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金鯱賞 G2

日程:2021年3月14日()15:25 中京/芝2000m

金鯱賞データ分析

コース図中京芝2000m

大阪杯のG1昇格に伴い、そのステップレースとして開催時期が3月に変更された金鯱賞。前走5着以内馬が2008年以降で9勝、2着8回、3着8回と、好調馬が結果を残す傾向の強い一戦である。また、馬格のある馬の好走率が高いのも大きな特徴だ。22008年以降の3着以内馬40頭中34頭が当日馬体重480キロ以上。とりわけ新中京移行後の活躍は目覚ましく、2014年以降は2019年の2着馬リスグラシューを除く全馬が該当する。基本的に480キロ未満の馬は割り引いて考えたい。レースが行われる中京2000mは最後の直線が約410mと長く、傾斜のきつい坂(勾配2.0%)も設けられているため、決め手勝負になりやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
別表を見てもわかるように、上位人気が高値安定の成績を残している。新中京移行後も過去の傾向を踏襲しており、勝ち馬の当日単勝オッズはすべて10.0倍未満。人気薄をアタマでは狙いづらいレースだ。ただし、人気サイドで上位独占というわけではなく、近年は5~9番人気の伏兵陣が毎年のように上位を賑わせている。中穴が必ず1頭は絡むという前提で、馬券を組み立てると面白いだろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 10-4-1-5 50.0% 70.0% 75.0% 125.5% 99.0%
2番人気 3-2-6-9 15.0% 25.0% 55.0% 59.0% 88.5%
3番人気 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 97.0% 49.0%
4番人気 2-1-3-14 10.0% 15.0% 30.0% 78.5% 64.0%
5番人気 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0% 45.0% 73.5%
6~9番人気 1-10-5-64 1.3% 13.8% 20.0% 9.1% 82.5%
10番人気以下 0-1-2-89 0.0% 1.1% 3.3% 0.0% 28.8%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 3-1-0-0 75.0% 100.0% 100.0% 107.5% 107.5%
2.0~2.9倍 4-1-0-1 66.7% 83.3% 83.3% 168.3% 111.7%
3.0~4.9倍 6-4-8-12 20.0% 33.3% 60.0% 75.0% 89.3%
5.0~7.9倍 5-2-2-23 15.6% 21.9% 28.1% 101.6% 63.4%
8.0~14.9倍 2-3-4-31 5.0% 12.5% 22.5% 47.3% 64.3%
15.0~19.9倍 0-0-3-13 0.0% 0.0% 18.8% 0.0% 60.0%
20.0~49.9倍 0-8-2-45 0.0% 14.5% 18.2% 0.0% 94.9%
50.0倍以上 0-1-2-86 0.0% 1.1% 3.4% 0.0% 24.4%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 990円 130円 494円
複勝 1,090円 110円 274円
枠連 8,600円 580円 2,328円
馬連 9,370円 630円 3,764円
ワイド 10,890円 180円 1,360円
馬単 16,780円 1,080円 6,171円
3連複 56,390円 660円 10,870円
3連単 192,050円 2,900円 51,356円

【脚質】
脚質については「差し優勢」。9頭立ての少頭数で行われた2018年を除くと、新中京施行の2012年以降、3着以内25頭中16頭を4角5番手以下に位置していた馬が占めている。反面、4角10番手以下の追い込み勢は苦しく、2015年2着のディサイファ(1番人気)が唯一の好走例で、着順>人気で馬券に絡んだ馬はいない。別表の数値を見ると、逃げ&先行有利にも思えるが、これは「前優勢」だった旧中京施行時の影響。参考程度にとどめておいたほうがいい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 4-5-1-12 18.2% 40.9% 45.5% 80.9% 162.3%
先行 8-5-8-52 11.0% 17.8% 28.8% 34.4% 69.0%
差し 7-7-9-67 7.8% 15.6% 25.6% 42.9% 66.1%
追込 1-3-3-80 1.1% 4.6% 8.0% 7.8% 24.9%

【枠順】
スタートから最初のコーナーまでの距離は約310mという適度な長さで、コーナーのカーブは緩め。バックストレッチの距離も長く、外目の馬でもスムーズにポジションと取りやすい。ゆえに、内外の有利不利が出づらいコース形態である。だが、別表を確認すると1枠が苦戦傾向。コースをリニューアルした2012年以降も、2015年2着のディサイファ(1番人気)、2019年1着のダノンプレミアム(2番人気)と、上位人気勢がたまに好走する程度。不運ながら1枠を引いた馬は大きな減点材料となる。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-2-1-22 3.8% 11.5% 15.4% 13.5% 31.5%
2枠 1-1-2-22 3.8% 7.7% 15.4% 14.6% 41.9%
3枠 1-3-3-22 3.4% 13.8% 24.1% 12.4% 64.5%
4枠 1-2-4-25 3.1% 9.4% 21.9% 9.1% 84.7%
5枠 3-2-7-25 8.1% 13.5% 32.4% 33.2% 82.7%
6枠 2-4-3-28 5.4% 16.2% 24.3% 21.4% 61.6%
7枠 5-2-1-33 12.2% 17.1% 19.5% 75.6% 48.5%
8枠 6-4-0-34 13.6% 22.7% 22.7% 53.0% 66.1%

【血統】
ディープインパクト産駒にプラス評価を与えられる。毎年のように上位を賑わせているうえに、別表の連対率と複勝率についても申し分ない。ほかでは、ハーツクライやジャングルポケットなど、トニービン(自身の母父含む)の血を持つ馬の活躍が顕著で、2012~2016年の間は欠かさず馬券に絡んでいた。2017年と2020年こそ3着以内に入れなかったが、2018年はトニービンの血を持つスワーヴリチャードとサトノノブレスがワンツーを決め、2019年はリスグラシューが2着に入った。該当馬は徹底的にマークすべきだ。

◆同コース種牡馬別成績(中京競馬場/芝/2000m/過去5年)集計期間:2016/02/07~2021/02/07

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 29-30-25-172 11.3% 23.0% 32.8% 50.4% 65.8%
2 ハーツクライ 20-21-16-134 10.5% 21.5% 29.8% 57.5% 70.8%
3 ステイゴールド 15-7-9-110 10.6% 15.6% 22.0% 76.0% 63.6%
4 キングカメハメハ 12-13-15-88 9.4% 19.5% 31.3% 67.0% 84.5%
5 ハービンジャー 9-11-5-119 6.3% 13.9% 17.4% 64.9% 62.8%
6 ルーラーシップ 7-3-7-92 6.4% 9.2% 15.6% 37.7% 42.2%
7 ヴィクトワールピサ 6-5-4-53 8.8% 16.2% 22.1% 55.3% 61.2%
8 ロードカナロア 5-4-1-32 11.9% 21.4% 23.8% 90.2% 46.0%
9 ダイワメジャー 4-7-8-33 7.7% 21.2% 36.5% 195.8% 193.1%
10 エピファネイア 4-4-4-17 13.8% 27.6% 41.4% 205.5% 177.9%

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