思い入れもある」

　ミニッツの母アグネスマジカルは、騎手時代の１９７９年のオークスでＧＩ初制覇を飾ったアグネスレディーをはじめ、数々の栄光をともにした渡辺孝男オーナーから厩舎開業時に初めて預けられた馬だった。脚元に不安を抱える母は４戦未勝利で引退。それでも「血統がよかったからいい子が出てくれると思った」と、見込んだ通りの２世誕生を喜ぶ。

　前走はメンバー最速の末脚（上がり３ハロン３４秒７）を繰り出し、デビュー３戦目で初勝利。今回は一気にメンバーが強くなるが、前回からコンビを組む菱田騎手は「持っているモノはすごく、伸びしろがある。前に行く馬が多いので、うまくハマれば楽しみですよ」と手応えを口にした。

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【シンザン記念】血統診断2014年1月9日(木) 05:06

　クラシックに直結することも多いレースで、スピードと決め手に加えて、ある程度のクラシック適性も問われる。過去１０年の連対馬２０頭のうち、１３頭がサンデーサイレンス系、２頭が母の父ＳＳと、ＳＳの血を持った馬が圧倒的に強い。

　ディープインパクト産駒のミッキーアイルを最上位にみる。父は一昨年の優勝馬ジェンティルドンナを出したほか、前週の京都金杯も産駒のエキストラエンドが制しており、京都外回りのマイル戦と好相性だ。母の父ロックオブジブラルタルは２～３歳時に欧州でＧＩ７連勝（うちマイル５勝）を達成した歴史的マイラー。祖母は仏２歳ＧＩの２着馬で、３代母も２～３歳時に米国でＧＩ４勝をあげた。スピードと決め手に優れ、完成も早い。

　ウインフルブルームは父がダービー馬スペシャルウィークで、母がサクラユタカオー×ノーザンテーストのスピードと成長力に富む配合。おいに天皇賞・春２着のサンライズジェガーがいるなど、幅広い条件で活躍馬を出している母系で、将来性もある。

　ビップレボルシオンは父がマンハッタンカフェ。２００９年アントニオバローズ、１０年ガルボと勝ち馬を２頭出しており、適性は高い。母系はメジロ牧場の名門で、母の全姉にＧＩ５勝の名牝メジロドーベルがいる。マイルはやや忙しい印象だが、成長力と底力には期待が持てる。

　モーリスも同じ牝系の出身で、祖母がアルゼンチン共和国杯など重賞を４勝したメジロモントレー。父がジャパンＣを制したスクリーンヒーローで、こちらも距離が延びていいタイプ。上がり目も十分に見込める。

　グラスワンダー産駒のアグネスミニッツは、母の父がこのレースの優勝馬を２頭出しているアグネスタキオン。近親に３冠牝馬スティルインラブがいるなど、母系の質も高い。

　タガノグランパはキングカメハメハ×スペシャルウィークのダービー馬同士の配合。祖母の半弟に朝日杯３歳Ｓ２着のタガノテイオーがおり、３歳戦向きだ。（血統取材班）

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