中央競馬ニュース

【エリザベス女王杯 俺のチェックポイント】昨年は10着だったウインキートス 内海記者がリベンジの可能性を探った

 0   2   1,620
シェアする  x facebook LINEで送る
【エリザベス女王杯 俺のチェックポイント】昨年は10着だったウインキートス 内海記者がリベンジの可能性を探った

エリザベス女王杯の「俺のチェックポイント」4日目は、東京サンスポの内海裕介記者が美浦でウインキートスに熱視線。今年と同じ産経賞オールカマーをステップに挑んで10着に敗れた昨年の敗因を陣営に直撃し、リベンジの可能性を探った。



有力馬多数のエリザベス女王杯。週初めは印が回らなかったウインキートスも、9日の豪快先着デモを見る限りデキはとても良さそうだ。昨年10着大敗(と言っても0秒7差だが)の原因さえクリアできれば見直す余地は十分。というわけで、宗像厩舎を訪ねた。

「(去年の敗因は)輸送よりも、もまれてしまったこと。僕はそう思っているんですけどね」


単刀直入に疑問をぶつけると、指揮官からはこんな答えが返ってきた。確かに昨年のレースを見直すと外枠(⑮番)発走ながら向こう正面、最後の直線と他馬に囲まれる場面が続いている。「いつもの伸びが見られなかった」(レース後の丹内騎手)理由はそこなのか。

実は前日の追い切りでも、それを裏付けるようなシーンがあった。追い切り前、馬場入りを激しく嫌がる面を見せたが、「馬場へ向かう地下馬道で併走馬(ヤップヤップヤップ)と接触してしまって…。あの馬が前にいるのが見えて怖がって動けなかったんです。そういう繊細さがある馬」とトレーナーは説明した。

牡馬強豪と渡り合えるパワーを秘めつつ、実は繊細なキャラクター。それだけにコンビ再結成後連続3着の松岡騎手が引き続き手綱を取るのは頼もしい。2走前の目黒記念は逃げの手に出てもまれ弱さを封印。前走も冷静な立ち回りで内枠(③番枠)から力を出し切っている。「僕が乗ると3着が多いみたいで、結局3着くらいに来いってことなんでしょう。馬券もつきますしね」。9日の会見で〝自虐ネタ〟を交えながら抱負を語った鞍上も、「気ムラで難しいなと思うところはあるけど、センスのいい競馬ができるのが長所。(阪神2200メートルは)いいイメージでいける」と手応えを隠さない。

反撃へムードは良好。「(夏以降に)1戦少ない分、去年よりも順調。あとはいい枠が当たれば」とトレーナーも注目する枠順次第では印を回す必要が出てきそうだ。(内海裕介)



この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月23日()
宝塚記念 G1
6月22日()
東京ジャンプ G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月16日()
マーメイドS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る