まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
“夏は牝馬”の格言通り、GIII函館スプリントS(芝1200メートル)はもっか3年連続で牝馬が勝利。過去10年でも8勝と、牝馬が断然強い。12日現在では出走予定の11頭中、5頭の牝馬がスタンバイ。なかでも昨夏の北九州記念で2着になるなど、実績上位のエーシンリジルが最有力だ。
函館のスプリント戦は牝馬を抜きに語れない。開幕週に行われた芝1200メートルの特別2競走は牝馬がいずれも優勝。9日の基坂特別(500万下)のルリニガナ、10日メーンのUHB杯(1000万下)のフォーエバーマークとも圧巻の勝ちっぷりだった。季節的なものに加え、滞在競馬なのも繊細な牝馬にとって効果は大。過去10年の函館スプリントSで牝馬が8勝しているのも、単なる巡り合わせでは片付けられない。
今年出走予定の牝馬で、函館滞在がプラスに働いているのはエーシンリジルだろう。栗東トレセンでは角馬場で跳ね回り、騎乗者を振り落としかねないお転婆なのだが、函館入厩後は落ち着いた姿を見せている。
「さすがに初日はイレ込んでいたけどね。初めての滞在で、環境にも慣れてきた感じ。こっち(函館)の角馬場では大丈夫だよ。落ち着いているね」と村本調教助手は、精神面の進境を見せる愛馬を頼もしげな眼差しで見つめる。
5勝2着4回(28戦)の連対実績のあるリジルだが、そのうち4勝2着3回を4月から9月にマーク。夏場に強く、すべてが函館スプリントSのレース傾向に合致している。「成績が示す通り、暑い時期に好走しているし、去年のGIII北九州記念2着の時に近い状態にある」と陣営は体調の良さに太鼓判を押す。騎手時代、メジロデュレンとのコンビで菊花賞、有馬記念に優勝。玄人好みの騎乗でファンを唸らせた村本助手の仕上げにも力が入ってきた。
「馬自身の成長は実感しているし、状態は間違いなく前走(鞍馬S2着)よりいいからね。明日(の追い切り)はジョッキーに乗ってもらうよ」と村本助手。かつての仕事人は自信を持って、現役の仕事人・藤田騎手に手綱を託す。待望の重賞初制覇へ。エーシンリジルが北の大地で疾走する。 (芳賀英敏)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|