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菊花賞の勝ち馬を探す好評連載『東西現場記者走る』で、東京サンスポの板津雄志記者(39)は、栗東から早くも美浦トレセンに移動。前走のラジオNIKKEI賞(2着)での豪脚が目を引いたフィエールマンに照準を定めた。3カ月半ぶりの臨戦過程が嫌われてか人気もそこそこで馬券妙味たっぷり。陣営を直撃し、手応えを探った。
働きマンと化して栗東から美浦へ移動。察しがいい人はもう分かるだろう。きょうのターゲットはフィエールマンだ。
「○○マンといえば、ウルトラマンですかね。あとはキン肉マン…」
カメラ担当で取材に同行させた小僧がうるさい。大体、フィエールマンは音楽用語で『気高く、勇ましく』だ。ヒーローの類いと勘違いしている小僧はカメラを構え、ポーズを要求してくる。「ビーム出してください。ほら構えて。もっと腰を落としてっ」。頼む人を間違えた。
不毛なやりとりを穏やかに見守ってくれた優しいお方がフィエールマンを担当する名畑助手だ。半姉ルヴォワール(4戦3勝)の世話役でもあり、この一族をよく知っている。先週14日には半弟ラストヌードルが初陣をV。母系の活力は素晴らしい。
「フィエールマンは全身を使って低い重心で走るから、乗っていて気持ちいいですね。父がディープインパクトに替わって、ルヴォワール(父ハーツクライ)より走りが軽い。最初からモノが違う感じでした」
デビュー2連勝はもちろん、2着だったラジオNIKKEI賞のインパクトが大。福島では絶望的な4コーナー最後方から、勝ったメイショウテッコンに半馬身差まで詰め寄った。そのテッコンが神戸新聞杯でダービー馬と接戦を演じたなら、世代トップ級の能力が推し量れるというものだ。1800メートルしか経験がないが、母リュヌドールは2400~2500メートルで仏GII2勝。血統的には距離が延びてこそだ。
気になるのは前走の福島戦で体重が10キロ減だったことと、それ以来3カ月半のぶっつけローテ。ひとつ目には「前走はゲート練習で苦労して見た目にも細かったし、夏負けの感じもあった。福島までの輸送で減ったわけじゃないです」と説明。臨戦過程には「今まで1回使うとガタッときていた。トライアルを使って反動が出るよりいい。先週追い切ってからカイバ食いが良くなり体もふっくら。状態は今までで一番いい」と名畑助手は自信を持つ。
スケールはGIのメンバーに入っても見劣らない。フィエールマンがスペシウム光線、もとい勇ましい末脚で週末のヒーローに輝くか。 (板津雄志)
★菊花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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