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過去のデータを分析し、注目馬を導き出す『ZBAT!ピックアップデータ』。オークスでのイチオシは、昨年の2歳女王のダノンファンタジーだ。今年、川田騎手と中内田厩舎のコンビは重賞5勝を含む15勝をマーク。驚異の勝率45・5%を誇る強力タッグが、樫の女王へ導く。
今年のオークスは混戦ムード。データからは昨年の2歳女王・ダノンファンタジーに注目だ。
現在、61勝でリーディングトップを快走する川田騎手、27勝で2位の中内田厩舎という強力タッグ。今年、その両者がコンビを組めば【15・5・2・11】で、勝率45・5%、連対率60・6%と驚異の数字を残している。重賞に限っても【5・1・0・5】と信頼度は変わらず、回収率も単勝181%、複勝131%とプラス。前走の桜花賞4着で、人気を落とすようなら馬券的な妙味も十分だ。
気性的に前向きなタイプで、2400メートルの距離に関しては「不安半分、応援半分」と中内田調教師が語るように、ベストとはいえない。ただ、全馬が初距離だけに、能力でクリアする可能性は十分にある。また、陣営は中間の調整も工夫。強い調教を課さず、テンションを上げないように仕上げてきた。
「丁寧に、りきまずリズムよくいけるように、日々取り組んできました。GIで相手もそろっていますが、ヒケを取らない能力があると思っています」と指揮官はリベンジを期す。
16日に発表された枠順は真ん中の〔4〕枠(8)番。猿橋助手は「決められた枠でやるだけです」と力強くうなずいた。桜花賞での悔しさを糧に、2歳女王がプライドをみせつける。
★オークスの枠順はこちら 調教タイムも掲載
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