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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 12 | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 | 美 国枝栄 | 448(-2) | 2.01.2 | 8.9 | 4 | 35.9 | ⑥⑤⑤④ | |||
2 | 7 | 14 | 牝3 | 55.0 | C.ルメー | 美 岩戸孝樹 | 494(-2) | 2.01.3 | 1/2 | 5.6 | 2 | 35.5 | ⑪⑪⑩⑩ | ||
3 | 5 | 9 | 牝3 | 55.0 | 福永祐一 | 栗 池添学 | 432(-4) | 2.01.4 | 1/2 | 7.3 | 3 | 36.1 | ④⑤⑤⑥ | ||
4 | 3 | 5 | 牝3 | 55.0 | 松若風馬 | 栗 渡辺薫彦 | 452(0) | 2.01.6 | 1 1/2 | 40.7 | 10 | 36.9 | ①①①① | ||
5 | 3 | 6 | 牝3 | 55.0 | 石川裕紀 | 美 相沢郁 | 432(+4) | 2.01.7 | クビ | 223.0 | 15 | 35.9 | ⑨⑩⑩⑪ | ||
6 | 1 | 2 | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 栗 斉藤崇史 | 490(+8) | 2.01.7 | クビ | 38.1 | 9 | 35.7 | ⑪⑫⑫⑫ | ||
7 | 5 | 10 | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 | 栗 今野貞一 | 434(+4) | 2.01.8 | クビ | 23.6 | 6 | 36.7 | ③③③③ | ||
7 | 8 | 15 | 牝3 | 55.0 | 津村明秀 | 美 林徹 | 490(+8) | 2.01.8 | クビ | 35.8 | 8 | 36.3 | ⑨⑧⑦⑦ | ||
9 | 8 | 16 | 牝3 | 55.0 | 藤岡康太 | 栗 友道康夫 | 420(+4) | 2.02.0 | 1 1/4 | 72.3 | 12 | 36.0 | ⑬⑬⑫⑫ | ||
10 | 2 | 4 | 牝3 | 55.0 | 吉田隼人 | 栗 須貝尚介 | 474(+2) | 2.02.1 | 1/2 | 1.9 | 1 | 37.3 | ②②②② | ||
11 | 1 | 1 | 牝3 | 55.0 | 大野拓弥 | 美 尾関知人 | 430(0) | 2.02.3 | 1 | 30.2 | 7 | 37.1 | ④④③④ | ||
12 | 4 | 7 | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 468(+2) | 2.02.4 | 1/2 | 49.4 | 11 | 36.9 | ⑦⑧⑦⑦ | ||
13 | 6 | 11 | 牝3 | 55.0 | M.デムー | 美 手塚貴久 | 464(+2) | 2.02.7 | 1 3/4 | 10.6 | 5 | 36.3 | ⑮⑮⑭⑭ | ||
14 | 4 | 8 | 牝3 | 55.0 | 岩田望来 | 栗 安田翔伍 | 430(+6) | B | 2.02.7 | クビ | 256.9 | 16 | 36.4 | ⑬⑭⑭⑭ | |
15 | 2 | 3 | 牝3 | 55.0 | 和田竜二 | 美 奥村武 | 514(-10) | 2.04.3 | 10 | 96.5 | 13 | 38.8 | ⑦⑦⑦⑨ | ||
16 | 7 | 13 | 牝3 | 55.0 | 丸田恭介 | 美 高柳瑞樹 | 428(-8) | 2.04.5 | 1 | 178.7 | 14 | 37.8 | ⑯⑮⑯⑯ |
ラップタイム | 12.8 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 11.5 - 11.3 - 12.3 - 12.9 |
---|---|
