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【エルムS】新生ブライト、秋の主役へ飛躍の夏!

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【エルムS】新生ブライト、秋の主役へ飛躍の夏!

 今週から札幌競馬がスタンドのリニューアル工事を終えて、2年ぶりに開幕。“こけら落とし”となる開幕週には、エルムS(27日、GIII、ダ1700メートル)が行われる。この春にドバイ遠征を行ったブライトラインは、約4カ月ぶりの国内復帰戦に向けて、函館競馬場で調整中。GI制覇をにらむ秋に向け、北の大地で弾みをつける。

 津軽海峡からの涼しい潮風を受けつつ、ブライトラインが軽快に馬場を駆け抜けた。ドバイ遠征(ゴドルフィンマイル5着)からの帰国初戦となるが、元気いっぱい。調整役の寺井助手が好気配を伝えた。

 「栗東で乗り込んできたので、体はできている。ドバイ帰りのダメージもない。あとは息がどうかだけど、競馬に行けば走る馬だからね」

 前走は初めての海外遠征。スタートのタイミングが合わずに出遅れ、好位につけながらも最後の伸びを欠いて5着に敗れた。だが、勝ったバラエティークラブがのちに香港GIのチャンピオンズマイルを4馬身差で快勝したことを思えば、0秒4差に食い下がった健闘ぶりは評価できる。

 前走後はしっかり疲れを取り、6月初旬に栗東トレセンへ帰厩。坂路で入念に乗り込んで、16日に函館競馬場入りした。調教で“スイッチ”が入って、テンから力んでしまうことがあるが、現在は「のんびりしていて、カリカリしていない。北海道も合っているんだろう」と寺井助手は精神面の充実に笑顔。23日の追い切りも、ソフト調整で仕上げる予定だ。

 小回りコースも問題ない。函館開催だった昨年のこのレースは3着。前哨戦だったマリーンSは4馬身差の快勝だった。課題のスタートが決まれば、GIホースが相手でも主役は譲らない。

 寺井助手は「ダートでは大崩れがない。秋に向けて弾みをつけたいね」と締めくくる。海外でもまれた経験を糧に、ブライトラインが新装なった札幌競馬場でひと皮むけた雄姿を見せつける。 (川端亮平)

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