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20日の中山6R2歳新馬(ダート1200メートル)は、内田博幸騎手騎乗の4番人気イーガーアフェクト(牡、美浦・高木登厩舎)が直線豪快に追い込んでV。タイムは1分14秒3(良)。
抜群のスタートを決めたのは1番人気馬アジロだったが、これを制してトウショウアパッチとラディアーヌが先行する。アジロは3番手で折り合い、内からラヴリーハットも好位に進出。その後ろにマイウェイレコード、ステイツマインドなどが続いた。トウショウアパッチとラディアーヌは競り合ったまま4コーナーを回り、直線に入っても後続を離して叩き合いを演じる。ほぼ2頭のマッチレースと思われたが、そこに大外からグイグイと迫ってきたのがイーガーアフェクト。ゴールでは3頭がほぼ並んだ形でフィニッシュとなったが、最後はわずかにイーガーアフェクトが前をかわし、見事な差し切り勝ちを決めた。高木登厩舎は5レースに続いて新馬戦2連勝。ハナ差2着は14番人気の伏兵ラディアーヌで、さらにクビ差の3着が6番人気のトウショウアパッチだった。
イーガーアフェクトは、父プリサイスエンド、母クールアンフルール、母の父サクラバクシンオーという血統。半姉モズハツコイはGIIIファンタジーSの2着馬。
内田騎手は「スタートを出てから他馬に寄られて行き脚がつかなかったけど、徐々に上がって行けたし、4コーナーの手応えも良かった。最後は内外で離れていたし、どうかと思ったけど…。きっちりと差してくれたし、馬の根性に感謝したいですね」と豪快な追い込みを決めたパートナーをねぎらっていた。
★20日中山6R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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