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GⅠ出走馬に迫る「俺のチェックポイント」。2日目は東京サンスポの内海裕介記者が、皐月賞2着コスモキュランダに密着。在厩調整へのこだわりや左回りの適性などを探った。
◇
皐月賞銀メダルのコスモキュランダは、個人的にも◎候補なのでしっかり掘り下げたい。
21日は美浦坂路をキャンター(4ハロン62秒4)で1本駆け上がった。活気もあり雰囲気は上々だ。
「順調にやれています。1週前追い切りはしっかりやったけど、翌日も筋肉痛になりながら、自分から元気にプールに飛び込んでいました」。
加藤士調教師がにこやかに気配の良さを伝える。弥生賞後は放牧に出さずに、在厩で仕上げられている。積極的に取り入れているプール調整が、心身のリフレッシュに役立っている面は小さくなさそうだ。「放牧に出してつくり直すより、厩舎に置いてやらせてもらうほうがはるかにやりやすい。プールも効果は出ていると思います」とトレーナーもきっぱり。今回がデビュー9戦目だが、連戦の消耗を心配する必要はなさそうだ。
となると課題はコース替わり。東京は4秒6差の12着に敗れた昨年6月のデビュー戦(芝1600メートル)以来。未知な部分は多いが「手前を替えるのも問題ないし、お母さんも左回りでGⅠ(豪コーフィールドC)を勝っていますからね。ゲートが上手じゃないことを考えても、直線が長くて広々としたコースの方が絶対にいいし、(東京は)いいと思うんですけどね」と指揮官は歓迎する。左回りで行われる22日の追い切りの動きも見定めたいが、取材の感触としては引き続き◎候補だ。(内海裕介)
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