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第16回北海道スプリントC(14日、門別11R、交流GIII、3歳上、ダート1200メートル、1着賞金2200万円=出走13頭)岩田康誠騎手騎乗の3番人気セレスハント(牡7歳、栗東・松永幹夫厩舎)が、中団追走から直線で内ラチ沿いを一気に伸びて2馬身半差の完勝劇。勝ちタイム1分11秒6(良)。
2着には好位追走からしぶとく伸びた2番人気タイセイレジェンド、さらに1馬身半差の3着には中団から直線外めを伸びた1番人気トウショウカズンが入った。また、4着には早め先頭から押し切りを図った4番人気サマーウインドが入り、上位をJRA勢が独占した。
ダービージョッキー・岩田騎手の手綱に導かれ、7歳の古豪・セレスハントが健在ぶりをアピールした。道中は中団待機。サマーウインドが先頭を奪った3コーナー過ぎからペースは上がったが、人馬に慌てた様子はなかった。
抜群の手応えを残したまま4コーナーの内めを周回し、直線ではメンバー最速の末脚(上がり3F36秒6)で内ラチ沿いを一閃。逃げるサマーウインドを並ぶ間もなくかわし去ると、追いすがるタイセイレジェンド以下に2馬身半の差をつけてフィニッシュ。3つ目の重賞タイトルを獲得した。なお、これでJRA勢の同レース勝利は12年連続となった。
セレスハントは父コロナドズクエスト、母エリモシンフォニー、母の父Blushing Groomという血統。通算成績44戦11勝。重賞は10年のサマーチャンピオン(交流GIII)、11年の東京スプリント(交流GIII)に続く3勝目。岩田康誠騎手、松永幹夫調教師はともに同レース初制覇。
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