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東西の精鋭記者が、1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探し出す名物企画『東西現場記者走る』。有馬記念は大阪サンスポの山口大輝記者(27)が担当する。5日目は美浦に移動し、唯一の3歳馬ブラストワンピースを追跡。午後は枠順抽選会にも顔を出し、〔4〕枠(8)番に決定した後の陣営を直撃した。
密着取材も半分以上が過ぎ、残された時間はあとわずか。木曜は美浦に“戦場”を移し、関東馬の感触を確かめた。気温3度だが、風が冷たく、栗東より寒さが身にしみる。今年の競馬を思い返せば、3歳馬の躍進が目についた。3冠牝馬アーモンドアイやマイルCSを制したステルヴィオ、ダート界でもルヴァンスレーヴが王者となった。1年の流れが反映されやすい有馬記念。唯一の3歳馬ブラストワンピースを忘れてはならない。
GIではあと一歩足りない競馬が続くが、ダービーは直線でごちゃついての5着。菊花賞もスローペースに泣かされての4着と、力負けではないことは明らかだ。「3歳世代でも、この馬が一番強い」と話す関係者の声も聞いたことがある。
午前7時半ごろから厩舎周りの運動を始めると聞きつけ、大竹厩舎へ。ブラストは落ち着きがあり、好調を感じさせた。前走の菊花賞から約2カ月ぶりとなるが、状態面に不安はなさそうだ。
早速、大竹調教師を直撃。「追い切った後も順調です。背腰が良くなっていますね」と今秋の成長を口にした。この日、発表された調教後馬体重は前走から10キロ増の540キロ。長距離輸送がない今回は、過去最高馬体重での出走となりそうだ。
午前中に美浦での取材を終えるやいなや電車に飛び乗り、茨城県から一路、枠順抽選会の会場となる東京・品川プリンスホテルへ。3年連続での現地取材だが、年々、報道陣の人数も、ファンの熱気も増している。
抽選会は午後5時にスタート。ブラスト陣営は2番目に名前が呼ばれた。池添騎手は念を送っているのか、両手をすりあわせてから右手でボールを選ぶ。カプセルが開かれる緊張の瞬間…。(8)番と分かると、うれしそうな顔をみせた。「真ん中より内が欲しかった。(4)~(8)番ならいいと思っていたので、よかったです」と力強い言葉。ひとまず“前哨戦”は勝利といえるのではないか。
そのうえで、「春からGIを取れる器だと言ってきた。(根拠は)乗った感じのフィーリングです。今回に関しては、なんとか一緒に勝ちたい」と池添騎手。有馬記念最多タイ3勝を誇る名手が、熱っぽく語る姿に心を打たれた。多くの夢を乗せて走る有馬記念。最後まで、悔いのない取材を続けたい。 (山口大輝)
★有馬記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載
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