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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 15 | 牡3 | 57.0 | C.ルメー | 美 手塚貴久 | 480(0) | 1.31.6 | 3.7 | 2 | 34.0 | ⑨⑨ | |||
2 | 5 | 10 | 牝3 | 55.0 | 池添謙一 | 美 林徹 | 480(+2) | 1.31.6 | ハナ | 16.9 | 7 | 34.3 | ⑥⑦ | ||
3 | 4 | 8 | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 460(+2) | 1.32.1 | 2 1/2 | 3.4 | 1 | 35.1 | ③② | ||
4 | 3 | 5 | 牡3 | 57.0 | 横山武史 | 栗 西村真幸 | 466(-2) | 1.32.2 | 1/2 | 48.0 | 11 | 33.9 | ⑮⑯ | ||
5 | 8 | 16 | 牡3 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 藤原英昭 | 446(+4) | 1.32.3 | 3/4 | 148.7 | 15 | 34.5 | ⑫⑪ | ||
6 | 4 | 7 | 牡3 | 57.0 | M.デムー | 美 戸田博文 | 478(+2) | 1.32.3 | ハナ | 23.3 | 8 | 34.9 | ⑥⑧ | ||
7 | 1 | 2 | 牝3 | 55.0 | 津村明秀 | 美 林徹 | 496(+12) | 1.32.4 | 3/4 | 35.4 | 10 | 34.8 | ⑨⑨ | ||
8 | 6 | 12 | 牡3 | 57.0 | 石橋脩 | 美 鹿戸雄一 | 462(-2) | 1.32.4 | クビ | 26.3 | 9 | 35.2 | ⑤⑤ | ||
9 | 7 | 13 | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 栗 矢作芳人 | 486(-10) | 1.32.6 | 1 | 11.5 | 4 | 35.6 | ②② | ||
10 | 2 | 3 | 牡3 | 57.0 | 幸英明 | 栗 浜田多実 | 506(-4) | 1.32.8 | 1 1/4 | 11.9 | 5 | 35.6 | ⑥⑤ | ||
11 | 6 | 11 | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 美 大竹正博 | 492(0) | 1.32.9 | 3/4 | 72.2 | 13 | 34.8 | ⑭⑭ | ||
12 | 8 | 18 | 牡3 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 音無秀孝 | 532(+2) | 1.32.9 | アタマ | 15.1 | 6 | 36.0 | ①① | ||
13 | 7 | 14 | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 栗 大久保龍 | 496(0) | 1.33.0 | 1/2 | 118.3 | 14 | 35.2 | ⑪⑪ | ||
14 | 3 | 6 | 牡3 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 池添兼雄 | 466(-4) | 1.33.1 | 3/4 | 199.1 | 17 | 35.0 | ⑯⑭ | ||
15 | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 上村洋行 | 482(+6) | 1.33.4 | 1 1/2 | 70.0 | 12 | 34.7 | ⑰⑰ | ||
16 | 5 | 9 | 牝3 | 55.0 | 田中勝春 | 栗 武幸四郎 | 404(-12) | 1.33.4 | クビ | 302.1 | 18 | 35.4 | ⑬⑬ | ||
17 | 8 | 17 | 牡3 | 57.0 | 武藤雅 | 栗 池江泰寿 | 482(0) | 1.34.1 | 4 | 183.1 | 16 | 37.1 | ③② | ||
中止 | 2 | 4 | 牡3 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 矢作芳人 | 482(+2) | -- | -- | 4.6 | 3 | 止 |
ラップタイム | 12.2 - 10.2 - 11.3 - 11.6 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.9 |
---|---|
前半 | 12.2 - 22.4 - 33.7 - 45.3 - 56.9 |
後半 | 57.9 - 46.3 - 34.7 - 23.3 - 11.9 |
■払戻金
単勝 | 15 | 370円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 15 | 150円 | 2番人気 |
10 | 320円 | 7番人気 | |
8 | 140円 | 1番人気 | |
