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21日の東京5R2歳新馬(芝1600メートル)は、池添謙一騎手騎乗の13番人気ラミーロ(牡、美浦・和田雄二厩舎)が3番手追走から抜け出して波乱を演出した。タイムは1分37秒6(良)。
ムーンビューティが絶好のスタートを切ってハナに立つと、同じ勝負服のマイネルクレイモアが外から2番手に並びかける。ラミーロが3番手につけて、1番人気のマックヴァンは中団の後ろで外を追走した。直線に向くとバラバラになっての末脚比べとなるが、外を回って3番手から抜け出したラミーロが先頭に立ち、マイネルクレイモアとの追い比べに持ち込む。最後まで2番人気馬との競り合いに屈しなかった伏兵ラミーロが初陣を飾り、波乱を呼んだ。クビ差の2着がマイネルクレイモアで、さらに3馬身差の3着が4番人気のスプリームゴールドだった。ラミーロを管理する和田雄二調教師は開幕週も東京の新馬戦で人気薄の1、2着馬を送り出しており、波乱を続々と演出している。
ラミーロは、父アサクサデンエン、母アラハ、母の父アドマイヤベガという血統。
池添騎手は「いいポジションが取れたし、道中もリズム良く走ってくれました。仕掛けてからの反応も良く、2着馬を一瞬でかわしてくれましたね。その後も物見せず走ってくれて、初戦の内容としてはよかったと思います。少しカリカリしている面があるので、落ち着いていければ今後も楽しみです」と会心の新馬勝ちを振り返っていた。
★21日東京5R「2歳新馬」の結果はこちら
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