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2017年の中央競馬は、1月5日の東西金杯で開幕する。中山で行われる「第66回中山金杯」(GIII、芝2000メートル)はハンデ戦で波乱含みだが、勢い十分でタイトル奪取を狙うのが明けて4歳になる上がり馬のストロングタイタンだ。
夏、8カ月ぶりだった中京の500万下で2着に食い込むと、続く足立山特別から前走・修学院Sまで3連勝。それぞれ余裕のある勝ちっぷりで一気にOP入りを果たした。そのあとはここ目標に乗り込まれ、25日には坂路で4F51秒8、ラスト1F11秒9の好タイムを叩き出し、デキの良さをアピールした。
有馬記念からの年末・年始重賞連覇を狙う池江調教師の期待も大。「蹄を傷めて休んでいたけど、その間にすさまじい勢いで成長した。ケガの功名だね。クラスが上がるたびに強い競馬をしている感じだし、重賞でも勝負になっていい」と、気後れはまったくない。
来年から4月の大阪杯(阪神、芝2000メートル)がGIに格上げされるため、年明け早々から活気づく古馬中距離戦線。それこそサトノダイヤモンドやミッキークイーンに続けと、タイタンも注目される存在になるか。(夕刊フジ)
★中山金杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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