前半 | 12.8 - 24.4 - 36.6 - 48.9 - 61.2 |
後半 | 60.0 - 48.0 - 36.5 - 25.2 - 12.9 |
■払戻金
単勝 | 12 | 890円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 260円 | 4番人気 |
14 | 190円 | 2番人気 | |
9 | 240円 | 3番人気 | |
枠連 | 6-7 | 1,330円 | 6番人気 |
馬連 | 12-14 | 2,250円 | 7番人気 |
ワイド | 12-14 | 800円 | 7番人気 |
---|---|---|---|
9-12 | 1,030円 | 10番人気 | |
9-14 | 710円 | 6番人気 | |
馬単 | 12-14 | 4,890円 | 17番人気 |
3連複 | 9-12-14 | 4,190円 | 11番人気 |
3連単 | 12-14-9 | 26,410円 | 82番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスについて考察していきます。予想の際にお役立てください。
阪神競馬場はAコース開催の2週目。この中間は火曜日に2ミリの雨量を記録したものの、その後は天気に恵まれ、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)で施行された。ちなみに、JRAが測定した土曜日朝のクッション値は8.6の標準。火曜日から散水作業を連日施した効果もあって、好天続きの良馬場としてはソフトな仕上がりとなっている。
土曜日施行の芝競走における勝ち馬の4角通過順位は1、2、4、4、4番手。経済コースを通る馬、ならびに中団より前めに位置した馬の奮闘が目を引いた。上がり3ハロン最速馬の成績は【1.2.0.2】。それなりに結果を出してはいるものの、前週土曜日がオール連対だったことを思うと、パフォーマンス劣化の感は否めない。
枠順に関しては、内めの枠が優勢。3着以内馬15頭のうち過半数の8頭を1~3枠の馬が占めている。外めの6~8枠から馬券に絡んだ馬は、いずれも4角4番手以内の逃げ・先行型。速い流れのレースがなかったことに加え、軟らかい馬場も影響しているためか、全般的に外めの枠を引いた待機勢は苦戦を強いられている。
日曜日午前中の空模様は微妙だが、予報を確認する限り、昼過ぎからは回復基調で進む見通し。土曜日の夜から日曜日の朝にかけての雨の影響で、前日より時計を要する状況になったにせよ、路盤自体が極端に悪化することは考えづらい。
ただし、ソフトな馬場状態であることに変わりはなく、土曜日と同様に道中外、直線も外という待機勢には厳しい状況が続くものと思われる。少なくとも、非力な差し・追い込み馬が外をブン回して突き抜けるようなコンディションにはならないはずだ。
ゆえに、内めからうまく立ち回れそうな馬が優位という捉え方が、もっとも適切のように思える。枠順ベースで選ぶのであれば、やはり内めの枠(1~3枠あたり)を優先すべきだろう。そのなかでも、過去5年の秋華賞の連対馬10頭すべてに共通する、前走5着以内の馬に的を絞りたい。
今回の出走メンバーで要点(1~3枠+前走5着以内)を満たしているのは、①スルーセブンシーズ、④ソダシ、⑤エイシンヒテン。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
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日曜日に行われる秋華賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①スルーセブンシーズ【B】
美浦南W単走。気負い気味ながらも、前肢を大きく使って力強く進む姿は見映えがする。直線半ばで手前を右から左に戻す場面もあったが、右回りの阪神に臨むことを思えば、深刻に捉える必要はないだろう。調子は良さそうなので、あとは本番までテンションを維持できるかどうか。当日の気配を注視したい1頭だ。
②ステラリア【C】
