中央競馬ニュース

【POG牧場取材秘話】ノーザンファーム早来/牡馬編

 0   1   2,385
シェアする  x facebook LINEで送る
【POG牧場取材秘話】ノーザンファーム早来/牡馬編

週刊Gallop臨時増刊『丸ごとPOG 2023~2024』の発売日(4月24日)が迫ってきました。編集作業はまさに佳境。編集部員、カメラ班、現場記者、営業スタッフが眠い目をこすりつつ、「皆さんにより良い情報を」と頑張っております。発売までもうしばらくお待ちください。

〝丸ごと〟発売を前に、今回は「早出し情報」をお届けします!! 記者は今年もノーザンファーム早来&空港牧場を徹底取材。掲載される馬の情報は雑誌を見ていただくとして、ここでは、雑誌に写真が掲載されない、その他の有力馬をこっそりお教えします。

今回はノーザンファーム早来の牡馬編。育成厩舎ごとに秘密兵器を紹介していきましょう。まずは小笠原博厩舎。ここには何と、2020年の凱旋門賞馬ソットサスの全弟シンエンペラー(栗東・矢作芳人厩舎、父Siyouni、母Starlet’s Sister)が在厩しています。「すごくいい馬ですね。まだ坂路で3ハロン47~48秒程度の調整ですが、芯が入ってきたら、さらにグンッと良くなってきそう。スピード、軽さが特徴的。折り合い面も全く問題ないので、距離ももつと思います」と小笠原厩舎長。6月以降の本州移動を目指しています。馬体重457キロ。

山内大輔厩舎からは、ルーラーシップ産駒のカズヴィトシャ(栗東・高柳大輔厩舎、母ボンジュールココロ)とバスターコール(美浦・田村康仁厩舎、母デグラーティア)を。前者は「父に似ていて好馬体の持ち主」で、後者は「(小倉2歳Sを勝った)母と同じくいいスピードを持っている」とのこと。2頭ともにトレセンでゲート試験に合格しており、早期デビューが視野に入っています。


桑田裕規厩舎では、大阪杯を勝ったポタジェ、重賞4勝を挙げたルージュバックの半弟にあたるシトラール(美浦・萩原清厩舎、父スワーヴリチャード、母ジンジャーパンチ)の評判が上々でした。こちらも美浦トレセンでゲート試験に合格していますが、送り出す前には坂路で3ハロン43~44秒の時計を楽に出せていたとのこと。まだまだ成長の余地を残しているものの、順調なら早期デビューが期待できます。

木村浩崇厩舎では、グレッソネイ(栗東・高野友和厩舎、父モーリス、母アドマイヤローザ)、注目の白毛馬アマンテビアンコ(美浦・宮田敬介厩舎、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン)がやはりゲート試験に合格しているので、早期からの活躍が見込めます。

その他の各牧場の情報や、トレセンの取材による感触は『丸ごとPOG2023~24』に詳しく掲載されますので、どうぞお楽しみに!(週刊Gallop・渡邊武仁)



この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月5日()
NHKマイル G1
新潟大賞典 G3
5月4日()
京都新聞杯 G2

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る