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今週末の開催で、東西合わせて7人の調教師が定年、引退を迎える。騎手として日本ダービーを制し、調教師としてJRA・GⅠ14勝を挙げた安田隆行調教師(70)=栗=は、19頭がスタンバイ。白星を挙げて、自らのラストウイークに花を添える。
全ての出会いに感謝して、最後まで仕事を全うする。万感の思いを胸に、安田隆調教師が最終週に臨む。
「競馬に対して全力を尽くして、見届けたいです。そのあとに、(引退する)実感がわくと思います」
1972年に騎手デビュー。94年2月に引退して調教師に転身。半世紀以上、馬とともに歩んできた。騎手時代のJRA通算680勝を目標に勝ち星を積み重ね、気づけば調教師としては同965勝(29日現在)をマーク。「よくここまでこれたな、と。開業したときは不安でいっぱいで、できることなら騎手時代の680勝を超えたいと思っていましたが…。オーナーはじめ、スタッフにめぐまれたことで、これだけの成績を残せました」。言葉の端々に感謝の思いをにじませた。
安田隆厩舎としての転換期は2010年のジャパンCダートだ。トランセンドでGⅠ初制覇を果たし、「あの馬のおかげで、厩舎のみんなが『俺も頑張ろう』と発奮材料となりました」と振り返る。GⅠ6勝、厩舎の看板馬ともいえる名スプリンター・ロードカナロア誕生の礎となった。
今週は土曜6頭、日曜13頭で計19頭がスタンバイ。「大攻勢です。スタッフやオーナーがゴーサインを出してくれた。ありがたいです」。海外、地方を合わせた通算勝利数は996勝(29日現在)となっており、今週の出走頭数を考えれば、大台到達も射程圏といえるだろう。「勝負の世界ですからね。やっぱり勝たないと」と勝負師の顔ものぞかせた。
土曜の夕刊フジ賞オーシャンSにはロードナカナロア産駒のジュビリーヘッドが出走する。父同様、寒い時期が得意で「中山も相性がいいので、頑張ってくれないかな、と。勝ってくれたら、こんなドラマないですよね」とはにかんだ。
「騎手時代は、トウカイテイオーという素晴らしい馬に出合えました。調教師としてもカナロアという素晴らしい馬に出合えた。幸せな調教師人生でした」
日曜は、騎手時代に滞在して活躍した小倉でフィナーレを迎える予定。最後までスタッフ、馬を信じて送り出す。(山口大輝)
◇
★飯田雄師「最後まで一生懸命やるだけ」
飯田雄調教師は「最後まで一生懸命やるだけだよ」と力を込めた。注目は土曜阪神8Rのハクサンバード。「テンションで難しい面があったけど、落ち着きが出てきた。確実に良くなっているし、勝てる能力はあるよ」と期待する。
★加用師 土日6頭出走、最後に決める
加用厩舎は土曜2頭、日曜4頭の計6頭がスタンバイ。土曜中山10Rのミラクルティアラは現級で2着4度の実績がある。加用調教師は「瑠星(坂井騎手)はこの馬のことをよくわかってくれている。勝てればいいね」と力を込める。
★小桧山師 タケルジャック武豊の騎乗うれしい
小桧山調教師は木曜朝、親しい記者、関係者らに囲まれ雑談に花を咲かせた。ラストレースは日曜中山8Rのタケルジャック。「最後のレースで武豊に乗ってもらえる。こんなにうれしいことはないよ」と語った。弟子の原騎手、佐藤翔騎手も1鞍ずつ騎乗する。
★高橋裕師 「バリバリ行く」意気込み十分
高橋裕調教師は土日の中山に9頭を送り込み、「さみしいなんて言っていられない。最後までバリバリいくよ」と意気込み十分。土曜1Rのペイシャニットは「状態はいい。前走は3着以下とは差があったし、未勝利なら力は上」と必勝を期す。
★中野師 最後も自然体「記録より記憶」
中野調教師は「最後だからといって、全然気にしていないよ。(騎手時代から)記録よりも記憶に残るレースをしてきたつもり」といつも通りの笑顔で取材に応じた。「中山の最後(日曜7R)は武豊で締めるよ」と有終Vを狙う。
★松永昌師 「実感わかず」心境を明かす
松永昌調教師は「まだ実感がわかず、当日になってみないとわからない」と心境を明かした。ラストウイークは12頭がスタンバイ。土曜小倉11Rメイショウホマレは「先行できるようになってきた。能力だけは通用する」とVを期待する。
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