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◆重賞実績 勝ち馬7頭を含む、連対20頭中12頭が芝のGI馬で、残る8頭にも芝GII勝ちの実績があった。
◆コース実績 京都で開催された2006年を除く、連対18頭中16頭に阪神芝でVか重賞2着があり、うち12頭は重賞を勝っていた。
◆天皇賞組が主力 春の天皇賞組が最多の9連対で、10年中8年で連対している。さらに一昨年から宝塚記念の3週前に行われるようになった鳴尾記念から参戦した馬は同年3着、昨年2着。それ以前に同時期に同距離で行われていた金鯱賞に代わって主要ステップになったといえる。
◆前走3着以内 連対16頭が前走3着以内。4着以下から巻き返した4頭は全て前走が天皇賞・春だった。
◆4歳中心 4歳が【6・3・5・32】で、単勝回収率196%。5歳が6連対で次ぐ。7歳以上は【1・1・1・29】と劣勢で、優勝した04年タップダンスシチー(7歳)は前年にジャパンCを勝っていた。
◆中8週以内 連対全20頭が中8週以内。それより間隔があいた馬は【0・0・2・13】と信頼度が下がる。
◆牝馬 連対した3頭には全て牡馬相手のGIで連対実績があった。
◇結論◇
トップ評価は昨年の覇者ゴールドシップ。GI4勝の実績は上位で、昨年と同じく天皇賞・春からの参戦。巻き返しは十分に可能だ。ウインバリアシオンはGI勝ちこそないが、GII2勝&GI2着4回の実績。天皇賞・春2着からの臨戦過程も理想的で、初戴冠を狙える。ジェンティルドンナは現役最多のGI6勝と実績は抜群だが、3着に敗れた昨年と同じくドバイシーマクラシック以来3カ月ぶりという点が鍵。メイショウマンボはGI3勝だが、牡馬相手のGIで好走歴がなく割り引き。 (データ室)
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