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浜中俊(34)=栗・フリー=騎乗で1番人気のナムラクレアが、中団の外めから差し切り1馬身差の快勝。重賞4勝目をあげて、スプリンターズS(10月1日、中山、GⅠ、芝1200メートル)に向けて弾みをつけた。2着には逃げた8番人気のシナモンスティック、3着には2番人気のトウシンマカオが入った。
芝が飛び散るほどの重馬場も、女王にしてみれば朝飯前だ。ナムラクレアが力強い末脚で芝6ハロンの重賞4勝目。検量室に引き揚げてくる際、浜中騎手は人さし指を立てて喜びを表現した。
「強かったと思います。休み明けでしたが、厩舎が上手に仕上げてくれて、何の不安もなくレースに臨めました。イメージに近い競馬ができました」
昼過ぎに降った大雨で内の馬場は壊滅的。鞍上は⑭番枠を生かして、馬場の比較的きれいな中団の外めに構えた。3コーナー過ぎから徐々に進出すると、直線は大外にエスコート。上がり3ハロン最速35秒2の末脚で、逃げ粘る2着シナモンスティックを1馬身突き放した。見守った長谷川調教師も「最後の脚には自信がありました。これだけ着差をつけてくれたし、陣営としてはすごく大きい1勝」と手放しで喜んだ。
今回は栗東→函館→札幌と場所を移しての調整。それでも環境の変化にしっかり順応し、タイトルをまた一つ積み重ねた。指揮官は「お姉さんになってきましたね。精神力の強さが彼女のいいところです」とメンタル面の成長を実感した。
昨年はサマースプリント女王の座に輝き、今年もシルクロードSを制し、高松宮記念でも2着。大目標のスプリンターズSに向けて、この上ない内容で前哨戦を終え、短距離界の主役へと近づいた。「あと一歩のところまで来ていますし、何とか次はGⅠを、と思っています」と主戦は頂点を見据えた。北都で最高のステップを踏んだナムラクレアがこの秋、大きな勲章を手に入れる。(綿越亮介)
■ナムラクレア 父ミッキーアイル、母サンクイーンⅡ、母の父ストームキャット。青鹿毛の牝4歳。栗東・長谷川浩大厩舎所属。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬。馬主は奈村睦弘氏。戦績14戦5勝。獲得賞金3億4910万4000円。重賞は2021年GⅢ小倉2歳S、22年GⅢ函館スプリントS、23年GⅢシルクロードSに次いで4勝目。キーンランドCは長谷川浩大調教師、浜中俊騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+女性名より」。
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