枠連 | 5-7 | 2,880円 | 9番人気 |
馬連 | 10-15 | 3,690円 | 13番人気 |
ワイド | 10-15 | 980円 | 12番人気 |
---|---|---|---|
8-15 | 300円 | 1番人気 | |
8-10 | 660円 | 5番人気 | |
馬単 | 15-10 | 4,960円 | 18番人気 |
3連複 | 8-10-15 | 3,540円 | 7番人気 |
3連単 | 15-10-8 | 21,180円 | 45番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年のNHKマイルカップの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は水曜日と金曜日に少量の雨が降った。だが、月曜日から木曜日にかけて、散水作業を連日施しているように、路盤はドライな状態。加えて、気温の上昇も手伝い、傷みかけた洋芝部分の見た目とは裏腹に野芝の張りは上々。土曜日の芝コースは全般的に走りやすいコンディションだった。
土曜日に行われた芝競走5クラにおける、勝ち馬の4角通過順位は、2、2、2、9、2番手。1着馬だけを捉えると先行優勢のように思えるが、2~3着には4角10番手前後に位置した待機勢の食い込みも見られる。枠順の大きな偏りもなく、内・前完全有利とは言い難いものがある。
事実、芝競走5クラの連対馬10頭すべてが上がり3ハロン6位以内。うち9頭は4位以内となっている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかがポイント。少なくともスピードだけで押し切るのは容易ではない。その点はしっかりと頭に入れておくべきだ。
日曜日の天気予報は晴れ。日中の気温は30度近くまで上昇する見通し。馬場の乾燥が進めば、全体時計、上がりタイムともに速くなり、土曜日の傾向に拍車がかかる可能性もある。ゆえに枠順や位置取りに固執せず、末脚のしっかりしたタイプを優先したほうが好結果につながりやすいのではないか。
血統的には近年のNHKマイルカップを検証すると、父または母の父にヴァイスリージェント系もしくはダンチヒ系の種牡馬を持つ馬の活躍が顕著。2013年以降はどちらかが必ず3着以内に好走しているうえに、2頭以上の複勝圏入りも4回を数える。該当する馬は今年も要注目といえよう。
今回の出走馬で要点を満たしているのは、⑭ショックアクション、⑮シュネルマイスター。よって当欄では、この2頭を狙いどころとして推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」とPOGマイスター「柿谷陽介」の特注馬を大公開!トッププロ予想家のハイレベルG1トークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(単勝スペシャリスト) 岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われるNHKマイルカップの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①レイモンドバローズ【C】
栗東坂路単走。頭の位置が高く重心もブレ気味。バタバタした走りで、計時した上がりタイムほどのスピードは感じられなかった。強者揃いのG1で上位を狙うには、もう一段階上の変わり身がほしい。
②アナザーリリック【C】
美浦南W併走。上がり重点ながら、最後まで集中した走りを見せた。ただ、1週前追いで速い時計を出した際の動きがひと息だった点は気がかり。いい時は好調教を連発する馬。ゆえに評価は上げづらい。
③ルークズネスト【B】
栗東CW単走。他馬のいない時間帯でストレスフリーの状況。とはいえ、前膝を効果的に使った大きな走りは目を引くものがあった。状態は高いレベルで安定している印象。あとはレースまでテンションを維持できるか否か。当日の気配には注意を払いたい。
④バスラットレオン【B】
栗東坂路単走。感触を確かめる程度の内容ながら、頭を低い位置で保ち、最後まで集中を切らさず走れている点は好感が持てる。やや単調ではあるが、前後のバランスはとれており、自身のパフォーマンスは示している印象。いい仕上がり具合ではないか。
⑤リッケンバッカー【B】
栗東CW単走。中2週の間隔と輸送を考慮して、1ハロン15秒5から13秒5程度の軽めの内容。1週前に坂路でしっかり攻めて4ハロン自己ベストを記録しており、これで十分という陣営の判断なのだろう。動き自体は悪くなく、好調持続とジャッジしたい。
⑥シティレインボー【D】
栗東坂路単走。この馬としては落ち着いて走れているほうだが、鞍上の仕掛けに対する反応が薄く、しまいにかけての伸びはもうひとつ。さほど速い時計を出してない割に、余力が残っていないのも気になるところ。前回以上の結果を望むのは酷かもしれない。
⑦タイムトゥヘヴン【B】
美浦南W併走。いつもと比べて大人しく映るが、リラックスしていると捉えることもできる。体を大きく使った走りは見映えがいい。攻め巧者なので過度の評価はしづらいものの、現状の力を出せる仕上がりと判断したい。
⑧グレナディアガーズ【B】
栗東坂路併走。ラストで手前を戻し、若干スピードを落としたが、それは朝日杯FSの最終追い時も同じ。道中のスナップが利いた走りを見る限り、過度に不安視する必要はないものと思われる。この馬なりに順調だろう。
