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変則日程の今週は秋華賞組のほとんどの追い切りが、16日に行われた。ローズSを快勝したオークス馬ヌーヴォレコルトは、栗東CWコースの3頭併せで豪快に最先着。唯一のサンケイスポーツ調教評価「S」を獲得した。タガノエトワール、レッドリヴェールも力強い動きで好仕上がりを見せつけた。17日に枠順が確定、馬券は18日から発売される。
2冠制覇へ、不安材料は何もない。ヌーヴォレコルトが圧巻のパフォーマンスを見せた。
「思いのほか、動きがよくて想定以上に速くなりましたが、それだけ状態がいいということ。心配はないと思います」。見守った斎藤調教師も納得の表情で振り返った。
CWコースでゴッドフロアー(1000万下)とアムールブリエ(1000万下)を3馬身追走。抜群の手応えで、4コーナー手前で内から並びかける。残り1ハロンで軽く仕掛けられると鋭く反応。ノーステッキのままパートナーを突き放す。6ハロン81秒4、3ハロン37秒8-12秒0のタイムも速く、外ゴッドに4馬身、中アムールに1秒8差の先着。格の違いを見せつけた。
「全然無理はしていない。追い切りが終わった後もカイバをすぐに食べていたし、どんどん馬がよくなっている」と斎藤調教師の表情も自然とほころぶ。
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