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今テレビで流れているJRAのCMをご存じだろうか?佐々木蔵之介さん、長澤まさみさん、見上愛さんの3人が出演しているCMで「Hero is coming」(ヒーローがやって来る)というやつだ。
最近流れているバージョンでは移動店舗のタコス屋に向かう2人が競走馬の脚質について説明している。スタートからポンと出てそのまま先頭を譲らず走り切ってしまう“逃げ切り”、最後の直線で一気に馬群を割って、あるいは大外をブン回して突き抜けて勝つ “差し切り”。
競馬を始めた当初は、ミスターシービーの様な派手な追い込み馬や、サイレンススズカの様な徹底先行型の逃げ馬が好きだったが、やがて競馬が分かるようになるにつれ、一番強いのは実は逃げ馬の直後につける先行馬で、レース自体は見ても派手さの一つもない脚質の馬だと分かるようになった。
それがつまりはシンボリルドルフであり、先週のダービーを勝ったタスティエーラだ。
以前にもこの記事で紹介したが先行最強論は今やどのスポーツにも当てはまる考え方で、例えば私の悪友の一人I田氏が得意とする競輪でもそれは一緒だ。
先頭を走る選手はマラソンでも競輪でも競馬でもF1でも、結構な風を受ける。“風を切って走る”と言えばカッコいいが、実際は風の抵抗を受ける分、他の選手、特に自分を盾に真後ろを走る選手と比べて無駄な力が必要なわけで、それゆえに競輪では先頭を走る選手の直後につける選手の位置取りを「番手絶好」と表現したりする。
最近見なくなってしまったが、大学生の頃に見たF1のレースでも、強い選手が前を走る車の直後につけた瞬間、実況中継で「スリップストリームに入った~!」などと言うとゾクゾクしたものだ(笑)。
さて、先行最強は競馬でも概ね正解なのだが、今週末メイン、鳴尾記念が行われる阪神競馬場の芝2000mは特にその傾向が強い。それでは今週の格言を紹介しよう。
曰く「阪神芝2000は先行」。
鳴尾記念過去5年の3着以内馬15頭の4角位置取りを見てみると5番手以内に入っていた馬が66.7%10頭だ。残る5頭のうち3頭は7番手で、このレースを本当に後ろから追い込んで馬券圏内に来たのは2020年のレッドジェニアル(4角13番手から3着)唯一頭である。
カラテは前走、不良馬場の新潟大賞典を5番手から抜け出し快勝。この時背負った斤量は59キロだ。当日雨が降っていたことを考えれば鞍やジョッキーの勝負服、ゼッケン含めて雨を吸った分重くなっていた筈で、この日カラテは恐らく実質60キロ以上の斤量で3着馬に8馬身の差をつけて勝ったことになる。レーティング114はG3としては異常なくらいに高く、ちょっとしたG1の勝ち馬並みの値だ。
台風の接近もあり梅雨入りも予測される今週末。条件はカラテに味方する上に今回背負う斤量は57キロ。これで勝たなくしてどの条件で勝つというのか。
メンバーも手薄。洗濯日和ではないが、鬼の居ぬ間に洗濯するのならば、チャンスは今しかない。
(文:のら~り)
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