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11月3日の門別9Rで行われた第1回JBC2歳優駿(2歳オープン、交流GIII、ダート・右1800メートル、定量、14頭立て、1着賞金=3000万円)は、石川倭(やまと)騎手騎乗の6番人気ラッキードリーム(牡、北海道・林和弘厩舎)が道中は中団追走から、直線では力強い脚どりで抜け出し、最後はこちらも地元の13番人気トランセンデンスの追撃をクビ差退けて快勝。同レース初代王者の座に就いた。タイムは1分53秒4(不良)。
2着馬からさらに1馬身遅れた3着にはJRA所属のレイニーデイ(4番人気)が入った。
JBC2歳優駿を勝ったラッキードリームは、父シニスターミニスター、母サクラスリール、母の父ファンタスティックライトという血統。北海道新ひだか町・谷岡牧場の生産馬で、馬主は林正夫氏。通算成績は6戦4勝(うち中央1戦0勝)。重賞は2020年のサッポロクラシックカップ(H2)に次いで2勝目。
◆石川倭騎手(1着 ラッキードリーム)「先行馬の後ろで進められてイメージ通りの競馬ができました。抜け出してから外から来ているのはわかっていたので、最後まで気が抜けませんでした。僕の指示に従ってくれて、非常に乗りやすい馬です。これからいろんなところに挑戦していくと思いますが、頑張ってほしいと思います」
◆岩橋勇騎手(2着 トランセンデンス)「長くいい脚を使ってくれたが、最後の50メートルで止まってしまった。馬はよく走っている」
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