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チャンピオンズCが6日、中京競馬場で16頭によって争われ、4番人気のチュウワウィザードが、中団追走から上がり最速タイの末脚で差し切り、JRA・GI初制覇(交流GI含め3勝目)を果たした。今後は優先出走権を獲得したサウジカップ(2月20日、キングアブドゥルアジーズ、ダ1800メートル)を含む海外遠征や、連覇がかかる川崎記念(1月27日、川崎、交流GI、ダ2100メートル)が視野に入る。2着は3番人気ゴールドドリームで、3着は10番人気インティ。単勝1・4倍の1番人気に支持されたクリソベリルは4着に終わった。
力強い末脚で突き抜けた。チュウワウィザードが4度目の直接対決でついにクリソベリルを撃破。砂の新王者に導いた戸崎騎手が空に向かって右手を突き上げた。
「非常にうれしいですね。追ってしぶとい馬なので、外を回して(アクセルを)踏んでいって、力を出してくれた。この馬の力で勝たせてもらいました」
8番手追走から徐々にポジションを上げ、3、4コーナーの勝負どころでは国内8戦無敗のクリソベリルを徹底マーク。事前の作戦通りのレース運びで、直線では早々とライバルをかわした。あとは、前を行くインティを捕らえるのみ。ラスト100メートル手前で先頭に立つと、2着ゴールドドリームに2馬身半差をつけて押し切った。
昨年のこのレースでは1歳後輩のクリソベリルの後塵(こうじん)を拝し、4着。今年も帝王賞(3着)、JBCクラシック(3着)と苦杯をなめてきた。道中2番手を進んだことで目標にされ、差し切られた前走の反省から、今回はこちらがマークする側に。“4度目の正直”でリベンジを果たし、GI3勝目にして初のJRA・GIタイトルをつかんだ。
戸崎騎手も喜びひとしおだ。昨年11月のJBCレディスクラシックで落馬し、右肘開放骨折の重傷。半年のブランクを経て今年5月にようやく復帰を果たした。「手術後の痛みは半端じゃなかったですし、自分の腕が動かなかったときは『本当にまた騎乗できるようになるのか』と…」と振り返る。GI制覇は18年皐月賞(エポカドーロ)以来、約2年半ぶり。「とてもうれしく、感慨深い勝利。たくさんの方々に感謝をしたいです」と完全復活を告げる1勝に笑みが浮かんだ。
GI馬8頭が集まった砂の王者決定戦を快勝し、サウジカップの優先出走権を獲得。今後について大久保調教師は「今年の春はコロナで海外に行けなかった。馬が元気なら、それも選択肢のひとつ」と海外に打って出る可能性を示唆した。当初の予定だった川崎記念や、ドバイ国際競走(3月27日、メイダン)などの選択肢も含め、夢は広がるばかりだ。(山口大輝)
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■チュウワウィザード 父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム、母の父デュランダル。青鹿毛の牡5歳。栗東・大久保龍志厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は中西忍氏。戦績18戦10勝(うち地方7戦4勝)。獲得賞金4億9102万1000円(うち地方2億5200万円)。重賞は2018年交流GII名古屋グランプリ、19年交流GIIダイオライト記念、GIII平安S、交流GIJBCクラシック、20年交流GI川崎記念に次いで6勝目。チャンピオンズCは大久保龍志調教師、戸崎圭太騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+魔法使い」。
★GIの売り上げ、入場者 チャンピオンズCの売り上げ金は151億7802万3800円で、昨年比97・9%と微減。入場者は1915人(うち有料入場人員1669人)だった。
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