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実績に近況も加味すると、ショウナンパンドラ、ミッキークイーンのディープインパクト産駒2頭が上位だが、ともにマイルへの適性が大きなポイントになる。秋華賞、ジャパンCとGI2勝の前者は母の父がスピードとパワーに優れるフレンチデピュティで、その子であるクロフネの産駒が過去に3連対(全て母の父サンデーサイレンス)しているように、レース適性は高そう。距離短縮にも対応できるだろう。トップに評価する。
オークス&秋華賞馬の後者は、母の父ゴールドアウェイが仏GIムーランドロンシャン賞(芝1600メートル)2着2回など、マイル前後で活躍。マイルGIでも通用する下地はあるとみていい。
他に注目したいディープ産駒は2頭。阪神JF優勝馬ショウナンアデラは母の父が芝1400、1600メートルの米GIII2勝のイルーシヴクオリティで、祖母は仏1000ギニー馬オールウェイズロイヤル。マイルあたりでのポテンシャルはかなり高く、久々でも侮れない。
実績では劣るが、ショウナンパンドラと同じ母の父のウリウリも適性は十分ありそうだ。
ディープ産駒で人気になりそうなスマートレイアーは、母の父がスタミナ寄りのホワイトマズル。マイル重賞連勝中とはいえ、GIレベルのスピード勝負は不利だ。
昨年の覇者ストレイトガールは7歳と高齢な点が気がかりだが、同じフジキセキ産駒ではキンシャサノキセキが8歳時に高松宮記念を制覇しているので、マークは必要だ。 (血統取材班)
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