⑨ゴールドチャリス【D】
栗東CW併走。重心が高いうえに、首と四肢の連動性を欠き、小手先だけの走りという感じ。小柄な馬体も相まってか、動きに余裕がなく非力に映る。上積みを感じるまでには至らず、G1の舞台はいかにも荷が重い。
⑩ソングライン【B】
美浦南W併走。右手前を嫌がるのか、頭を上げて拒むようなところも見られたが、競る意欲は十分で左手前1本のまま、僚馬をあっさり突き放した。操縦性の難しさは感じるものの、走りの雰囲気は決して悪くない。ハマれば浮上の場面も十分に考えられる。
⑪ヴェイルネビュラ【B】
美浦南W併走。直線へ入る際に若干フォームが乱れる場面もあったが、それを除けば概ねバランス良く走れている印象。ひと頃の折り合い難も解消されつつある。当日の落ち着き次第では、侮れない存在になるかもしれない。
⑫ランドオブリバティ【B】
美浦南W併走。テンションこそ高めだが、全体的に見れば活発に動いている感を受ける。外の僚馬と息が合わず最後は後れをとったものの、手ごたえは優勢だったので許容範囲の部類だろう。抜群とは言えないまでも、及第点のデキにはある。
⑬ホウオウアマゾン【B】
栗東坂路単走。稽古でズブさを出すことが多い馬にしては、キビキビと走れている印象。さほどキレは感じないものの、最後までしぶとく脚を伸ばしている点は評価できる。デキ自体は悪くないので、あとは実戦で気分良く走れるか否かが焦点になりそうだ。
⑭ショックアクション【B】
栗東坂路単走。バランスを崩して右にヨレたあとは、ラチに向かって左へ斜行するような形に。それでも加速ラップを刻むのだから、脚力はここに入っても遜色はない。うまく噛み合えば上位進出の目もある。
⑮シュネルマイスター【A】
美浦南W併走。懸命にシゴかれる僚馬に対し、ほぼ馬任せのまま難なく追いつき、最後は体勢有利の形でゴールした。前回の最終追い時と比べて、重心が低く背中の安定性も高い。フットワークも力強く、ここ目標にきっちり仕上げてきた印象を持つ。
⑯ロードマックス【C】
栗東坂路単走。弾力性に富んだフットワークを駆使して、及第点のタイムをマークした。ただし、この程度の走りは常に見せる馬。底上げを見込めるかどうかについては疑問符が付く。今回の舞台で好勝負を演じるには、何かひと工夫が必要だろう。
⑰グレイイングリーン【C】
栗東CW単走。頭の位置が高く、前肢の出も窮屈に映る。それを後肢のキック力の強さでカバーし、前へ進んではいるものの、G1へ挑むにあたり心許ない動きであるのは確か。今回は期待よりも不安のほうが大きい。
⑱ピクシーナイト【B】
栗東坂路併走。少し気負いが過ぎるようにも映るが、脚元の動きは力強く、制御もしっかり利いている。体を持て余し気味で素軽さを欠いた、前回の中間時に比べると明らかに雰囲気が変わってきている。反撃の場面があっても驚けない。
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◆アナザーリリック・林師「いい動きで理想的な仕上がりです。長くいい脚を使うので、中山より東京の方がレースはしやすいと思います」
◆ヴェイルネビュラ・大竹師「速い時計で走ったことがないので、東京への対応はポイント。馬の気持ちは乗ってきた」
◆グレイイングリーン・池江師「前回は重い馬場に脚をとられた。週末の天気が良ければ」
◆グレナディアガーズ・中内田師「(前走は)状態が7、8割だったかな。(最終追い切りは)いい状態で出られるな、という動きでした」
◆ゴールドチャリス・武幸師「掛からない馬だし、乗り替わりも問題ない」
◆シティレインボー・池添兼師「前走は出していったぶん掛かったが、折り合いは心配していない。良馬場でできれば」
◆シュネルマイスター・ルメール騎手「ストライドがパワフルでマイルはちょうどいい。時計は速くても大丈夫」
◆ショックアクション・谷口助手「いいときの状態で出せそう。左回りは得意」
◆ソングライン・林師「舞台替わりはプラスだし、スタートも着実に出るようになっています」
◆タイムトゥヘヴン・戸田師「リズムよく折り合えるようになったので、しまいのキレ味が増している」
◆バスラットレオン・藤岡佑騎手「いい内容の追い切り。仕草が落ち着いてきて、全体的にパワーアップした」
◆ピクシーナイト・福永騎手「動ける範囲の中で、しっかりやりました。非常にいい動き」
◆ホウオウアマゾン・矢作師「(体の)バランスが良くなっていい状態。スタートが良く、折り合いもつくし、センスがいい馬」
◆リッケンバッカー・西村師「中間も順調でいい仕上がりです。GIでも楽しみはある」
◆レイモンドバローズ・上村師「いい状態で競馬ができそう。浜中騎手もこの馬のことを分かってくれている」
◆ロードマックス・岩田望騎手「いい時計が出たし、調子はいいと思います」
★NHKマイルCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降の3着以内馬のキャリアをみると、3戦から9戦までの範囲で収まっている。ただし、キャリア4戦以下で4着以下敗退が複数回ある馬の好走例は皆無。キャリア8戦以上の好走はオープンクラスで1着歴がある馬に限られる。その点には配慮が必要だろう。
2011年以降の1~2着馬20頭のうち17頭が前走5着以内。6着以下敗退の3頭は、2走前にG1またはG2にて3着以内の好走歴があった。前走が6着以下敗退、なおかつ2走前にG1・G2の高格レースで3着内歴がない馬は疑ってかかりたい。
