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まさかの黒星だ。凱旋門賞の前哨戦、ヴェルメイユ賞(GI、3歳上牝馬、1着賞金34万2840ユーロ=約4457万円)がフランスのパリロンシャン競馬場で7頭によって争われ、ディープインパクト産駒で日本生まれのスノーフォール(愛=A・オブライエン、牝3)が圧倒的な支持を受けながら2着に敗れ、英、愛、ヨークシャーオークスを含めて続いた連勝は4でストップした。
英オークス時のL・デットーリ騎手と再びコンビを組み、スローペースの中、4番手を追走。スムーズに走っているようにも見えたが、直線でこれまでのような瞬発力を発揮できず、2~3番手から先に抜け出していたO・ペリエ騎手騎乗のティオナ(英=R・ヴェリアン、牝3)に1馬身半差をつけられてゴール。「瞬発力勝負になり、後ろから行ったぶん、差を詰められなかった」とデットーリ騎手は振り返った。7戦1勝の2歳時と一転して今年は4戦全勝だったが、スノーフォールの敗戦で凱旋門賞は一気に混戦ムードになってきた。
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