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香港GI・クイーンエリザベスIICでGI2勝目を挙げたラヴズオンリーユー(栗・矢作、牝5)が12日、函館競馬場で札幌記念(22日、札幌、GII、芝2000メートル)に向けて1週前追い切りを行った。川田騎手を背に芝コースでの併せ馬は、リーゼントジャンボ(未勝利)を10馬身以上追走する形でスタート。徐々に差を詰めて直線に向くと、ゴール前で仕掛けられてグンと加速して外から一気にかわす。4ハロン52秒6-11秒4をマークして悠々と2馬身先着した。矢作調教師は「1週前なので思い切り負荷をかけて、バランスも良く動きも良かった。2週続けて本馬場でやって中身が詰まっている感じ。体重はあるけど、太くなくてすっきり見せている」とうなずいた。
今秋は米GI・ブリーダーズCフィリー&メアターフ(11月6日、デルマー、芝2200メートル)を目標に定めている。トレーナーは「力の要る芝はいいんじゃないかな。デルマーもそういうイメージで、先を見据える意味でもいいと思う。BCまで使わないつもりなので、全力投球でいきます」と結んだ。
★ラヴズオンリーユーの競走成績はこちら
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