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12月3日の中山5R(2歳新馬、芝2000メートル、16頭立て)は石川裕紀人騎手の2番人気クリスマスパレード(牝、美浦・加藤士津八厩舎)が2番手追走から勝負どころの3、4コーナーで先頭に並びかけると、直線で一気に抜け出してデビュー勝ちを飾った。タイムは2分0秒7(良)。
1馬身1/4差の2着には中団から押し上げたパシフィックハイツ(4番人気)が続き、さらに1馬身1/4差の3着にグランアトミカ(3番人気)が入った。
クリスマスパレードは父キタサンブラック、母ミスエリカ、母の父Blameという血統。
◆石川裕紀人騎手(1着 クリスマスパレード)「調教には乗っていなかったけど、特徴は聞いていました。牝馬らしいピリッとしたところがあるけど、競馬に行ったらしぶいところがあったので、追っ付け追っ付けでしたね。先行力があるように見えるけど、新馬という感じで促しながらでした。道中で2回くらい気を抜きそうなところがあったので、4コーナーで火がついたところで行かせました。雑な競馬にはなったけど、それで振り切ってくれたあたり能力がありますね。フワフワした中での内容でしたし、今日は能力だけで勝ったようなものです」
◆加藤士津八調教師(同)「ゲートで待たされたけど、冷静に出てくれました。練習では出なかったのに、実戦向きなのかもしれません。道中はフワフワしていたし、まだ緩さもあるので、これで良くなってくると思います。距離ももちそうです」
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