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5月28日の東京11Rで行われた第90回日本ダービー(3歳オープン、牡・牝、GI、芝2400メートル、定量、18頭立て、1着賞金=3億円)は、ダミアン・レーン騎手の4番人気タスティエーラ(牡、美浦・堀宣行厩舎)が大接戦を制し、皐月賞2着から逆転で2020年に生まれたサラブレッド7708頭の頂点に立った。タイムは2分25秒2(良)。
プリンシパルS覇者のパクスオトマニカ(17番人気)は、発走直後に起きた隣枠のドゥラエレーデの落馬に少影響受けたものの、スピードを上げて一気に先頭をうかがう。向こう正面に入るとさらに飛ばして後続に10馬身ほどのリードを広げ、直線に入ったが、残り200メートルあたりで捕まると力尽きて13着に敗れた。
◆田辺裕信騎手「落馬の影響で少し躊躇(ちょうちょ)したところはありましたが、二の脚で挽回できました。自分の形で運び、直線でも反応がありましたし、面白いかなと思ったのですけど、ラストで脚が上がりました。いい競馬をしましたよ」
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