栗東CW併走。鞍上が手綱を絞っていたことも影響しているのかもしれないが、前肢の出が窮屈に映るのは気になるところ。ピッチ走法ながらも、いい頃はもう少し柔らかく四肢を使えていた馬。先着した点は認めても、評価を上げるには躊躇してしまう。
③クールキャット【B】
美浦南W併走。折り合い重視の内容もあってか、力みがちの走り。そのため、推進力を上に逃す完歩も時折見られたが、解放されると首と四肢を大きく使った豪快なフォームで僚馬を突き放した。動き自体は悪くないので、あとは実戦で気持ちの高ぶりをコントロールできるかどうか。それが焦点となろう。
④ソダシ【A】
栗東坂路併走。微調整程度の内容ながら、ブレの少ない好フォームで駆け上がり、1ハロンごとに0秒5→1秒2→1秒1とラップを縮めてきた。鞍上が意図せずとも、適度なところで自ら手前を替えるし、速い上がりも出る。身のこなしも柔らかく、ほぼ態勢は整った印象。いい雰囲気で本番に臨めそうだ。
⑤エイシンヒテン【B】
栗東CW単走。全体時計を抑えた内容だが、それは前回も同様。やや口元が敏感で行きたがるところは変わらないものの、制御はしっかり利いているし、促されてからの反応も悪くない。ローズSの最終追い時に見られた、前肢の硬さが薄れつつあるのも評価できる。侮れない存在と言えよう。
⑥スライリー【B】
美浦南W単走。最後まで集中を切らすことなく駆け抜けた。やや前進気勢が過ぎるような気もするが、そもそも抑えて味があるタイプではない。フットワークに硬さはなく、体も上手に使えている。稽古映えする馬なので過度の評価はできないものの、雰囲気は決して悪くない。
⑦サルファーコスモス【C】
栗東CW単走。ハミ受けが浅く、首の動きも硬い。そのせいもあってか加速するまでに時間を要している印象。鞍上の仕掛けに対する反応も薄く、G1へ挑むにしてはモチベーションが不足しているように映る。上位争いに割って入るには、展開など何らかの恩恵がないと厳しいかもしれない。
⑧エンスージアズム【C】
栗東CW単走。活気があって脚元の動きも悪くないのだが、首の可動域が狭く推進力がうまく前に伝わっていないように映る。追われてからも頭を上げるなど、しまいにかけての伸びは今一歩。本来はもう少し柔らかく首を使える馬。本調子には足りないように思える。
⑨アンドヴァラナウト【B】
栗東坂路単走。頭の位置が高く映るものの、それはいつものこと。手前を替えた際に見せる口向きの悪さもマシなほう。厳しく見れば、前回の最終追い時より完歩が小さいような気もするが、そもそもピッチ走法に近い馬。割り引くほどでもなさそう。好調キープと判断したい。
⑩アールドヴィーヴル【B】
栗東坂路単走。リズム重視の調整ながら、この馬としてはピリピリすることもなく、ゆったりと走れている。一見すると地味だが、余力がまったく感じられず、四肢のさばきに硬さが目立ったオークスの最終追い時よりは楽に動けている印象。この馬なりに順調だろう。
⑪ユーバーレーベン【B】
美浦南W併走。直線に入ってから僚馬の前に出たあと、手前の切り替えに若干手間取り差を詰められるも、鞍上に軽く気合をつけられると再び加速。手ごたえ、体勢ともに優位の形でゴールした。派手さはないが、脚どりはしっかりしており、背中の安定性も高い。それなりに帳尻を合わせてきた印象を持つ。
⑫アカイトリノムスメ【B】
美浦南W併走。最後まで低い姿勢を保ち、落ち着いて走れていた。やや力感を欠くことや、前肢の出が少し硬く映る点は気になるも、背中はきちんと使えており、前後のバランスはとれている。オークス以来の実戦とすれば、及第点の仕上がり具合ではないか。
⑬ホウオウイクセル【B】
美浦坂路併走。コーナーを回る際に逆手前となる場面もあったが、全体的に見ればキビキビと動けている印象。馬体の維持に苦労した2走前、ならびに休養明けで手探り状態だった前走の中間に比べると、気配は明らかに上向いている。現状の力を出せる態勢とみたい。
⑭ファインルージュ【B】
美浦南W併走。追い出す際の反応が薄く映るが、そもそも瞬時にグンと加速するタイプではなく、この馬とすれば平常運転の域。3頭併せの真ん中で両サイドから圧を受けながらも、集中を欠くことなく脚勢を維持していた点は評価できる。まずまずの仕上がりだろう。
⑮アナザーリリック【B】
