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早いもので今回でこのコラムも50話。
ビシっと当てておきたかったが・・・。
12.1-10.9-11.3-12.3-12.0-12.0-12.1-11.5-11.6-12.1=1.57.9
(34.3-48.4-35.2) ▼6△1△5 瞬発戦
前走ハナを切れずレースにならなかったオースミスパーク。
そして前走スタートで後手を踏み先行出来ずに3着だったサンライズベガ。
(1番人気で3着なので人気には応えられなかった格好)
この2頭の「前走の失敗は繰り返さない」という思いと、これにメイショウレガーロのスパイスが加わったことでテンの3Fは34.3秒、4Fは46.6秒とかなり速い流れになりました。
近年よりも0.5秒から1秒ほど速いペースで05年と同等な速さです。
その05年はグリーンプレジャーが向正面に入っても飛ばしまくって前半の1000mが58.4秒。
3コーナーでは既に歩く始末で勝ち馬から3秒も離れたシンガリ負けでした。
結局その05年は追い込み馬2頭のワンツー決着となっています。
(要はハイペースの前潰れですね)
ならば今年も追い込み馬の出番か?
と考えれますが今年の場合はちょっと違います。
今年は逃げたオースミスパークが6番人気(11.8倍)というのがミソです。
乗り方次第で勝ち負け出来る逃げ馬ということです。
今日は前半速すぎたのを騎手が感じ取れたのではないでしょうか。
「このペースでは潰れる」と。
(2コーナーが下り坂ということもあり)近年の小倉記念は向正面に入るとペースUPするのですがオースミスパーク騎乗の藤岡康Jはペースを上げず脚を溜めます。
向正面から3コーナーまでのラップは
12.0-12.0-12.1
という流れでした。
近年の平均ラップは
12.0-11.8-11.8
というものです。
この区間が今年の小倉記念の特徴と言えるでしょう。
この溜めによって3~4コーナー区間で▼6という加速が生じ例年に比べて瞬発力が問われるレースとなりました。
個人的には藤岡康Jは非常に上手い乗り方だったと思います。
いかんせん騎乗している馬がオースミスパークというのが問題。
この馬は瞬発力が足りません。
直線に入ると一気に交わされ13着と大敗。
結果は出ませんでしたがあのまま行っても駄目だったでしょう。
向正面で溜めが出来たために出番が回ってきたのが好位差しグループの馬。
3~4コーナーで▼6の加速区間にポジションを押し上げることが出来た(コーナーで加速した)馬が1着のニホンピロレガーロであり2着のバトルバニヤンでした。
バトルバニヤンは前走の七夕賞とほぼ同じレースを再現していてほぼ満点に近い騎乗内容だったでしょう。
しかし、もっと上手かったのはニホンピロレガーロ&酒井J。
近走はほとんど後方での競馬に徹していましたがスタート良く飛び出し進路を内に取ります。
1コーナーを回る時には中団の7番手に付けることが出来ました。
このスタート区間で大外枠の不利を克服することに成功。
2400や3000でも勝ち負け出来るスタミナがあるのでテンで脚を使っても終いはなんとかなるという計算だったのではないでしょうか。
そしてこの馬の特徴は長くいい脚が使えること。
その特徴を活かすような騎乗(早目スパート)で功を奏す結果となりました。
長年コンビを組んできた信頼関係が重賞初制覇の勲章をもたらすことになったのだと思います。
バトルバニヤンとのハナ差はその差だったのではないでしょうか。
7歳馬ですがまだまだ前進可能だと思います。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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