前走の人気については、2000m戦なら10番人気以内、1800m戦は7番人気以内、1600m戦であれば6番人気以内、1400m戦の場合は2番人気以内が目安。2011年以降の1~2着馬は例外なくこの条件を満たしていた。
2011年以降の1~2着馬はいずれも、近2走内に重賞で5着以内に入った経験があった。重賞で掲示板外が続いている馬や、近走の主戦場が非重賞の馬は推奨できない。
2011年以降、1600m戦未勝利馬が2頭優勝しているように、マイル戦の勝利経験の有無はあまり問われないレース。一方で、芝1600mでの4着以下が複数回ある馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。芝マイル戦で底を見せつつある馬は評価を下げたほうがよさそうだ。
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
真っ先に押さえておきたいのは、このレースの1着馬欄にはU指数上位勢がズラリと並んでいるということ。2014年のミッキーアイルは1位、2015年のクラリティスカイは2位、2016年メジャーエンブレムは1位、2017年のアエロリットは1位、2018年のケイアイノーテックは3位、2019年アドマイヤマーズは3位、2020年のラウダシオンは2位というように、中位から下位の馬に付け入る隙を与えていない。ケイアイノーテックは6番人気、ラウダシオンは9番人気となっており、高配当を狙うチャンスでもある。アタマはとにかく指数上位。このスタンスを崩さないようにしたい。
相手以下については、2017年2着のリエノテソーロ(13位、13番人気)や2019年2着のケイデンスコール(18位、14番人気)のような低指数の穴馬の激走が頻繁にあるので、手広く構えるべきだろう。
ワンランク上に評価する必要があるのは、当然上位3頭。1位の④バスラットレオン(96.8)、2位タイの②アナザーリリック(94.5)と⑧グレナディアガーズ(94.5)は、有力な軸馬候補となる。なかでも“凄馬”のバスラットレオンは、特別視できる存在だ。
最後に、このレースにめっぽう強いM.デムーロ騎手が騎乗する6位の⑦タイムトゥヘヴン(93.3)の名前を挙げておく。
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過去10年、種牡馬として複数回勝利実績のある馬は、ダイワメジャー(3勝)、ディープインパクト(2勝)、クロフネ(2勝)の3頭。なお、昨年はリアルインパクト産駒の9番人気ラウダシオンが勝利しており、ディープインパクトの孫世代としても初めてのG1タイトル獲得となった。現状の種牡馬傾向は三つ巴状態と言えるが、今後はディープインパクトの後継種牡馬にも注目すべきだろう。
ほか、近年は2019年ケイデンスコール(14番人気2着)、2017年リエノテソーロ(13番人気2着)、2014年タガノブルグ(17番人気2着)など、Storm Catの血を引く人気薄の激走が目立ち、昨年の勝ち馬ラウダシオンもこれに該当する。
バスラットレオンは、父キズナ×母バスラットアマル(母の父New Approach)。08年チェヴァリーパークS-英G1[芝6.0f]、10年ニアークティックS-米G1[芝6.0f]を勝ったシリアスアティテュードの甥にあたる血統。本馬はズブくなりがちなキズナ産駒にもかかわらず軽快なスピードを見せており、母系に持つAhonooraの血脈や牝系の実績がいい塩梅となっている印象を持つ。また、父キズナはディープインパクトの直仔かつStorm Catを抱える血統構成も評価しやすい。これまでの3勝はいずれも逃げ切り勝ちなので、今回も自分の競馬に徹することができれば。
ランドオブリバティは、父ディープインパクト×母ドバウィハイツ(母の父Dubawi)。18年フィリーズレビューの勝ち馬リバティハイツの半弟、15年にプールデッセデプーラン-仏G1[芝1600m]、フォレ賞-仏G1[芝1400m]を勝ったMake Believeの甥にあたる血統。半姉リバティハイツも古馬になるとスプリント路線へとシフトしていったが、本馬と同じ父ディープインパクトとの配合でダノンプレミアムが出ている牝系でもあり、近親の成績を鑑みても距離短縮がプラスに働く可能性はありそうだ。
ヴェイルネビュラは、父ロードカナロア×母リングネブラ(母の父ハーツクライ)。父ロードカナロア×母の父ハーツクライは延べ6頭のJRA重賞勝ち馬を出しているニックスとなり、NHKマイルカップにおいても19年ケイデンスコールが14番人気2着と大駆けした実績を持つ。なお、父ロードカナロアは母レディブラッサムが好相性を示すStorm Catの直仔となる。また、本馬はウェスタールンドやミクロコスモスの甥、コズミックフォースの従弟にあたる血統なので、G1でも格負けしないポテンシャルを秘めていそうだ。
編集部(以下、編) 毎年この時期恒例となりました、東京競馬場の5週連続G1がスタートします。
新良(以下、新) まずはNHKマイルCですね。
編 抜けた存在はいませんが、トライアル好走馬を中心にいいメンバーが揃った印象です。人気サイドは継続騎乗が多いですが……。
新 そうなんですよね。でも、ヒモ荒れの多いレースですし、一発の魅力がありそうな馬は何頭もいます。ですので、今回は思いきった策に出てみようかなと。
編 それは楽しみです。ズバリ、どこに狙いを定めましたか?
