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2週目を迎える小倉の日曜メーン、サマー2000シリーズ第3戦のGIII小倉記念で、エクスペディションが連覇に挑む。7、8月の小倉で4戦全勝と強さを発揮しており、今年も暑い時期を迎えて体調を上げている。鞍上も夏に強い浜中騎手。好条件がそろった。
“小倉の夏男”が小倉記念連覇へ、態勢を整えつつある。全6勝中5勝を小倉で挙げているエクスペディション。7、8月は4戦全勝とパーフェクトで、季節的にも申し分ない。
「(休み明け)3走目でこの舞台(小倉)。乗り慣れた浜中騎手ですし、不安はないですね」と和田調教助手の期待は大きい。
昨年は中団の外を追走。勝負どころでポジションを押し上げ、直線ではメンバー最速タイの上がり3ハロン34秒5の末脚を繰り出した。残り100メートル付近で抜け出すと、そのまま堂々と押し切って重賞初制覇。29日に発表されたハンデは昨年より2キロ増の57キロだったが、この斤量で3勝の実績もあり、問題ないはずだ。
前走の七夕賞は道中で外を回らされたこともあり、直線で伸びを欠いて7着に敗れた。だが、昨年は七夕賞8着から巻き返しての勝利。今年もその再現は十分あるといっていい。「前走は勝負どころで内からどんどん来られて外に張る感じだったけど、それでもよく辛抱していた。内容としては悲観していない」と同助手も手応えを感じている。
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