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【エ女王杯】ブロード闘走!陣営も好ムード

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【エ女王杯】ブロード闘走!陣営も好ムード

 秋華賞繰り上がり2着のブロードストリートは、栗東坂路を一杯に追われて4ハロン53秒0、ラスト12秒8をマーク。GI初制覇に向けて陣営も好ムードだ。

 陰りを感じなければそれで十分だった。そればかりか、ブロードストリートの走りには闘争心がにじみ出ていた。何を求められているのか、馬自身が理解しているかのように…。

 「単走で気持ちよく走らせて、能力を維持できているかどうかをジャッジした。スムーズな追い切りができたし、よかったと思いますよ」

 藤原英調教師も納得の追い切りは、坂路での単走。強い雨が降りしきる中、水分をたっぷりと含んだ馬場にも屈することはない。推進力十分のフットワークで4ハロン53秒0(ラスト1ハロン12秒8)をマーク。調整役の鮫島騎手(実戦は藤田騎手)も「無理をしませんでした。肩ムチだけ。それでも反応しましたから。(精神的に)余裕が出て、どっしりしているのがいいですね」と直に味わった好気配を伝えた。

 力をつけた3歳世代の象徴的存在。秋初戦のローズSを1分44秒7のレコードで勝ち、秋華賞は、4コーナーでブエナビスタに走行妨害を受けながらも、立て直して2着(3位入線)。まともだったら突き抜けていたかもしれない。

 さすがに厳しい一戦だったのか、レース後に筋肉痛の症状も出たが、1週間ほどで回復。その後は順調にメニューをこなしてきた。今回のポイントは、秋華賞からのプラスαがあるのかどうか?

 「キチッとしたローテで狙い澄まして使えば、これだけ走ってくれるんだというのが分かった。秋華賞である程度、目いっぱいにつくったので、ここがどうかという不安なところもあるが、何とか雪辱したい」

 素直な胸の内を藤原英調教師がストレートに口にする。ジェルミナルら僚馬と“打倒ブエナ”を目指して春から挑んできた。「接戦をして、あわよくばクビ差くらい出たいな」。トレーナーの思いがかなうのか。すべてをぶつける態勢はできあがった。(酒井哲也)

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