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〔1〕美浦S
GI秋華賞4着後は、デビュー勝ちの舞台である中山戦に備えていたアカンサス。その秋華賞は、後方からメンバー最速の末脚を発揮して勝ち馬アヴェンチュラから0秒5差に迫った。自己条件なら、牡馬相手でも突き抜ける。
〔2〕オリオンS
晩秋から暮れにかけて、毎年活躍する“菊花賞帰り”ロッカヴェラーノが最有力候補だ。ハイレベル決着の菊花賞で、積極的に前々でペースを作った馬だけに、能力の裏付けは十分といえる。
〔3〕カペラS
昨年の勝ち馬セイクリムズンは冬場に調子を上げるタイプで、ここは理想的な叩き3走目のローテーションだ。中間の動きも絶好で、連覇が濃厚とみる。16頭立てフルゲートの一戦だが、敢えて1点で勝負する。
〔4〕柳川S
人気だが、エーシンミズーリの優位は動かない。春の小倉で同舞台のフリージア賞クビ差2着など、芝1800メートルは【1・3・1・0】と得意だ。好位付けの安定した脚質で、直線で危なげなく抜け出してくるはずだ。
〔5〕阪神JF
この舞台は実距離以上のスタミナと底力を要求される舞台。コース改修後の5年で、勝ち馬から後のオークス馬が3頭、ダービー馬1頭が出ているように、クラシックディスタンスを乗り切れる血統的な背景が必要になってくる。サウンドオブハートは血統的にスピードとスタミナに加えて底力も備える配合で、勝ち馬たる資格は十分。
レースセンスは非凡で末脚をためて直線で弾けるデビュー2連勝の内容を考えても、直線が長い阪神外回りは歓迎材料だ。
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