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5/5(月祝)船橋競馬場で行われた第26回かしわ記念(統一G1・ダ1600m)は、2番人気に推されたコパノリッキーが優勝。勝ち時計は1分39秒2(良)。
JRAから、今年のフェブラリーステークスの覇者コパノリッキー、古豪ワンダーアキュートら5頭を迎え8頭立てて行われた第26回かしわ記念は、コパノリッキーがスタートで後手を踏む波乱含みの幕開けに。
好発を決めたセイクリムズンがハナを奪って、直後に3番人気ゴールスキー。3番手に1番人気ワンダーアキュートが続き、アドマイヤロイヤルが4番手の追走。出遅れたコパノリッキーはJRA勢の中では最後方の5番手の位置取り。ここから少し開いてコンノート、タッチデュールが続き、最後方ケイアイサンダーの態勢で馬群は向正面をゆったりとしたペースで流れていきます。
3角を過ぎて先団5頭の中からアドマイヤロイヤルが徐々に後退。4番手に上がったコパノリッキーは、手応え良く持ったまま進出を開始。内からセイクリムズン、ゴールスキー、ワンダーアキュート、コパノリッキーと4頭が一団の態勢で直線へ。
1番人気ワンダーアキュートの手応えが怪しくなる一方で、最外のコパノリッキーは抜群の手応えで一気に先頭へ躍り出ます。内で盛り返しを見せるセイクリムズン、中ゴールスキー、外ワンダーアキュートの2着争いを尻目に、悠々抜け出したコパノリッキーが最後は2馬身差を付けて完勝V。2着はセイクリムズン。ハナ差の3着にワンダーアキュートが入っています。
勝ったコパノリッキーは、前走・フェブラリーステークスに続く連勝でG1・2勝目。その前走は最低人気での逃げ切りV。しかし今回は人気を背負って臨んだレースであったことに加え、スタートで出負けするというハプニングから最後差し切っての勝利と、前走がフロックではないことを証明するには十分すぎる内容でのG1制覇となった。ダート界の新星コパノリッキーのさらなる飛躍に期待が掛かる。
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