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第62回ダイヤモンドS(18日、東京11R、GIII、4歳上オープン、ハンデ、芝3400メートル、1着本賞金4000万円=出走16頭)吉田豊騎手騎乗の15番人気の伏兵ケイアイドウソジン(牡6歳、美浦・田村康仁厩舎)が逃げ切り。勝ちタイム3分36秒8(良)。
1番人気ギュスターヴクライは中団追走から直線、鋭い末脚で追い込んだが2着まで。3着には道中2番手を追走したスマートロビンが入った。
菊花賞馬、天皇賞馬。名うてのステイヤー達が顔を揃えた舞台でブービー人気ケイアイドウソジンがレース名に負けないまばゆい輝きを放った。
スマートロビンとの先行争いを制してハナに立ったケイアイドウソジン。マラソンレース特有のゆったりペースでレースを引っ張った。
半馬身ほどのリードを守って迎えた直線。鞍上の吉田豊騎手からムチが飛び“ラストスパート”の要求が入った。残り200メートルを切ると、ギュスターヴクライが外から鋭伸。しかし、ケイアイドウソジンが根性を見せて、この競り合いを半馬身差制した。
ケイアイドウソジンは父キングカメハメハ、母ブリーダーズフライト、母の父Cutlassという血統。通算成績28戦8勝。重賞は初制覇。田村康仁調教師、鞍上の吉田豊騎手ともにダイヤモンドS初制覇。
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