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週末に中山競馬場で行われる弥生賞で、昨年の日本ダービー馬ワグネリアンの全弟カントルが、皐月賞(4月14日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権獲得に挑む。粗削りながら一戦ごとに進境を示し、前走のセントポーリア賞で2勝目をマーク。昨年は兄が2着だった前哨戦で、クラシックへの扉をこじ開ける。
偉大な兄の背中を追うカントルにとって、ターニングポイントとなる重賞初挑戦だ。藤原英調教師の言葉にも力が入る。
「能力は間違いないが、いろいろ難しい。今回は間隔を詰めて使うから(優先出走権が与えられる)3着までにこないとな。(クラシックに)出さないとあかん」
昨年の日本ダービーを制したワグネリアンの全弟として、大きな期待を背負ってデビューした。だが、3連勝で重賞初勝利(東スポ杯2歳S)を飾った優等生の兄に比べ、弟はやんちゃなタイプだ。初戦は行き脚がついて先手を奪ったが、幼さを見せてゴール前で追うことができず2着。2戦目は初勝利を挙げたとはいえ出遅れ、前走のセントポーリア賞(500万下)では最後の直線で抜け出してから遊んでいた。まだまだ課題は多いが、それゆえに底知れぬ能力を感じさせる。
担当の荻野助手は「他(の馬)とは背中の感じが違って、パワーがすごい。前走でも“もう少し集中して走れれば”という中で勝てるのは、能力があるから」と大物ぶりを証言。さらに「レースで覚えないといけないことがたくさんあるから、使うごとに良くなる部分が多い。経験していくことが、プラスでしかない」と続けた。デビューから月1走ペースだが、実戦経験を重ねるメリットは大きいようだ。
20日の1週前追い切りでは、M・デムーロ騎手を背にCWコースで6ハロン85秒2-12秒3。重馬場をものともせず、もやを切り裂くようなラストの力強い伸びが目を引いた。かなりの上積みが見込めそうで、荻野助手は「これからどんどんよくなるよ」と結んだ。
日本ダービー馬のひとつ下のきょうだいは、2001年のアグネスタキオン(全兄アグネスフライト)が皐月賞を制して以来、クラシック初戦のゲートインを果たせていない。そんなジンクスをも打ち破り、カントルが大舞台への切符をつかみ取る。 (川端亮平)
★弥生賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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