美浦南W併走。直線を向いて手前を右に替えてからの動きは地味だったが、左手前だったコーナーでの前肢を効果的に使った力強い脚どり、柔らかい身のこなしは目を引くものがあった。左手前の強い走りをみるに、右回り・阪神へのコース替わりがプラスに働く可能性もある。軽くは扱えない1頭だ。
⑯ミスフィガロ【C】
栗東P単走。セーブ気味の調整だが、脚運びは軽く制御もそれなりに利いている。その反面、こぢんまりとした走りで躍動感という面では今ひとつ。前回から良い意味で変わったところはうかがえず、前進を見込めるかどうかについては疑問。積極的には手が出ない。
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◆アカイトリノムスメ・国枝師「馬体は少し立派だけど、輸送するとちょうどよくなる」
◆アンドヴァラナウト・池添学師「トライアルで強い勝ち方をしてくれた。血統も魅力」
◆アールドヴィーヴル・今野師「一度使って初めての中3週ですが、うまく疲れも取れました」
◆エイシンヒテン・渡辺師「状態はいい。(逃げた前走と)同じようなレースができれば」
◆エンスージアズム・安田翔師「今回の条件は心配していません」
◆クールキャット・奥村武師「阪神の内回りだと、コーナーで動けなさそうで…」
◆サルファーコスモス・福永助手「2000メートルでも引っ掛かるようなことはないと思います」
◆ステラリア・登藤助手「走りや体形から、もともと中距離の馬だと思っていました」
◆スライリー・相沢師「思い切って脚をためる競馬をしてほしい」
◆スルーセブンシーズ・尾関師「前走くらいの馬体重で出走できそう。条件がはまれば上位に」
◆ソダシ・須貝師「精神的にもだいぶ成長していると思う。内回りの舞台は良さそうだね」
◆ファインルージュ・楠助手「ひと夏を越して心身ともに成長。雨もそれほど苦にしないはず」
◆ホウオウイクセル・丸田騎手「前走より状態は上がっている」
◆ミスフィガロ・友道師「体重はあまり変わらないですが、ひと回り大きくなった気がします」
◆ユーバーレーベン・手塚師「道悪は上手だから雨が降っても大丈夫。阪神内回りがポイント」
★秋華賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降(ただし今年は阪神芝2000mで施行)の所属別成績は、栗東【9.7.9.81】、美浦【1.3.1.66】。前者が優位の状況にある。なお、後者の3着以内5頭は、重賞で複数回馬券絡みを果たしている点で共通する。関西馬優勢のレースではあるが、重賞で複数回の好走歴を持つ関東馬には相応の評価をしてしかるべきだろう。
(減点対象馬)
①スルーセブンシーズ ③クールキャット ⑥スライリー ⑮アナザーリリック
前走の着順についてはオークスなら3着以内、秋華賞トライアルが5着以内、それ以外の場合は1着が目安。2011年以降の1~2着全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
②ステラリア ③クールキャット ⑥スライリー ⑦サルファーコスモス ⑧エンスージアズム ⑬ホウオウイクセル
前走の人気に関してはローズSであれば7番人気以内、それ以外の重賞は6番人気以内、非重賞ならば1番人気がひとつの基準。2011年以降、この条件を満たしていなかった馬は例外なく3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
⑤エイシンヒテン ⑥スライリー ⑦サルファーコスモス ⑧エンスージアズム ⑬ホウオウイクセル ⑯ミスフィガロ
中10週以上の間隔で臨み、複勝圏入りを果たしたのは3頭だけ。うち2頭は連対率100%の牝馬クラシック二冠馬、もう1頭はG1で3度の馬券絡みを含む複勝率100%と崩れ知らずの馬ばかり。4着以下に敗れた経験のある、中10週以上の臨戦馬は疑ってかかったほうがいいかもしれない。
(減点対象馬)
②ステラリア ⑪ユーバーレーベン ⑫アカイトリノムスメ ⑮アナザーリリック
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過去5年間の結果を紐解いていくと、いずれもU指数5位以内の馬が勝利し、5回中4回で5位以内が2頭以上馬券に絡んでいることが明らかになる。指数下位の好走もちらほら見られるものの、基本的に指数の高い馬が上位着を取るケースが多い。今年も例年の傾向に則り、5位以内の馬を中心に馬券を組み立てていきたい。
