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4日の中山9Rサフラン賞(2歳500万下、芝1600メートル、牝馬限定)は、横山典弘騎手騎乗の1番人気クードラパン(美浦・久保田貴士厩舎)が3番手追走から直線で抜け出して快勝。未勝利戦に続く連勝でオープン入りを決めた。タイムは1分35秒3(良)。
内からスミレがダッシュ良く先手を取り、クナウが外から2番手へ。3番手には1番人気のクードラパンがつけて、アフターダークがその外に続く。前のペースはあまり速くならず、4コーナー手前で後方のメイショウスイヅキがまくり上げてくるが、先行馬は手応え十分。粘るスミレをクナウがかわすが、その外に持ち出したクードラパンが急坂をものともせず力強い伸び脚で差し切り、2カ月ぶりの実戦を快勝した。1/2馬身差の2着は5番人気のクナウ。さらに1馬身1/4差の3着は3頭によるきわどい写真判定に持ち込まれたが、わずかに11番人気のスミレが逃げ粘っている。
クードラパンは、父ダイワメジャー、母ルシルク、母の父Dynaformerという血統。通算成績は3戦2勝となった。
久保田調教師は「新馬の頃よりも確実に成長していますね。きょうは正攻法の競馬でしたが、最後もしっかり伸びて、いい勝ち方でした。今後は阪神ジュベナイルフィリーズ(12月13日、阪神、GI、芝1600メートル)を目標にしていきます」と2歳女王の座を見据えていた。
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