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2022年度の新規騎手免許試験の合格者が8日に発表され、小牧太騎手(54)=栗・フリー=の長男で、馬術競技で活躍している小牧加矢太(かやた)さん(25)が障害ジョッキーとして合格した。また、JRA現役4人目の女性ジョッキーとなる今村聖奈さん(18)ら、9人の競馬学校卒業生はこの日、千葉県白井市にある競馬学校の卒業式に出席。計10人の合格者は3月1日付で騎手免許を取得し、5日にもJRA騎手デビューする。
異例のルーキーが誕生だ。小牧太騎手の長男で、障害の馬術競技で活躍している小牧加矢太さんが、障害騎手として合格。競馬学校を卒業せず、地方や海外でも騎手経験がない受験者が、JRAの騎手試験に合格するのは史上初。家族そろった自宅で吉報を受け、胸をなで下した。
「新たな挑戦だったので、分からないことが多くて最後までドキドキした気持ちでした。ほっとしました」
中学卒業後はJRAの競馬学校を受験するも、体が大きかったため一度は断念。馬術競技の選手として腕を磨き、2020年には全日本障害飛越選手権で優勝するなど、障害のトップライダーとして活躍した。それでも夢を諦めきれず、父からJRAの騎手試験を受けられることを聞いて再度、受験を決意。地方及び海外の騎手免許をもたない者は、平地だと体重が49キロ以下が基準となるが、障害なら55キロ以下でクリアできた。千葉県の北総乗馬クラブで、JRAの現役馬に障害調教をつけたこともいい経験となった。
「幼少期から憧れの職業でした。馬術競技で培った、障害を飛ぶことに関する技術には自信がありましたし、自分に活躍できるのはここしかないと思っていました」。たゆまぬ努力と強い決意で、道を切り開いた。
「変わった形で入っているので、僕しかできない、特技を生かす騎手になりたい」。平地の免許は取得せず、3月から障害専門騎手としてデビュー。25歳のルーキーが、障害界に新風を吹き込む。(長田良三)
小牧 加矢太(こまき・かやた)1996(平成8)年12月24日生まれ、25歳。兵庫県出身。障害馬術の選手として活躍し、2013年ジュニアライダー障害飛越選手権、16年ヤングライダー障害飛越選手権、20年全日本障害飛越選手権を優勝するなど、輝かしい戦績をおさめた。父はJRA所属の小牧太騎手。
◆父の小牧太騎手「ほっとしたね。大丈夫やと思っていたけど、結果を聞かないことにはね。けがなく無事に乗れたらいい。ライバルではないけど、かっこよく、スマートに乗ってほしい。お祝いしないとね。親父、吐くまで飲みます」
★父、兄に続いた角田大河君…最も優秀な成績だった生徒に贈られる「アイルランド大使特別賞」は、角田大河君が獲得した。父が元騎手の角田晃一調教師、兄が昨年デビューした角田大和騎手。父の姿に憧れて騎手を目指した。「誰からも信頼されるような結果を残し続けられる騎手になりたいです。勝ち星を積み重ねていけるように頑張ります」と抱負を語った。
★川端海翼君が年間王者…JRA競馬学校では、卒業式前に騎手課程38期生による最後の模擬レースがダート1700メートルを舞台に行われた。勝ったのはワンダーヴィーブルに騎乗した川端海翼君で7馬身差の圧勝。2着はブリュンヒルデに騎乗した水沼元輝君だった。この結果、川端君は模擬レースの年間チャンピオンに輝いた。
【卒業生喜びの声】
◆大久保友雅君「社会人としてきちんと責任を持ち、プロの騎手としてたくさんの騎乗依頼をいただき、勝てる騎手になりたい」
◆川端海翼君「多くの方から信頼され、GIをたくさん勝てる騎手になりたい」
◆佐々木大輔君「乗せていただくレース一つ一つを大切にし、たくさん学び、吸収し、一つでも多く勝てるように精進したい」
◆土田真翔君「一つでも多くの勝ち星を挙げ、日本だけでなく世界でも活躍できる騎手になりたい」
◆西塚洸二君「騎乗技術が高く、コミュニケーション能力がある騎手になりたい。新人賞を目指したい」
◆水沼元輝君「騎乗だけでなく、人として信頼してもらえるように。外国人にも負けない騎手になりたい」
◆鷲頭虎太君「常に謙虚な気持ちを忘れず、関係者、ファンの皆様に信頼される騎手になりたい」
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