新 岩田望来騎手から武藤雅騎手に乗り替わる⑰グレイイングリーンです。
編 これはまた、すごい人気薄を(笑)。この馬が馬券に絡んだら、とんでもないことになりますね。
新 可能性はゼロではないと思っていますよ。先ほども言ったように、とにかく荒れるレースですからね。
編 推奨根拠をひとつずつ教えていただけますか?
新 まずは鞍上です。リーディングの順位だけを見れば岩田ジュニアのほうが上ですが、彼が重賞で勝負強くないのはご存知の通り。穴馬での一発ということを考えると、武藤騎手のほうが魅力的です。
編 なるほど。
新 東京コースも乗り慣れていますしね。騎乗馬の質が全体的に低いことを考えれば、2017~2019年が9.3%、2020年以降が6.7%という東京芝1600mのコース勝率も悪くないです。
編 人気薄ですし、プレッシャーを感じずに大胆な騎乗が望めると?
新 まさにその通り。武藤騎手もJRAの重賞は未勝利ですので、アタマまであると大きなことは言えませんが、2着、3着ならあっても不思議はないと思います。
編 騎手以外にも、推し材料はあるわけですよね?
新 はい。グレイイングリーンはまさに「NHKマイルCで穴をあけそうな馬」というタイプで、強調できる要素をモロに持っているんです。
編 具体的に言いますと?
新 このレースでは、将来的に千二から千四を主戦場とする馬がよく穴をあけます。東京の長い直線を凌ぎ切るスピードの持続力が、おそらく今後の競走馬生活に活きるからでしょう。
編 グレイイングリーンはこれまで千四で2勝、3着1回と好成績を収めていますね。
新 過去10年の3着以内馬で、千四経験のある馬だけを見ると、すべて千四で掲示板を外していないという共通点を確認できます。マイルよりも千四で強い馬が、波乱を演出しているのです。
編 まさに、その条件にピッタリ当てはまるじゃないですか!
新 そうなんです。ちょっとそそられますよね? ヒモ穴として100円でも押さえておくことを推奨します。
編 わかりました。超の付く高配当を狙っていきましょう!
3歳馬によるマイル王決定戦。かつては、マイル以下に適性のある短距離馬や、クラシックに出走できなかった外国産馬にとって、3歳(旧4歳)春シーズンにG1ホースになるチャンスはなきに等しかったが、このレースができたことによりクラシックに縁のない馬たちが輝きを放つことになった。第2回(1997年)はその後フランスのG1を制すシーキングザパールが完勝。第3回(1998年)は、1年半後の凱旋門賞で歴史に残るあと一歩の接戦を演じることになるエルコンドルパサーが圧勝。第6回(2001年)は、秋にダートでもG1タイトルを獲得するクロフネが順当勝ち。“マル外の大物”たちがNHKマイルCの歴史を築き上げてきた。第9回(2004年)の勝ち馬キングカメハメハは、次走の日本ダービーも制し、史上初のパターンとなる“変則2冠”を達成。第13回(2008年)の覇者ディープスカイも、ここと日本ダービーを連勝し、キングカメハメハに続いた。近年は、第21回(2016年)のメジャーエンブレム、第22回(2017年)のアエロリットと、牝馬の活躍が目立っている。
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