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カラオケを何故「カラオケ」と言うかと言えば、正解は「空オーケストラ」、つまり“歌がない”伴奏だけの空っぽのオーケストラだからだが、日本で生まれた娯楽とはいえ、日本人という民族はよくよくカラオケが好きな民族のようだ。先日、校舎で開かれた大学合格の報告会の場で、合格体験を語ってくれた高3生も、「ストレス発散には一人カラオケに行っていました」などと話してくれた(笑)。
(一人でカラオケに行くんだ……)などと思いつつ、ふと頭に思い浮かんだのは、我々オヤジ世代であれば一度は聞いたことがある“十八番”という表現。「じゅうはちばん」とも「おはこ」とも読むこの言葉、ある人の得意を指して使うことは分かるが、なぜ「18番」なのだろう? と思ったのだ。
私は何かに疑問を抱く時、たいていの場合その答えを推測するが、今回ばかりは全く見当もつかなかった。理由を調べて納得したが、皆さんは「十八番」の語源をご存知だろうか。
歌舞伎で、江戸時代に市川家の初代・二代目・四代目の團十郎がそれぞれ得意とした演目18種を七代目團十郎が選び、「歌舞伎十八番」と呼んだことに由来しているらしいのだ。また、この演目の台本を家宝として大事に「御箱」に入れて保管したことから「おはこ」と読むようになった、とモノの本には書いてあった。
先週紹介した幕の内弁当もそうだが伝統芸能の力というのは凄い。時をして大衆に受け入れられ、文化を創るということはこういうことなのだ、と思い知らされたような今回の調べ物であった。
さて、18番と言えば歌舞伎の“お家芸”を指すが、お家芸と言えば競馬で、特に今週日曜、中京競馬場のメイン競走として開催されるG1高松宮記念といえば、まさにこのレース条件を得意(おはこ)とする馬が大活躍するレース。今年2鞍目のG1予想にあたり、今日は“おはこ”金言を紹介するとしよう。
曰く「高松宮記念は芝1200mがオハコの馬」。
あまりに当たり前の結論ではあるが、芝の1200mG1である高松宮記念には、瞬発力、スピードの両方において究極の能力が求められ、あの3冠馬、ナリタブライアンですらはね退けられたように、この舞台でこそ生きる、という馬にしか勝てないG1レースなのだ。
トウシンマカオは芝1200mの重賞を2連勝中。新馬戦を除く15戦の中でこの条件で重賞3勝、リステッド競走を含め全4勝。これまでのキャリアで勝ち鞍は6なので67%がこの条件であり、“芝1200mの鬼”と言っても過言ではない。58kgの斤量も既に克服済なので、昨年15着のうっぷんを晴らし、今年はやってくれそうだ。
カラオケの「おはこ」はないが、行き帰りの車の中は大概、誰に披露するアテがあるわけでもなく眠気防止で歌を歌っている私。好きな歌をCDに合わせて歌っている時はやはり気持ちがいいものだ(笑)。馬も、得意の条件を走る時はやはり気分が良いものなのだろうか。答えはトウシンマカオと友だちになり、訊いてみる以外にはない(笑)。
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