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【日経賞】GI馬の貫禄!キッツが快勝!

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【日経賞】GI馬の貫禄!キッツが快勝!

 第58回日経賞(27日、中山11R、GII、4歳上オープン国際、別定、芝・内2500メートル、1着本賞金6400万円=出走15頭)松岡正海騎乗のマイネルキッツが、6番人気の低評価に反発するようにゴール前で内から伸びて快勝。昨春の天皇賞以来となる重賞2勝目を挙げた。2分34秒1(稍重)。今後は春の盾連覇に挑む。3/4馬身差2着がエアシェイディ、アタマ差3着がトーセンクラウン。1番人気に推された昨年のダービー馬ロジユニヴァースは久々の影響もあり6着同着に終わった。

 昨春の栄光を再現するかのようなゴールシーンだった。最内から鋭く突き抜けたのは、天皇賞馬マイネルキッツ。59キロを背負いながら、6番人気の低評価を覆しての完勝だ。

 「具合がすごく良かったので、走ってくれると思っていました。天皇賞の時に近いと感じていたし、実力を示せたと思います」

 昨春の戴冠は、重賞初勝利で人気薄での勝利。その後は勝ち星を挙げられず、フロック視される向きもあっただけに、松岡正海騎手も胸を張る。レースはスタートから仕掛け気味に出て、道中も反応を確かめながら最内をロスなく追走。じっとタイミングをうかがった。「詰まって負けてもいい」と意を決して、直線はインへ。鋭く伸びて突き抜けての勝利は、天皇賞のVTRのようだった。

 「うまくいったね。天皇賞がフロック視されていたし、勝てて良かった。地力もアップしたんじゃないかな。充実していますよ」

 国枝栄調教師にも笑顔が浮かぶ。次の目標は天皇賞・春(5月2日、京都、GI、芝3200メートル)の連覇。「レースがゴールデンウイークになるし、1、2週前に栗東に連れて行くことになるでしょう」とトレーナーは昨年と同じパターンでの勝利を目論む。松岡も考えは同じだ。

 「ステップとして試したいことを全部試せました。次も頑張ってほしいですね。力はあるので、状態さえ維持してくれれば…」

 59キロを背負って、この強さ。改めてGI馬の底力を証明した。あのテイエムオペラオー以来、9年ぶりの天皇賞連覇を目指して、マイネルキッツが再び春の頂点を目指す。(黒田栄一郎)

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