まず、不動の本命級の評価を与えることができるのは、1位に輝いている④ソダシ(97.3)だ。やや距離が長かったとみられるオークスの敗戦を除けば、戦績はパーフェクト。その鮮やかなルックスが注目を集めているが、レースぶりも注目に値する内容で、隙らしい隙は見当たらない。ここも大崩れはないだろう。
相手候補は、同じ指数95.1で3位タイにランクされている⑨アンドヴァラナウトと⑩アールドヴィーヴル。ともに実績や臨戦過程に不安はなく、トップジョッキーを配してきた点にも好感が持てる。ソダシとセットで馬券になるシーンが見られる可能性も大いにありそうだ。
穴で面白そうなのは、2位の⑮アナザーリリック(95.7)。戦績は地味で前評判も高くないが、やたらと高い指数を出してきた。ここは要警戒と判断する。
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今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、秋華賞は阪神芝2000m・内に舞台を移して施行される。当該コースではG1の大阪杯、牝馬限定戦ではG3のマーメイドS、秋華賞と同じ3歳牝馬限定戦であればリステッドの忘れな草賞などが施行されているため、それらの種牡馬傾向を参考にしてみたい。
直近3年以内のオープン以上かつ牝馬の成績に限定すると、存在感を示しているのはディープインパクト系とステイゴールド系。G1の大阪杯においても20年ラッキーライラック(父オルフェーヴル)、21年レイパパレ(父ディープインパクト)と該当する牝馬が勝利していたことは記憶に新しい。また、忘れな草賞の勝ち馬も18年オールフォーラヴ(父ディープインパクト)、19年ラヴズオンリーユー(父ディープインパクト)、20年ウインマイティー(父ゴールドシップ)、21年ステラリア(父キズナ)となっており、やはり該当馬には相応の評価をすべきだろう。
アカイトリノムスメは、父ディープインパクト×母アパパネ(母の父キングカメハメハ)。母は10年秋華賞の勝ち馬で牝馬クラシック三冠を達成した女傑。本馬はコース相性を強調しやすいディープインパクトの直仔となるが、馬場やコースを問わないオールラウンドな走りは母を彷彿とさせるものがある。また、管理する国枝厩舎も秋華賞での好走実績は豊富で、18年1着アーモンドアイから3年連続で連対中だ。
ファインルージュは、父キズナ×母パシオンルージュ(母の父ボストンハーバー)。父はディープインパクトの後継種牡馬となるが、重賞勝ち馬を出すなど阪神芝2000mでも存在感を示している。本馬は小回りコースで一気に抜け出す瞬発力には目を見張るものがあり、このあたりは母がJRAの1000~1200mで3勝を挙げたスピードタイプだったことに起因しそうだ。また、桜花賞3着の実績はもちろん、阪神への輸送を経験している強みもある。
エイシンヒテンは、父エイシンヒカリ×母エイシンサンバレー(母の父エイシンワシントン)。「エイシン」の冠を配された馬が血統表内に散見されるオーナーブリーダーらしい血統馬。父も有り余るスピードを武器としていたタイプだったが、本馬も自分のペースで運べた際には大崩れすることなく走れており、阪神芝2000mでも忘れな草賞で2着となった実績がある。ディープインパクトの直系ということもあり、一考する価値は大いにありそうだ。
編集部(以下、編) 日曜日は牝馬三冠最終戦の秋華賞が行われます。
新良(以下、新) 馬券の人気も話題性も、ソダシがだいぶ持っていっていますね(笑)。
編 もちろんソダシが強いことは間違いないですし、その走りにも注目ですが、全幅の信頼を置けるかいうと、さすがにそこまでの存在ではないですよね。
新 おっしゃる通り、ほかの馬にもチャンスはありますし、大荒れになっても不思議はないと思っています。なにより、ソダシは吉田隼人騎手の継続騎乗ですので、このコーナーでは指名できない(苦笑)。
編 確かに(苦笑)。では、新良さんが注目している乗り替わりを教えてください。
新 結論を発表する前に、このレースは乗り替わりの裏事情を読むのが面白いメンバー構成になったので、その背景と言いますか、全体的な話をしても構いませんか?
