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暮れのJRAダート王決定戦「第21回チャンピオンズC」で、国内8戦負け知らずのクリソベリルが連覇を狙う。今年の帝王賞、JBCクラシックとも文句なしの勝ちっぷりで、敵はいないような情勢。音無秀孝調教師(66)も落ち着いて決戦のときを待つ。
◇
--前走のJBCクラシックは6月の帝王賞以来だったが、終わってみれば圧勝
音無秀孝調教師「休み明けだったけど、夏を北海道で過ごし、いい状態で出走できた。スタートがうまく決まり、見ていて安心感のあるレース内容だったね」
--前走からは約1カ月。デビュー以来、最も短いスパンになる
「調整はしやすかったね。ただ、2週前には坂路で速い時計が出ていたが、1週前はテンの入りがゆっくりになり、全体の時計が遅くなった。今週は先週くらいの時計を出したかったんだが、1Fの入りが遅く、4F54秒0。しっかり併せるという課題はクリアできたが、全体の時計が遅かったので、レース前日に大きめをやろうと思う」
--中京ダート1800メートルは
「得意なコースといえる。1、2コーナーが小回りでペースダウンするので、前へ行っている馬が有利になるからね」
--10&11年のトランセンド(ジャパンCダート)以来の連覇がかかる
「昨年は3歳で粗削りなところがありながらも勝てた。4歳の今年は、もう少ししっかりしていると思う。昨年のようなレースができれば勝てると思っているけどね」
--国内では負け知らず。連勝も“9”に伸ばしたい
「(今年2月の)サウジCで負けているから、連勝にはこだわっていないよ。去年のこのレースの前も、“そろそろ負けるころかな”と言っていたんだ。ただ去年のチャンピオンだし、最優秀ダート馬にも輝いた。それにふさわしい成績を収めたいと思う」(夕刊フジ)
★チャンピオンズCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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