編 もちろんOKです。よろしくお願いします。
新 出走馬が絞り込まれていく段階で大きな焦点となったのは、出てくれば上位人気確実だったサトノレイナスの骨折リタイアによって騎乗馬がいなくなったルメール騎手が、いったいどの馬に乗ることになるのか? でした。
編 ルメール騎手に乗ってほしいという陣営はたくさんいるでしょうし、当然ルメール騎手も、勝利を意識できる有力馬を選択するでしょうからね。
新 はい。そして、ルメール騎手はファインルージュに乗ることになりました。コンビ成績は2戦2勝ですし、戦績的にも評価の高い1頭ですが、紫苑Sで勝利に導いた福永祐一騎手がアンドヴァラナウトを選んだ、すなわち福永騎手に捨てられた格好になりましたので、あまり食指は動きません。
編 なるほど。
新 当然、前走がルメール騎手騎乗だったアカイトリノムスメ、クールキャットは、ルメール騎手の継続騎乗にならなかった時点で、一枚割り引きとなります。
編 出走表をよく見ると、今年の秋華賞の乗り替わりは全部で5頭ですので、残る候補は2頭ということになります。
新 津村明秀騎手から藤岡康太騎手に乗り替わるミスフィガロは、津村騎手がお手馬のアナザーリリックに乗ることを優先したので、やはり評価しづらいですよね。
編 となると残るは……。
新 川田将雅騎手から武豊騎手に乗り替わる②ステラリアです。今回私は、この馬を推奨します。
編 これまで名前の挙がった馬と同じように、川田騎手に選ばれなかったようにも映りますが……。
新 そもそも前走のオークスはピンポイント騎乗だったと思いますし、川田騎手が秋華賞で乗ることになったサルファーコスモスは蜜月関係にある中内田充正厩舎の馬ですので、そこまで悲観する必要はないとみています。
編 言われてみれば、やむを得ない乗り替わりとも考えられますね。
新 重要なのは、武豊騎手がなぜこの馬に乗ることになったのかです。ルメール騎手と同じエージェントですので、アカイトリノムスメやクールキャットという選択肢もあったと思います。関係性の強い友道康夫厩舎のミスフィガロというパターンも、なくはなかったでしょう。
編 そんな状況のなか、最終的にステラリアに乗ることになったというのは、それだけ武豊騎手が期待していると考えられるわけですね?
新 そういうことです。武豊騎手は2018年以降、阪神芝2000mで28.0%という高い勝率をマークしている舞台巧者ですし、軽くは扱えないでしょう。
編 となると、焦点は馬の能力ということになりそうです。
新 この馬はデビュー2戦目から5戦連続して上がり最速を記録したいように、末脚を活かす競馬が合っているのですが、にもかかわらず、オークスでは先行策をとって大敗しました。これは川田騎手にしては珍しい、ミス騎乗と言っていいでしょう。私は決して力負けだったわけではないと思っています。
編 5番人気に支持されていたように、戦前の評価は高かったですしね。
新 はい。まだ全能力を発揮していない気がしますし、今回と同じ舞台の忘れな草賞を勝っているのは大きなアドバンテージです。中間にアクシデントがあったわけではないので、直行ローテも問題ないでしょう。
編 抽選も突破して、運も味方につけています。
新 うまくいくときは、なにもかもがうまくいきますからね。ヒモ穴としてだけでなく、アタマ候補の1頭に加えてもいいかもしれません。
牝馬三冠の最終戦。これまでに1986年メジロラモーヌ(三冠目はエリザベス女王杯)、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクトの6頭が三冠牝馬に輝いている。第7回(2002年)は、4戦4勝の無敗馬ファインモーションが、持ったままで2着馬を3馬身半ちぎる大楽勝。史上最強牝馬の誕生を予感させた。第25回(2020年)はデアリングタクトが日本競馬史上初となる無敗での牝馬三冠馬となった。一方、気まぐれな3歳牝馬同士の戦いなだけに「荒れるG1」としても名高い。記念すべき第1回(1996年)は、圧倒的な1番人気を背負ったオークス馬・エアグルーヴが馬群に沈み、5カ月の休み明けだったファビラスラフインが勝って馬連万馬券の決着。第13回(2008年)は11番人気ブラックエンブレムが勝利するほか、ダート馬と見られていた16番人気プロヴィナージュが3着に逃げ粘り、3連単1,098万2,020円の大波乱を演出。京都競馬場を静まり返らせた。
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